タイトルと、帯の「ヤな女」の一言に引かれて手に取った作品。どんなに恐ろしい女性が出てくるかと思ったら・・・ちょっと拍子抜け?ミステリーやサスペンスに慣れてしまったのか、これくらいならそんなに怖いと思わなくなってしまいました。だけど「女の怖い部分を書いた作品集」だと思わずに読むと、読後感すっきりで気持ちいいんですね〜。女性の深慮遠謀をめぐらす性質が、方向を変えれば「レター」のような作品になる。家庭とキャリア、両方への憧れが「マリーゴールド」の始まりに結びつく。でも男性が読んだ場合はどうなんだろう?やっぱり女は怖い、と思うんでしょうか。