あだち充のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「あの」明青高校が、30数年ぶりに甲子園を目指すという漫画を、あだち充が描いているのは知っていた。どうせ上杉達也と浅倉南の息子が出てくるのだろうと無視を決め込んでいたのだが、最近無料で電子書籍を見ることを覚えて、試し読みをしてみたら、そんな単純な話じゃなくて、血の繋がっていない立花兄弟が甲子園を目指し、みゆき等歴代ヒロインそっくりの可愛い女の子2人も出てきて、じっくり高校野球青年群像を描く話になっていた。という話になりそうなところで、無料お試しが終わったので、続きは買うのはやめて、某所で最新の14巻まで一気に読んだ。
勢南高校の西村が息子と共に出てきたり、元・須見工野球部が出てきたり、13巻 -
懐かしいストーリー
あだち充の昔のラブコメを読んでいると80年代当時のスマホもPCも無い学校生活、街並みが出てきて「そうだねー、こんな感じだった、そんなに昔じゃないのに」と感慨深いです。
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昔のラブコメ
ラブコメの王道的設定のストーリーだ。だが色々最近の少年誌のコミックと80年代初頭のコミックを比べてみるとストーリーの進行と作画に差があり過ぎます。もっと昔のコミックでも今の読者に受け入れられて高く評価される作品もあるけどこれは違うな。
いいなあと感じたのは主人公達が今なら即通報されるような事をやってるのになあなあでスルーされてるところかな。未成年の飲酒は今ほどうるさくなかった。レコード盤が出てくる場面も歴史的な価値があるね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ古本屋にて。全17巻1800円+税。
順に読んでる11巻目時点。
古本屋の「全巻セット」とパッケージされてるやつを買ったのは、生まれて初めて。だって、かなり安かったもの。
※背表紙だけはけっこう日焼けしちゃってた(だからの安売りなのだろう)けど、その他は、表紙も中身もピン札級に状態良好。いい買い物だったなと。
さて、本編。
「クロスゲーム」、いいねえ。面白い。あだち充の最高傑作は「ラフ」だという持論(?)に変わりは無いが・・・(前回読んだときも今回も)“揺らぎ”が生じてるのが、この作品。
思わせ振りに“恋のライバルか?”的な登場をした「水樹」が“ちょっと切ない、フツーにいいヤツ”だったこ