【感想・ネタバレ】消し屋Aのレビュー

あらすじ

消し屋──ターゲットを殺したあと、自分の生きてきた痕跡も消して、時代とともに進化するプロの殺し屋。恋人のオカマの蘭子とともに、福岡に流れてきた天才的消し屋・幸三が、昔なじみのヤクザからもちかけられた標的は、地元球団ホークスの名捕手・真壁。ただし、殺しはナシで、彼を一試合の間だけ消す、という奇妙な依頼。付け入る弱みが全くない、野球一筋で真面目な真壁を、幸三が追いつめてゆく──。ひと癖もふた癖もある登場人物満載の、痛快アウトロー小説!

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Posted by ブクログ

オカマの蘭子とともに福岡に流れてきた消し屋の幸三。久々に訪れた博多のヤクザから依頼された今回のターゲットは、ホークスの名捕手・真壁。内容は、殺しはナシで、彼を一試合の間だけ消すという奇妙なものだった。野球一筋で真面目な真壁には、スキャンダルなど付け入る弱味がない。幸三が取った手段とは。

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2009年10月04日

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うーん、まあまあ。ラストで野球選手が翻意したあたり描写不足だと思う。父親の若い頃とかめちゃページ割いてんのにな。この本自体もそうだし、消し屋が一番がツヤつけだよなあと思いながら読んでた。性同一性障害の事を病気と書いたりやっぱ20年くらい前の本だよなあ。当時にしては大胆だったんだろうけどな。

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2022年06月18日

Posted by ブクログ

言葉の選び方が好き。古臭いんだけど、違和感ないんだよね。
ヤクザものだけどコテコテ過ぎないから良い。

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2011年12月07日

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「消し屋」と呼ばれる主人公とおかまのヒロイン?が、依頼を受けて頭を捻るような手段で相手を消す。そんな小説。
疾走感はありますし、消しの手法が面白いので呼んでみて損はないと思います。

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2010年12月28日

Posted by ブクログ

最初に「遠くて浅い海」を読んでしまったので、実は途中、二人の結末を思い出してなんだか余分な気持ちを抱えながら読む羽目になった。まぁそれは私のアンラッキーなので、これから読む方はまず、こっちを読んでから「遠くて・・」を読むことを推奨したい。

オカマの蘭子と福岡にやってきた消し屋の幸三。存在そのものを「消す」彼の今回の依頼は、野球賭博にからむもの。チームのスタープレイヤー・真壁を試合の間だけ、消してほしいというのだ。しかも命は取らず、真面目一辺倒の真壁を自主的にサボタージュさせてほしいと。幸三が目をつけたのは以前借金を作って妻子を置き去りにした真壁の真の父親である、大神。クスリを打ちながら大神が語る転落の模様は生々しくもあり、うら寂しくもある。

東京ボイスではボーカル、という糸でつながった複数の人生が綴られ、オーケストラのように各ポジションに順々にスポットが当てられたが、今回はピンでライトが強烈に当てられる。しかもひとえに真壁だけに。今回くっきりと描かれるのは光と、そうして、影だ。まっすぐに光に向かって歩む真壁には、その後ろの影に堕ちてゆく実父の姿は見えないし、大神からは逆光を背に、真壁はまぶしすぎるのだろう。

長年連れ添った妻にさえ、食べられないことをひた隠す、真壁が鶏肉を食べられない理由。冷めた鶏肉がたべものからなにか別の、冷たくばさつく物体に変わったとき、それまでは確実に親子だった2人の時間が別のモノに変わったのだろうと思う。

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2009年12月15日

Posted by ブクログ

<内容>
オカマの蘭子とともに福岡に流れてきた消し屋の幸三。久々に訪れた博多のヤクザから依頼された今回のターゲットは、ホークスの名捕手・真壁。内容は、殺しはナシで、彼を一試合の間だけ消すという奇妙なものだった。野球一筋で真面目な真壁には、スキャンダルなど付け入る弱味がない。幸三が取った手段とは。

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2009年10月04日

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凶気の桜の外伝?消し屋の三郎が名前を変えて博多に。今回は殺しなしでのお仕事。実際にやくざの世界には消し屋なんて職業あるんでしょうか?これ読むとありそうな気もする。ありえなそうな世界が無理なく描かれてる。
この人の本はあいかわらず脇役のキャラ設定が面白い。どの人物も別の話の主人公になれそうな濃い人ばかり。

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2009年10月04日

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殺しは鮮やかそうなのに、この仕事は成功と言えるの? 途中の博打の話に熱が入りすぎたり、親方のオムツが心配であまり仕事っぷりが解らず。きっとすごい仕掛けが!と思って読んだのに。

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2016年04月13日

Posted by ブクログ

【死ねばいいのに(決め台詞)】

どんなにいい小説も後ろの数ページ解説が下らないと、ああ。ってなる。その逆もしかり。

本当に、この人読んで書いたの?脚本家と書いてあるけどただのお調子者で、目障り。

解説は読む必要はぜったいにない。

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2014年08月16日

Posted by ブクログ

オカマの蘭子とともに福岡に流れてきた消し屋の幸三。久々に訪れた博多のヤクザから依頼された今回のターゲットは、ホークスの名捕手・真壁。内容は、殺しはナシで、彼を一試合の間だけ消すという奇妙なものだった。野球一筋で真面目な真壁には、スキャンダルなど付け入る弱味がない。幸三が取った手段とは。

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2010年09月24日

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ホモとオカマとヤクザと野球選手と小学生と消し屋の話。
キャラクターの描き方が漫画っぽく、文章も読みやすく、お話自体もすっきりしていて読みやすい。
設定にアクの強さがでているけれどそれが気にならなければ、さらっと面白く読めると思います。ラストも綺麗にまとまってます。
光と影の対決っぽいので深読みしようと思えば、いろいろできそうですが、文字の表面をさらっと読むだけでもそれなりに面白いです。

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2009年10月04日

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ジャケ買いしました。まだまだ全然読み進めてないので読みあえたらまたレビューを書きます。
面白そうな表紙でしょ??

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

あああこんな表紙とちゃうかった!知らん 殺し屋って、恐いかんじの雰囲気になっちゃうけど、おかまとか子供とか入れて柔らかい空気にしてんのがヒキタさンらしいb

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2009年10月04日

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