永井するみのレビュー一覧

  • 秘密は日記に隠すもの

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    どの日記も衝撃的どんでん返しの炸裂。
    まんまと騙されました。
    とんでもない秘密、優しい秘密、意地悪な秘密、おそろしい秘密と様々ですが、全部どんでん返しの先が衝撃的事実で驚かずにはいられない。

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    2022年09月06日
  • 隣人  新装版

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    とっても読みやすくて、意外な結末がおもしろかった。ただ不倫はいかん。不倫してる人ってやっぱり自分を正当化しがち、、。それにひく。
    でも一番受け入れがたかったのは、洗足の伯父。普通に性的虐待。最低。

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    2022年07月31日
  • 欲しい

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    ちょっと不完全燃焼…

    それぞれの立場の独白の章の繰り返しはおもしろかったけど、あまり感情移入ができなかったです。
    でも女性はみんな抱きしめてほしい、の部分は少しわかるような気がしました。

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    2021年07月23日
  • 秘密は日記に隠すもの

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    短編が4つ入っている。どれも、日記形式。日記の文章の感じが、リアル。言い回しとか口調とか、あー昔こんな感じで日記書いてたなあと懐かしく思い出した。

    4つとも最後に意外な展開を見せるんだけど、3つめ「サムシング・ブルー」と4つめ「夫婦」が特に面白かった。

    前のお話とのすごく微妙な繋がりが出てくるところや、お話に意地の悪さがあるところも好み。

    でも、このシリーズの連載中に作者さんが亡くなってしまったそうで、これが最後の作品だとか。もっといろんな日記のパターン読んでみたかったな。

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    2021年07月15日
  • 欲しい

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     人材派遣会社「ミネルバ」を経営する紀ノ川由希子は、妻子がいるとはいえ、一緒にいると安心できる久原啓治、そして彼が返った後に来て自分を癒してくれる派遣ホストのテルとの生活をそれなりに楽しんでいた。そんな中、由希子は自らの会社に登録する槇ありさについて、気がかりなことを聞く。派遣先に元夫が現れて、金を無心しに来たというのだ。

     物語終盤でどんでん返しというか、ある登場人物の印象がガラリと変わる展開。あぁ、こういう人はやっぱり存在してしまうのだなぁと、少々お節介ではと思いながらも割と好印象の主人公が少し可哀想になってしまった。知らぬは主人公ばかり。しかし裏でテルが絡んでいるのをつきとめられない警察は無能な気がする。

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    2021年06月20日
  • 逃げる

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    タイトルの「逃げる」は今の家族からなのか、忌まわしい過去からなのか、父からなのか、はたまた自分自身からの逃亡なのか読み進めて行くとその真相が見えて来ます。

    テンポの良い読みやすい文章で一気に読めました。

    ラストに掛けて判る「本当の真実」は予想通りでしたが、そこに辿り着くまでの人物描写も丁寧で脳内映像でくっきりと描く事が出来ました。

    しっとりと味わい深い作品です。

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    2021年01月24日
  • 年に一度、の二人

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    ドラマティックなような、
    ひどく冷めたような、
    恋の短篇集


    結局、すっきりと答えが出ないまま、
    そらぞれの年に一度の日…


    読後感ちょいモヤモヤ…

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    2020年11月20日
  • 義弟

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    読みやすい。一気に読み進めることができた。
    二人の絆を感じさせるのにたくさんの障害を作らないといけない作品だなとおもった。
    もっと早く気づいてくれよ!とおもった

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    2019年05月27日
  • 秘密は日記に隠すもの

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    どの話も、ライトなブラックさがあって良かった。
    全話繋がりがあったのも、よくあるやつだけど読みやすさに繋がったかも。
    出だしの日記は、何なんだろう?
    あれが1番心惹かれた(笑)
    読みやすいので1日あれば余裕で読めて良いかも。

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    2019年05月01日
  • 隣人  新装版

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    どの話も予想外の展開で良かった。
    ただ大体どれも男女のもつれ的なアレなので合う合わないはあるかも。

