あらすじ
優しい夫に白い猫──満ち足りた生活は、夫の溺死により突然、ピリオドが打たれる。それは新たなる絶望への幕開けにすぎなかった。小説推理新人賞受賞作「隣人」を含む戦慄のサスペンス短編集。予測のつかない結末6編
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
本屋でオススメポップがあったので手にとってみた。
一昔前の作品ながら、そんなに古さも感じられないミステリー。
特に女性ながらの心理描写が圧巻。
1作目の「隣人」はあー、やっぱりのラスト。
かと思ったらまたまたドッキリ。
短篇集なので読みやすく、是非お勧めです。
Posted by ブクログ
某バンドのインディーズ時代のアルバム2曲目を思い出すタイトル。
今もその歌がめちゃ脳内ループしてる。
懐かしいなあ。
最後の話、すごくよくないか?
最悪ではないよな?
って思ったけど、最悪ではないだけで、いい感じ風になってるだけで全然よくなかったわ。
そんなに勝手なら結婚すんな。
子供できるようなことすんな。
大人の汚い世界に子供を巻き込むな。
まあでも子供は生まれようとしてんだな。
だからちゃんと産んであげな。
イヤミス続きでなんかいろいろ錯覚だったわー
気づけてよかった。
めっちゃ言ってるけど全部面白かったです✌︎('ω'✌︎ )
特に最後からふたつめの話ほんっとに最悪でした。
褒めてます。
Posted by ブクログ
どれも面白い。
不倫が多いが、邪魔者は消すのが一番とばかりみんなさっさと行動する。
一話目の隣人は
留守の時の宅配便受けとってあげたわ、ねえどうして日付指定したのかしら…
とねちっこいタイプ。
不倫相手の始末は妻に尻拭いさせる男、伴奏者。
若い女性ガラス工芸家にお熱の勘違い歴史教師、風の墓。
叔父叔母の洗足の家が火事になり実は叔母は世話をしてくれる叔父に対し黒い感情も持っていて、洗足の家。
わかりやすいイヤミス。
ちなみに出てくる人は富裕層ばかりですね。
昔ハマっていた作家さん、再読中。
Posted by ブクログ
おぉ!!そうきたかぁっ!!
と、ジワリと忍び寄る怖さに、しっかりと捕まるようなラストたち。
短編集で読みやすいうえに、グッと引き込まれる展開でとても面白かったです。
Posted by ブクログ
サスペンス短編集。とっても読みやすいし面白い。
ネコ好きな妻が子供を欲しがる猫嫌いの旦那を事故に見立てて殺すけど隣人のおばちゃんに気づかれてしまう話と、
不倫相手を信じていたら裏切られて不倫相手の妻に殺されてしまうどうしようもない男の話と、
妻を殺して不倫相手と駆け落ち的なことをしようとしていた男が不倫相手に殺されてしまう話と、
仲良しな伯母と孫娘が、計画して近親相姦伯父を殺す話と、
自殺した母の不倫相手が実は当時15歳の中学生と知って絶望するマザコンのイケメンの話と、
妹に男を寝取られた姉が妹の子供を無理やり旅行につれて行って、どうするかと思いきや自分も別の男の子供を妊娠していて産む決意をするって話。
ひとつひとつの話がよく作り込まれていて、その後はどうなったんだろう…とあれこれ考えてしまう。
3話目の、不倫相手の芸術家の殺害理由がいまいちピンとコないのだけれど。人生の邪魔になったからって理由で簡単に人の頭石で叩いて殺すか?って感じ
でもほんと面白いです。何回読んでも面白い。
Posted by ブクログ
『隣人』
なにも殺さなくても……と思った。
離婚すればいいだけなのに。
『伴走者』
不倫相手に自分の夢を叶えてもらおうなんて
そりゃあ間違ってますよね。
最後はやりすぎな気もするけど、自業自得かな
『風の墓』
主人公が思うほど、相手の女性は好きじゃなかったんでしょうね、重荷になったと思われる。そこまで深くハマらなければよかったのに。
『洗足の家』
これも、ここまでするか……と思ってしまったけど、
時間がたった夫婦ほど、別れにくいものなのかな
『至福の時』
不気味さ漂う内容。
『雪模様』
関係性がややこしい。
主人公の妹が、主人公の不倫相手との間の子供を産んでしまった。
そして主人公は、その姪っ子を遠くに連れ出す……。
とここまではまあありそうだけど、その後の展開が意外だった。
不倫相手の男のやさしさに、腹が立つ
Posted by ブクログ
【あらすじ】
優しい夫に真っ白でふわふわな猫―美由紀の満ち足りた生活は、夫の溺死によりピリオドが打たれる。しかしそれは、新たなる絶望への幕開けに過ぎなかった。小説推理新人賞受賞作「隣人」を含む戦慄のサスペンス集。予測のつかない結末6篇!
