梶本修身のレビュー一覧
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ネタバレ疲労の仕組みがよくわかった。どんなに疲れていても、前向きなフィードバックをもらうとやる気がでてくる。これは、疲れが脳=「自律神経の中枢」に起因するからと聞き、すごく納得。運動でも脳が一番疲れているというのは驚きだった。
脳を構成する神経細胞(ニューロン)が、情報を伝える仕組みが興味深かった。ニューロンは電気信号で情報(興奮)を伝えており、10万分の2㎜ほどの狭いすき間を隔てて接続している。このすき間を「シナプス」という。とあるTV番組のタイトルではないか。
電気信号が届くと、神経伝達物質(アセチルコリンやノルアドレナリン、セロトニン、ドーパミン、ギャバなど) がシナプスに分泌される。隣の神 -
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(2017/5/12)
シリーズ2作目。
1作目と違う印象。
目次を見るとあまり違いはわからないのだが、
1作目は身体そのものの分析が中心だった気がするが、
2作目はその身体を作る食事、睡眠といった周辺にフォーカスが当たっている気がした。
鶏肉のイミダペプチドを取り上げている。注目。
・・・私が55歳になって、いまだにフルマラソンで3時間11分で走れるのは、
食事の影響が大なのだと、この本を読んで痛感。
そりゃもちろんトレーニングもしてるけど、
そんなのは誰でもやってることで。
でも記録は様々。
私は50代で上位5%内にいられるのは、食事のたまものだと再認識。
これを支えてくれているのは間 -
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【一口感想】
「あなたが感じるその疲れのすべての原因は、カラダやアタマじゃなく自律神経疲れだ」
【3行要約】
・カラダを動かすだけでも脳をめちゃくちゃに使っており、疲れたと自覚させられるのはカラダの疲れではなく、自律神経の中枢の疲れ
・アタマの疲れをカラダの運動で回復・リフレッシュさせることはできない。
・ポイントは、イミダペプチドとクエン酸の摂取と6時間以上の睡眠
【所感】
最近やたら疲れることが多くて、原因が睡眠不足にあることはわかっているのだけれど睡眠を確保し続けるだけで本当にこの疲れが回復するのか、疑心暗鬼になっていたところに書店で見つけてしまい即購入してしまいました。
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ネタバレ疲労因子FFが疲労感の正体。
食・睡眠・生活習慣のチェックリストやすぐにでも実践できる疲労の予防策が書かれている。
ポイント→疲れたら休む、鶏胸肉、横向き寝、紫外線対策
「飽きる・疲れる・眠くなる」→すぐに休む!
1日100gの鶏胸肉=200mgのイミダペプチドを摂ると疲れが取れる。豚ロースやカツオもOK。
朝食を欠かさない。誰かと、ゆっくり、よく噛んで食べる。
いびきが睡眠の最大の障害。横向き寝(右を下)で改善。
お風呂は38〜40度で半身浴を10分程度。
夕方以降の暴飲暴食・カフェイン・タバコはNG。
「ゆらぎ」を取り入れる。汗ばむ程度の運動。
目や皮膚に届く紫外線が疲れの原因。UV -
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ネタバレ本書は「すべての疲労は脳が原因」の第三弾「仕事編」ということで、働いている人に対する対策を具体的に紹介しています。この手の本によくある、第二弾「実践編」と内容がほぼ丸被りではないかと思って手にしたが、良い意味で期待を裏切ってくれた。当然ながら、第二弾で扱った内容が一般的な実践編であるため、一部被っている内容があるものの、全般的にサラリーマンである自分に当てはまる部分が多かったので、出来る所から「実践」していきたいと思った。
・筋力は一時的に低下しても、適度な負荷でトレーニングをすれば80代でもアップを期待することができます。筋肉の細胞は新陳代謝が活発なので、早めに40代から手を打っておけば -
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1. 疲労の正体は「脳の疲れ」
・疲労の真の原因は、体や筋肉の疲れではなく、脳の自律神経の中枢(視床下部)の疲弊である。
・脳は自律神経の働きをこれ以上悪化させないよう、あえて「体が疲れた」という誤情報を脳内に発信し、休息を促す(これが「疲労感」の正体)。
・疲労回復のカギは、この疲弊した脳を休ませることにある。
2. 9割が間違えている疲労回復の「ウソ・ホント」
・NG行動の例:
-栄養ドリンク:一時的な興奮作用で疲れを麻痺させるだけで、根本的な疲労回復にはならず、かえって疲労をためる原因になることがある。
-サプリメント:疲労回復効果が意味ない、あるいは逆効果のものもある。
-ゆっくりお