あだち充のレビュー一覧
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インターハイに続いて、国民体育大会でも優勝して2冠になった里山活樹。ライバルとなる予定の内田仁は既にプロデビュー、連続初回KO勝ちを続けている。岬新一は、プロテストに向けて、練習中。
そんな中、里山は「俺って本当にボクシング好きなのかな?」と水谷に聞いている始末。なんとものんきなもんだ。そもそも、水谷に近づくためにボクシングを始めただけで、ボクシングをやりたくて始めたわけじゃないからしょうがない面もあるのだが。
そこで水谷は、「楽勝続きで緊張感をなくした里山活樹は、天才、岬新一にボコボコにされて、改めてボクシングの厳しさ、奥深さ、そして己の未熟さを思い知らされる。立ち上がった彼は明日に向かって -
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「ゲッサン」って、新雑誌かと思っていたけど、もしかして、月刊サンデーの名前がかわっただけ?いや、今まで、月刊サンデーって、なかったっけ?
わたしは、雑誌をおいかける人ではなくて、単行本をおいかける人なので、そのへんの経緯はわからないのですが……。
多分、新雑誌の目玉として用意された、あだち 充の新作です。
今のところ、おもしろいです。
しかし、この人、2つ平行してかけるのだろうか……。
「みゆき」と「タッチ」の2大名作は、ちょっと、時期が被っていたはず。でも、
「あだち 充を活かすなら…『タッチ』に集中」
みたいな話があって、「みゆき」の方は、人気のあるうちに終了したというような話を -
Posted by ブクログ
あだち充のナンバーワン作品は「みゆき」でも「タッチ」でもなく、読み切り短編の『恋人宣言』だと思っています。ネットで調べると『恋人宣言』は「少年ビッグコミック 1979年第22号(1979年11月17日発売)」に掲載されたのが初出のようです。その後小学館コミックスの「ナイン 第5巻(1981年4月発売)」に収録されましたが小学館コミックス「ナイン」の絶版に伴い、読むことが出来なくなっていました。その名作が「ショート・プログラム ガールズタイプ」に収録され、また読めることになりました。ナンバーワン作品と推す理由は2点。プロットが「みゆき」と酷似しており、その原型になる作品であること。ヒロインの名前