【感想・ネタバレ】ランチタイム・ブルーのレビュー

あらすじ

新米インテリア・コーディネーター知鶴は、29歳、恋人なし。先の見えないOL生活脱出をはかり、転職した業界で待ち受けていたのは、毒物混入、下着ドロボウ、そして殺人! どんな家にも秘密があり、小さな謎が巻き起こす事件がある……。仕事も恋も行き先不明。それでもがんばらずにはいられない、すべての女性に贈る新感覚ミステリー。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

【あらすじ】
29歳。独り暮らし。恋も仕事も行き先不明!?駆け出しのインテリア・コーディネーター知鶴の日常はささやかな事件と隣り合わせ。“オフィス内外”ミステリー。

【感想】

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2017年08月15日

Posted by ブクログ

永井するみさんは初めて読みました。帯に新感覚のミステリーってかいてあったけど、ミステリーのジャンルじゃないような気がしました。全体を通してすごく軽妙なタッチという印象です。29歳の女性が主人公ですが、そのOLにありがちな日常と非日常な出来事(殺人の話もでてくる)がうまくミックスされています。主人公はもちろん、登場人物それぞれの心情のうごき、1章1章のオチ、いずれも意外性は大きくはないけど「ほほうっ」て感じで基本ハッピーエンドだし、男性の私が読んでも心地よく、おもしろく、気持ちよかったです。

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2011年08月06日

Posted by ブクログ

家の中に機能やテイストをコーディネートはできるけど、そこにはもっと住む人が創り上げる奥行きのあるなじみがあって、他人の家のにおいもそこから発生している気がします。事件がおこってそんな背景がくるりくるりとめくられて、どきどきわくわくする本でした。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

30歳を目前に、このままでいいのかと不安になった主人公は、インテリアコーディネーターへ転職することに・・・。
しかし、主人公を待っていたのは新人ゆえの雑用ばかり、しかもお昼に出した弁当を食べた上司が急に体調不良になり、救急車で病院へ!?
主人公のせいなのか、はたまた別の犯人の仕業なのか?
日常のちょっとした謎を含む短編集

同世代の働く女性として、同じような悩み・仕事での挫折や成長が、重くならず軽やかに書かれているので、とても読みやすいと思います。
仕事のことで気分が落ち込んでいる方など、ちょっと手にとって読んでみてほしい作品です。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

かなり好きな本。
29歳インテリアコーディネーターの女性をとりまく事件の数々。一風変わったミステリー。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【本の内容】
29歳。

恋も仕事も行き先不明!?

新感覚ミステリー。

転職したてのインテリア・コーディネーター知鶴。

殺人、下着ドロボウ、毒物混入のお弁当…彼女の日常は、なぜか事件と隣り合わせ!?

注目作家の〈オフィス内外〉ミステリー。

[ 目次 ]


[ POP ]
個人的にずっと気になっていて読んでみたかった作家です。

ランチタイムブルーは、30歳を目前にして、転職してインテリア・コーディネーターを目指す庄野知鶴が主人公。

8作の連作からなる本作のジャンルは、色んな面白さが詰まった宝箱みたいで、一言では表せない。働く女のワーキングストーリー、恋愛、ミステリー、ドラマあり。

一作だけ殺人事件が起こるが、他は大きな事件や強烈なキャラクターが題材になるわけではない。

インテリア・コーディネーターという職業柄、本来入れない他人の家というものにかかわっていく知鶴。

隣の芝生は青く見える、と言うように他人の家というものこそ、身近にあって最大の謎だということに着眼した、永井するみの鋭さとセンスの良さはさすがだと思う。

仕事にも恋にもよろよろしていた知鶴が序々にたくましくなる過程がいい。

1ページごとを大事にめくりたくなる本だ。

私はこんな小説に出会いたくて日々本を読んでいるのだ。

非常に幸せです。

断言します、永井するみは凄くいいぞ!

早速、他の作品も読まなければ。

[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2014年11月25日

Posted by ブクログ

読みやすい。
日常の小さな謎と恋愛と。
ちょっと淡々と進むから、感情移入しにくい部分もあったけど、全体的には面白かった。

ランチタイム・ブルー
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ビルト・イン
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2014年04月06日

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