【本の内容】
29歳。
恋も仕事も行き先不明!?
新感覚ミステリー。
転職したてのインテリア・コーディネーター知鶴。
殺人、下着ドロボウ、毒物混入のお弁当…彼女の日常は、なぜか事件と隣り合わせ!?
注目作家の〈オフィス内外〉ミステリー。
[ 目次 ]
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個人的にずっと気になっていて読んでみたかった作家です。
ランチタイムブルーは、30歳を目前にして、転職してインテリア・コーディネーターを目指す庄野知鶴が主人公。
8作の連作からなる本作のジャンルは、色んな面白さが詰まった宝箱みたいで、一言では表せない。働く女のワーキングストーリー、恋愛、ミステリー、ドラマあり。
一作だけ殺人事件が起こるが、他は大きな事件や強烈なキャラクターが題材になるわけではない。
インテリア・コーディネーターという職業柄、本来入れない他人の家というものにかかわっていく知鶴。
隣の芝生は青く見える、と言うように他人の家というものこそ、身近にあって最大の謎だということに着眼した、永井するみの鋭さとセンスの良さはさすがだと思う。
仕事にも恋にもよろよろしていた知鶴が序々にたくましくなる過程がいい。
1ページごとを大事にめくりたくなる本だ。
私はこんな小説に出会いたくて日々本を読んでいるのだ。
非常に幸せです。
断言します、永井するみは凄くいいぞ!
早速、他の作品も読まなければ。
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]