あらすじ
神宮前情報社のアンナ、ヨーコ、ノアのもとに「ウドブノ」が転がり込んだ。これを日本に持ち込ませたのはヤクザの白瀬たち。元々の所有者であるロシアの組織は取引の不具合を怒り、チョルト=暗殺者を送り込んできた。一方で、元警官で絵図師の津屋崎は、アンナたちにウドブノを白瀬に売れば5000万円になると持ち掛ける。簡単ではないし、勝ち目も薄い。騙し騙され、二転三転するウドブノ争奪戦。もう誰も後には引けない!
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Posted by ブクログ
62個の作者らしい無慈悲な痛いシーンも多いけど、登場人物が結構クールでカラッとしているから湿っぽく無くライトなハードボイルド風に仕上がっていてとても面白く読めた。このチームの続編はないかな?
Posted by ブクログ
ロシア人が持ってきた高価だとされるウドブノを巡って,小さな探偵社のアンナ,ノア,ヨーコがやくざの白瀬や三田村たちと繰り広げる戦いを面白おかしく語っているる物語.アンナたちに強力なデブの助っ人,元警官の津屋崎が表れて,巧妙な作戦が展開される.偶然ウドブノを手にしたアンナたちは,ボイスチェンジャーを駆使して白瀬とやりあう.ヨーコが捕まってしまうが,ノアの秀逸なアイデアが功を奏して,勝利を得る.ウドブノ自体より張られていた切手が高価だとわかり,アンナたちは分け前を得る.楽しめた.