佐野眞一のレビュー一覧
-
これがノンフィクションの王道。
対象が亡くなっているが故に対象との対峙が直接的でないのが特徴であるが、それがマイナスになりすぎず、逆に思考を深める要因ともなっている。Posted by ブクログ -
実際は文庫版を上下巻で読みました。
本という媒体を殺したのは一体誰か? という考え方から筆者は捜査を始めます。本屋なのか? 出版社なのか? それとも読者なのか? もしかしたらその疑問に終わりはないのかもしれません。Posted by ブクログ -
授業をとったことのある教授陣の執筆だったので、読んでみた。
授業で習ったことを震災関連の文脈に応用されてて、学習へのモチベーションアップにつながった!
特に河野さんの「復興を支援することは、なぜ正しいのか」は秀逸だった!Posted by ブクログ -
岩手三陸で実践されている学級経営リポートでここまで緻密にそして手厚く学級指導がなされているのかということを感動を持って理解することができました。
被災地だからこそ原点に返ってしっかりした指針を基盤に丁寧に生徒たちに理解をもって対応しています。
まだまだ被災の爪痕が深くの残るこの地だからこそ教師た...続きを読むPosted by ブクログ -
本書は冷めたピザ、真空総理と呼ばれた小渕首相の評伝である。地味なイメージであるが読むとその人生に圧倒される。本書で残念なのは、政権の政策分析に踏み込んでいない事である。本書の書かれた時期を考えるとやむを得ないのかも知れないが、いずれは歴史として論じる書が出ても良いと思う。Posted by ブクログ
-
『甘粕正彦 乱心の曠野』で、20世紀前半の満州の世界に浸らせてくれた、佐野真一。
この方は著作が多いのですね。
書店の文庫コーナーをさまよっていたら、沖縄に関する、この上下巻の著作が平積みされていました。
沖縄のいくつかの島でダイビング経験のある僕は、衝動的に?手に取っていました。
戦争や基地という...続きを読むPosted by ブクログ -
偉大なる美しい日本人。戦後間もない頃から「地元力による地域振興」「コミュニティデザイン」がこんなに強烈に意識されてたことに驚く。離見の見。Posted by ブクログ
-
某都市デザイン事務所の方に教えてもらった本。宮本常一にはハマった・・。とハニカミながら話してくれました。
人生をかけるに値する仕事、まさしくライフワークの話。でも家族との時間は?仕事以外への好奇心はどうするの?凡人の私にはちょっとハードルが高い。Posted by ブクログ -
圧倒された。自分も徒歩旅行が好きで主に伊豆の山中を歩きまわっている。しかし、一日十里、十六万キロを自分の足で歩いている。目標とするにはあまりに高い。伊能忠敬、菅江真澄、宮本常一を見習って私も歩くぞ。今は江戸の掘割全制覇を実施中。いずれ五街道完全踏破と、日本の海岸線(ほぼ)踏破をやるぞ。Posted by ブクログ
-
日本に資本主義を根付かせようと尽力するも、財閥形成をかかげず、三菱などとは一線を画した渋沢栄一。彼を初代として、長男篤二、その嫡男敬三までの歴史を描く。三代の人間性が伝わってくる感じが良かった。Posted by ブクログ
-
詳しく調べてあるんだけど、なんだか著者の主観が多くてフラットな気持ちで読めないなと思った。
昼間は東電のOL、夜は売春。
事件の犯人もそうだけど、被害者の行動も謎の多い事件。Posted by ブクログ -
ソフトバンク前身の日本ソフトバンク立ち上げ時、銀行から融資を拒否された際に、シャープの佐々木氏が自身の退職金額と自宅の評価額を算出した上で孫さんの融資の保証人になったエピソードは、他の優れた経営者を支援するPosted by ブクログ