【感想・ネタバレ】グラデーションのレビュー

あらすじ

桂真紀は中学校に通う女の子。みんなが憧れている先輩の男子から誘われて一緒に帰っても、気後れが先に立つ。学校行事で行った夏のキャンプでも、誰がカップルになるかで盛り上がる友だちの話に素直に入っていけない。そんな彼女を驚かせた友人の思い切った行動とは――。14歳の少女が23歳の大人の入り口に立つまでの10年間を丁寧に描いた連作小説!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

【あらすじ】
恋愛ネタに盛り上がるクラスメイトを、いつも一歩外から冷静に見ていた中学生の真紀は、みんなのように楽しめない陰気な自分が嫌いだった。しかし、そんな真紀のことを真っ直ぐに見ていてくれる人がいる。いつまで経ってもあの頃と変わらない友達もいる。14歳の少女から23歳の大人の女性へと、グラデーションのように少しずつ成長していく10年間を描いた、どこか懐かしく爽やかなストーリー。

【感想】

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2017年05月13日

Posted by ブクログ

一人の女の子の14歳から23歳の成長を淡々と優しく描いていて
面白かった。今思うとそうでもないことに、思いっきり悩み、
落ち込んだり、はしゃいだりした遠い昔を思い出す。

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2010年09月20日

Posted by ブクログ

13歳の女の子の10年間のエピソードを綴ったものなんだけど、読んでてほっこりしてなかなかいいです

まあ、特に波乱万丈ってこともないんだけど、それぞれのエピソードがいいなあ~って感じ

文章も読み易いので、ついついどんどんページが進んでしまいます

続きがあってもいいなあ~

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2011年12月10日

Posted by ブクログ

普通の女の子の成長記。その普通さがとても心地良い。恋愛しすぎるわけでもなく、しなさすぎるわけでもない、熱すぎるわけでもなく、クールすぎるわけでもない、恋と仕事と夢と家族と友達と、普通に暮らして普通に揺れる女の子の気持ちにとても共感できる。

そして、それを長期的に見たら、グラデーションだと言ってくれてるところが嬉しい。どんな人の人生も、その人なりのグラデーションなのだと思うことができるから。そう考えると、そのグラデーションの美しさには、好みの差があるだけで、優劣はないのだろうなと思えるから。

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2011年05月15日

Posted by ブクログ

社会派ではなく恋愛をからめた女性の成長譚の方の永井作品。
恋愛といってもベタベタしていたり、内心の嫉妬心を隠したりしていないので、1人の人間の物語として男性でも大丈夫な内容でした。

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2018年08月14日

Posted by ブクログ

こういう軽く読める作品は好き。
でも印象に残らないのも確かだけど。。
読みおわってまだ1週間しかたってないのに、もう内容を忘れてしまった…。

一人の女性を時系列に追って行く作品は基本的に好きだなー。
主人公がどんどん精神的に成長していく気がして。

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2012年12月29日

Posted by ブクログ

女の子が恋をして、少しずつ成長していく姿を自然に描いています。派手なエピソードはなく日常が描かれています。懐かしくて甘酸っぱい暖かい作品。
本当にドラマは何もないけれど、たまにはこういう話を読むのもいいなーと思いました。

☆あらすじ☆
桂真紀は中学校に通う女の子。みんなが憧れている先輩の男子から誘われて一緒に帰っても、気後れが先に立つ。学校行事で行った夏のキャンプでも、誰がカップルになるかで盛り上がる友だちの話に素直に入っていけない。そんな彼女を驚かせた友人の思い切った行動とは―。十四歳の少女が二十三歳の大人の入り口に立つまでの十年間を丁寧に描いた連作小説。

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2012年06月30日

Posted by ブクログ

◆あらすじ◆
桂真紀は中学校に通う女の子。
みんなが憧れている先輩の男子から誘われて一緒に帰っても、気後れが先に立つ。
学校行事で言った夏のキャンプでも、誰がカップルになるかで盛り上がる友だちの話に素直に入っていけない。
そんな彼女を驚かせた友人の思い切った行動とは───。
十四歳の少女が二十三歳の大人の入り口に立つまでの十年間を丁寧に描いた連作小説!

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2010年06月20日

Posted by ブクログ

一人の女の人の10年間が一冊になっているんだけど、
身に覚えのある経験も、共感できる悩みや気持ちもあって読みやすかった:)

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2010年06月19日

Posted by ブクログ

ひとりの女の子の成長を丁寧に…って、どうしても宮下奈都「スコーレno4」とくらべてしまう。確かに丁寧だとは思うけど、こちらに迫ってくるような感情の振れや熱さが足りないように感じた。主人公の内面についてもっと詳細にかたられる場面があったらよかったかも。

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2010年06月19日

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