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    2018年12月26日
  • 欲しい

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    派遣会社を経営する紀ノ川由希子
    彼女の不倫相手、久原啓治が取締役をしているMISAKI商事に契約をしている槙ありさが派遣として働いていた。その会社に暴力が原因で離婚した元夫の優也が現れる。金の無心をしに来た。ちょうどMISAKI商事にいた由希子は急いでロビーに降り優也と始めて逢う。しかし言葉を発する前に息を飲む。なんて綺麗な顔立ちなの。
    その場はなんとか優也に引き取ってもらい槙ありさと今後の事について話し合う。
    ありさは由希子に迷惑をかけたくないので登録を解除してくださいと一点張り。由希子は不倫相手の久原とは別に派遣ホストのテルとも関係がある。久原を家に呼んで帰った後必ずテルを呼んでいた。
    久原は出会い系サイトのようなところでありさと名乗る女性とメールの交換をしていた。メールの内容が以前自社に派遣として働いていた槙ありさに酷似している。しかも自分の娘と境遇が似ている。久原は次第にありさを本当の槙ありさだと思い込み自分の娘と重ね合わせのめり込んでしまう。しかし久原はある晩死んでしまう。ありさが久原を階段の上から落とした事が原因だという。
    何故久原はありさにストーカーまがいの事をしたのだろう。由希子は疑惑を抱く。
    久原がやりとりしていたメールの相手ありさ。
    槙ありさと優也の関係。
    テルと由希子の関係。
    いろいろな謎が解かれていく。

    始めて読んだ作者の方だったんですが永井するみさん、もう亡くなっているんですね。
    特に大きな浮き沈みの内容はないのですが何か引き込まれる内容が続いていきます。
    生活保護の抜け穴とかが細かく書かれていて現実感が湧きました。
    永井さんの別の作品も読んでみようかと思います。

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    2018年11月23日
  • 欲しい

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    色んなの視点の「欲しい」が交差又は煩雑している。それらが混雑することなく上手く話が進む。読みやすし。

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    2018年08月17日
  • グラデーション

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    社会派ではなく恋愛をからめた女性の成長譚の方の永井作品。
    恋愛といってもベタベタしていたり、内心の嫉妬心を隠したりしていないので、1人の人間の物語として男性でも大丈夫な内容でした。

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    2018年08月14日
  • 欲しい

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    ネタバレ

    吉岡里帆のカバーが可愛すぎて購入。

    テンポがよかった。すごく読みやすい作品。久しぶりにこうゆう大衆っぽいやつ読んだな。
    ただテンポがよすぎてもったいない。もっと何か詰まるところとかあってもいいのになってかんじ。
    登場人物全員が追いつめる気なしに追いつめて、殺してしまったように感じた。無責任でいっぱいだったな。
    ただ、なぜテルのしたことがバレないのかーーーー。それだけが惜しい。。わたしはあの中で一番悪いのはテルだと感じた。事件が起こった後の我関せず感も気に食わない。少しは責任感じてほしい。だから、バレて叱責されてほしかった。

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    2018年08月11日
  • 隣人  新装版

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    いかにも女性が書きそうな感じ…というか、女性作家が書いた感じ!がよく分かる小説でしたねぇ…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    著者はすでに亡くなられているんだとか…死因が判明しないようですけれどもまあ、いいでしょう…そこは突きこまない…。

    ミステリなんですけれども、やはり男性作家とは違い、登場人物たちの気持ちに寄り添ったお話が多かったような気がしますねぇ…だからこそ、こう…登場人物たちの心情が…紙面を通して伝わってくるやうで…読むのが辛かった作品がいくつかありますね!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    まあ、けれども、夢中になって読めたのはやはり著者の実力があるからでせう…さようなら。

    ヽ(・ω・)/ズコー

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    2018年07月28日
  • 隣人  新装版

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    ネタバレ

    とりあえず一言で言うなら、「隣人」と「洗足の家」の旦那さんと婚約者が可哀想。二人とも主人公思いの優しくて良い人なのに。「伴走者」と「風の墓」の主人公は、自業自得なので全く同情できないが、この二人は本当に……。
    そもそも「隣人」に関しては、旦那さんが亡くなってからじわじわと隣人に侵食されていくような展開が待ち受けているのだろうなと思っていたのに(あらすじにも“新たなる絶望への幕開け”と書かれているし)、すんなりあっさり終わってしまって拍子抜け。え?だってこれからじゃないの?という不完全燃焼感。
    中途半端に短編にしないで、このお話はもっと細かく作り込んで長編にしてくれたら読み応えがあったのだろうな、と思う。お隣の三瀦さんの旦那さんの死も、なんだか裏がありそうな気がするし。
    で、“隣人”というタイトルだけで色々想像してしまうほどホラー感があるのに、実際はそれほど怖くない。というか、全体的にサスペンス色は弱めな小説だった。
    一つだけ気になったのは、この「隣人」の主人公は、旦那さんが死ぬことを分かっていたから、その後のお葬式やなんかで忙しいことを見越してキャットフードの配達日を遅くしたのか、可愛い可愛いと言いつつ本当は猫のことも死なせようとしていたのか。
    文章を読むだけでは前者のように感じるが、ではなぜキャットフードがなくなりかけているのにもっと早く頼まないのか、ということを考えると、後者のような気がしないでもない。だとしたらこの主人公、めちゃくちゃ怖い。本心が読めない。一瞬ゾッとした。