【感想】
Posted by ブクログ
最近ゴタゴタしていて本屋さんに行けないので、読み返しが増えている。
なかなかにザルのような記憶の持ち主なので、自分でも驚くくらい内容を忘れてしまっているので読み返しでも新鮮に楽しめるタイプ。
今回は、好きな作家のひとりでもある永井するみさんを読み返し。
相互の繋がりのない短編6篇。
永井さんはどちらかというと、ひとの心に自分でも気付かないうちに芽生える殺意や悪意を描く作家さん。長編で二転三転して先が読めないとか大きな仕掛けに唸らせるといった作風ではなく、すらっと読んでちょっと怖いような嫌な気持ちを残す作品が多い。
短編であるので、登場人物をある程度絞り、少ない登場人物に意味を持たせ、人物の心の動きを描写し、尚且つ中盤、出来たら終盤まで誰が誰に殺意を抱き、どのように目的を実行し、結末はどうするのかといった肝腎な部分は読者に気付かせないようにする。
永井さんの文章は、読んでいくと普通の夫婦だったり恋人だったりの穏やかな日常を描いているようで、それでいて密やかに心の中の殺意は膨らんでいく。このさりげなさが、とても上手な作家さんだと思う。
短編の魅力に溢れた一冊だと思う。
もう永井するみさんの新作に出会えないことは本当に残念でならない。
まだ読めていない残りの作品を読んで永井するみさんを偲ぶ。
Posted by ブクログ
一話一話は引っかかりなく読めるんだけれども、続けて読むとパターンがわかりやすくて面白味半減でした。
どの作品も人間性があまり褒められるタイプではない人が主人公のため、そのクズさが目立つだけで、帯に書いてあった「恐怖」は感じられなくて期待と違いました。
Posted by ブクログ
とっても読みやすくて、意外な結末がおもしろかった。ただ不倫はいかん。不倫してる人ってやっぱり自分を正当化しがち、、。それにひく。
でも一番受け入れがたかったのは、洗足の伯父。普通に性的虐待。最低。
Posted by ブクログ
いかにも女性が書きそうな感じ…というか、女性作家が書いた感じ!がよく分かる小説でしたねぇ…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
著者はすでに亡くなられているんだとか…死因が判明しないようですけれどもまあ、いいでしょう…そこは突きこまない…。
ミステリなんですけれども、やはり男性作家とは違い、登場人物たちの気持ちに寄り添ったお話が多かったような気がしますねぇ…だからこそ、こう…登場人物たちの心情が…紙面を通して伝わってくるやうで…読むのが辛かった作品がいくつかありますね!
