感情タグBEST3
Posted by ブクログ
おもしろかった。
それぞれの話が日記によって書かれている。
どれも、びっくりさせられるところがありおもしろかった。
それぞれの日記の持ち主は、前の話にさらっと登場していて(その関係者だったり)おもしろかった。
「夫婦」が一番おもしろかったな。
Posted by ブクログ
どこかの誰かが綴っている日記のお話で、4作が収録されていた。
どのお話も、予想外の結末で読んでて面白かった。
人間らしさが滲み出ていてリアルな部分も多かった。
Posted by ブクログ
永井さんの描く独特の世界観があるミステリーが好きで、全作品読んでいますが、この作品も今までになかった様な切り口で面白く読めました。
4篇共、日記をベースにした語り口調で描かれていて、それぞれの作品がリンクしています。
そして日記に描かれている事が事実だと信じて読み進めれば、ある意味、小気味よく裏切られ、途中から何が真実で何が虚偽なのか推理小説的な部分もあり楽しめます。
永井さんの新刊が出れば必ず読んでいたので、これが最後の作品だと思うと本当に残念です。
永井さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
Posted by ブクログ
著者の絶筆となった連作短編集。何気ない日記形式の文章だが、最後の場面で「え!」となる4連打。日記というのは誰にも見られない?(もしくはあえて盗み見られることを想定して?)書くものだから、そこに書かれていることは事実ではなくても全然かまわない。
タイトルを見る限り日記には秘密が書かれているのだろうなと思い、その秘密を暴こうと考えながら読み進めるとかえってドツボにはまる。そこがこの作品の面白いところ。そして、この4編全てが絶妙に繋がっているところがまた面白い。人はどこでどう繋がっているのか、わからないからまた面白い。
Posted by ブクログ
どの日記も衝撃的どんでん返しの炸裂。
まんまと騙されました。
とんでもない秘密、優しい秘密、意地悪な秘密、おそろしい秘密と様々ですが、全部どんでん返しの先が衝撃的事実で驚かずにはいられない。
Posted by ブクログ
短編が4つ入っている。どれも、日記形式。日記の文章の感じが、リアル。言い回しとか口調とか、あー昔こんな感じで日記書いてたなあと懐かしく思い出した。
4つとも最後に意外な展開を見せるんだけど、3つめ「サムシング・ブルー」と4つめ「夫婦」が特に面白かった。
前のお話とのすごく微妙な繋がりが出てくるところや、お話に意地の悪さがあるところも好み。
でも、このシリーズの連載中に作者さんが亡くなってしまったそうで、これが最後の作品だとか。もっといろんな日記のパターン読んでみたかったな。
Posted by ブクログ
どの話も、ライトなブラックさがあって良かった。
全話繋がりがあったのも、よくあるやつだけど読みやすさに繋がったかも。
出だしの日記は、何なんだろう?
あれが1番心惹かれた(笑)
読みやすいので1日あれば余裕で読めて良いかも。
Posted by ブクログ
これまた女の人が書きそうな内容ですこと…と思ったのですけれども、普通に楽しめたのでまあ、良かったかな…恋愛上における嫉妬だの何だの…女性作家のお得意テーマですものね!
ヽ(・ω・)/ズコー
↑みたいな皮肉っぽいことも言いつつ、楽しめた!と僕に言わせたのはやはり著者の筆力のおかげでしょうか…? 日記形式にお話は進んでいくんですけれども、どうなるんだろう…? と言った興味が読み終えるまで尽きることはありませんでした!
ヽ(・ω・)/ズコー
というわけで、割とバッドエンドな物語を描く作家さんなのかな…? とこの作品を読んで思いましたけれども、代表作が他にもあるみたいでそちらも読みつつ、判断することに致しましょうか…。さようなら。
ヽ(・ω・)/ズコー