    お気に入りは「風の墓」。文章の隙間にはめ込まれた、ガラスのプレートや湖の表現が美しかった。最後の展開は読めたけれど。うん、確かにこれは……重荷だろうな、彼女にとっては。
    「至福の時」は、普通に気持ち悪い。不倫ってだけでも受け付けないのに、一回り離れているとか、一方は子供もいる母親で、一方は中学生とか。ないわ。無理だわ。本人たちが幸せだろうがなんだろうが、気持ち悪いものは気持ち悪い。
    なんていうか、この小説に一貫して言えることだけど、さっさと離婚すればいいのに。離婚すれば問題ない話ばっかりなんだよなぁ。
    「雪模様」の主人公も被害者ぶっているけれど、本当の被害者は奥さんだし、賢い女性を装っているけれど、同じことを繰り返して学ばない人だな、という印象。ただ、特別イラつく女性というわけでもなく、感情移入ができずにサラサラと目の前を流れていくような、人生においてインパクトの残らない、そういう愛され方をしようとしない人物だなぁと思った。

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    2018年06月10日
  • 欲しい

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    人材派遣会社を経営する42歳の由希子。
    年上の恋人、久原は逢瀬を終えると妻子の元へと帰ってしまう。そんな寂しさを埋めるため、若い派遣ホストとの関係も続ける日々。
    ある日、恋人が死んでしまう。ストーカーの容疑をかけられて…。
    お金、恋、地位…欲望を抑えられない人々の愛憎劇。

    安定した収入が欲しいだけなのに…
    安定した恋が欲しいだけなのに…
    安定した暮らしが欲しいだけなのに…

    人が感じる幸せは人によって違う。
    自分の満足感のためにだけに行動できる人々は、幸せを掴む人々に見えるけど、結局、どこまでもいっても満たされない人たちにゴールはない。
    欲から生まれて連鎖する悲劇は、側から見れば哀れな喜劇。
    今、与えられた場所で幸せを感じていたい。
    ささやかな幸せの日々に満足していたい。
    だけど、現状に満足する人々、哀れな喜劇の主人公にもなれない人々は、上り詰めることもないのだろう。
    求める幸せに正解も不正解もない。
    人の幸せは、どちら側にあるのだろう。
    今年の5冊目
    2018.3.19

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    2018年03月20日
  • 隣人  新装版

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    一貫して読みやすい。サラサラ読み進めちゃう。読書初心者向けの短編!

    ただ、帯とかあらすじでかなーりホラーっぽいの期待してしまったわたしには、とっても物足りない感じには?なったかな?

    パンチの薄いミステリーって感じ。水っぽいカルピスみたいな。笑笑、気の抜けたコーラか?そんな感じです。

    この作者。もしかしたら長編で少しづつ内容掘り下げていく方が合ってるかも。

    人物描写や背景なんかはとっても上手で本にも入り込みやすかったです!

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    2018年03月14日
  • 秘密は日記に隠すもの

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    これまた女の人が書きそうな内容ですこと…と思ったのですけれども、普通に楽しめたのでまあ、良かったかな…恋愛上における嫉妬だの何だの…女性作家のお得意テーマですものね!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    ↑みたいな皮肉っぽいことも言いつつ、楽しめた!と僕に言わせたのはやはり著者の筆力のおかげでしょうか…? 日記形式にお話は進んでいくんですけれども、どうなるんだろう…? と言った興味が読み終えるまで尽きることはありませんでした!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    というわけで、割とバッドエンドな物語を描く作家さんなのかな…? とこの作品を読んで思いましたけれども、代表作が他にもあるみたいでそちらも読みつつ、判断することに致しましょうか…。さようなら。

    ヽ(・ω・)/ズコー

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    2018年01月16日
  • 欲しい

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    ミステリー小説というよりは、人の欲望を描いた作品で、その器としてミステリーという題材を選んでいる。
    ある事件をきっかけに徐々に浮き彫りになるそれぞれの『欲しい』もの。

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    2017年12月24日