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、けれども、夢中になって読めたのはやはり著者の実力があるからでせう…さようなら。
ヽ(・ω・)/ズコー
Posted by ブクログ
とりあえず一言で言うなら、「隣人」と「洗足の家」の旦那さんと婚約者が可哀想。二人とも主人公思いの優しくて良い人なのに。「伴走者」と「風の墓」の主人公は、自業自得なので全く同情できないが、この二人は本当に……。
そもそも「隣人」に関しては、旦那さんが亡くなってからじわじわと隣人に侵食されていくような展開が待ち受けているのだろうなと思っていたのに(あらすじにも“新たなる絶望への幕開け”と書かれているし)、すんなりあっさり終わってしまって拍子抜け。え?だってこれからじゃないの?という不完全燃焼感。
中途半端に短編にしないで、このお話はもっと細かく作り込んで長編にしてくれたら読み応えがあったのだろうな、と思う。お隣の三瀦さんの旦那さんの死も、なんだか裏がありそうな気がするし。
で、“隣人”というタイトルだけで色々想像してしまうほどホラー感があるのに、実際はそれほど怖くない。というか、全体的にサスペンス色は弱めな小説だった。
一つだけ気になったのは、この「隣人」の主人公は、旦那さんが死ぬことを分かっていたから、その後のお葬式やなんかで忙しいことを見越してキャットフードの配達日を遅くしたのか、可愛い可愛いと言いつつ本当は猫のことも死なせようとしていたのか。
文章を読むだけでは前者のように感じるが、ではなぜキャットフードがなくなりかけているのにもっと早く頼まないのか、ということを考えると、後者のような気がしないでもない。だとしたらこの主人公、めちゃくちゃ怖い。本心が読めない。一瞬ゾッとした。
お気に入りは「風の墓」。文章の隙間にはめ込まれた、ガラスのプレートや湖の表現が美しかった。最後の展開は読めたけれど。うん、確かにこれは……重荷だろうな、彼女にとっては。
「至福の時」は、普通に気持ち悪い。不倫ってだけでも受け付けないのに、一回り離れているとか、一方は子供もいる母親で、一方は中学生とか。ないわ。無理だわ。本人たちが幸せだろうがなんだろうが、気持ち悪いものは気持ち悪い。
なんていうか、この小説に一貫して言えることだけど、さっさと離婚すればいいのに。離婚すれば問題ない話ばっかりなんだよなぁ。
「雪模様」の主人公も被害者ぶっているけれど、本当の被害者は奥さんだし、賢い女性を装っているけれど、同じことを繰り返して学ばない人だな、という印象。ただ、特別イラつく女性というわけでもなく、感情移入ができずにサラサラと目の前を流れていくような、人生においてインパクトの残らない、そういう愛され方をしようとしない人物だなぁと思った。
Posted by ブクログ
一貫して読みやすい。サラサラ読み進めちゃう。読書初心者向けの短編!
ただ、帯とかあらすじでかなーりホラーっぽいの期待してしまったわたしには、とっても物足りない感じには?なったかな?
パンチの薄いミステリーって感じ。水っぽいカルピスみたいな。笑笑、気の抜けたコーラか?そんな感じです。
この作者。もしかしたら長編で少しづつ内容掘り下げていく方が合ってるかも。
人物描写や背景なんかはとっても上手で本にも入り込みやすかったです!
Posted by ブクログ
短編集。どの話も驚く結末が用意されている。ほとんどブラックな結末でぞっとするラストになっているけど、最後の話だけは希望が感じられるようになっていた。読みやすい物語ではあったけど、また読みたいと思うほどの驚きはなかったかな。
Posted by ブクログ
これは 本屋で表紙見てそれだけで買いましたね^^
だって チンチラなんですもん!
反則ですよ(笑
短編集なんだけど 表題作に猫が絡んでます
数ヶ月くらい前に読んだと思うのだけど・・
案の定 ほとんど内容覚えてませんわw
猫が出てくるという意外には
特筆するほどのこともなく
可も不可もなくって感じで フツーですかね~
Posted by ブクログ
6話の短編集。前半2編はあまり面白くなかったけど、後半にいくにつれ楽しませてもらった。短編だからしょうがないのかもしれないけど、ラストが…少し残念。特に前半2編は、えっ?これで…って感じでした。
Posted by ブクログ
永井するみさんの短編集です。
今回ちょっと物足りなかったかなぁ。
なんか私「隣人」って聞くとすごくワクワクしてしまうので(変なのか?)期待しすぎたかも・・・
予測のつかない結末!って書いてあるけど、結構予測でき
ちゃいます・・・
特に1・2・3編までは、同じような印象。
5・6番目は結構楽しめました。
特に最後の「雪模様」は良かった!
変に『女は怖い』を押しだしたような前半よりも、断然よかったです。
Posted by ブクログ
ミステリーの短編集。いずれの作品も突然訪れる「ネタバラシ」にドッキリ&ビックリ。あまりに突然、それが来るもんだから「あれ?読み飛ばした??」と思ってしまうこともしばしば。でも、決して読み飛ばしてはいないし、むしろその「突然感」がこの短編集の醍醐味でもある。流れるように「ネタバラシ」をされていることに気づいたときは、「結局読者は永井さんの手のひらの上で転がされていたんだなー」と気づくときでもある。
個人的には「雪模様」が好きだった。これはちょいと、いわゆる「ミステリー」とは一線を画している!
【目次】
隣人
伴走者
風の墓
洗足の家
至福の時
雪模様