ねぎしきょうこのレビュー一覧
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購入済み
一気に読み進めてしまいました!
最初の一行から面白さが伝わってきました。読みやすい文章に情景が浮かぶ表現の仕方、軽快なテンポで進む展開に 、一気読みをしてしまいました。逆境に置かれる主人公が自分の境遇に挑み、己の才能と仲間の協力で前へと歩いていく姿に微笑ましさを感じながらスッキリとさせてくれます。登場人物の言動にリアルさを感じるため、主人公に感情移入がしやすいのも面白さの理由だと思います。エドワードとシンのやり取りがとても好きなので個人的に期待してます。読み終わってすぐに続きが気になって仕方ありません。続いてくれることを祈りながらまたもう一度読み返そうと思います。
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購入済み
ひゃー、良かった。
なんか充実したわ。淀川さんとはなかなか進展しないから、永遠に無理か?くらい心配したけど、気づくとサラッといい感じになった。その自然さが上手い。梨沙さんのファンになりそうだ。
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Posted by ブクログ
ミレーユとリヒャルトは、ごく普通の下町のパン屋の娘と、兄の親友の騎士として出会った。様々な出来事を二人で乗り越え、大公とその妃となり、ようやく幸せになれるはずだった。――だが、そんなリヒャルトが今、銃弾を受けて海に消えた。「あたしは絶対にあなたから離れないから・・・」フレッド、フィデリオ、そしてミレーユは必死に彼の姿を探すが・・・はたして二人は、自分たちを待つ人々のもとに帰ることができるのか。
ああ、良かった。思った以上に二人の幸せな時間が、二人を囲む人々の穏やかな時間が描かれていてニヤニヤしたりほっとしたり。かなり初期の頃から読み続けてきましたが、子供に囲まれた大公夫妻を読めるなんて感慨深 -
Posted by ブクログ
ネタバレ腹黒王子に翻弄されるお姫様怪盗の話。でも、腹黒王子も姫怪盗に翻弄されてますけどね(笑)
小国ながら、美形を多く輩出し外交に力を入れて存続してきたグラナート王国。けれどそんな美形王族の中で時として限りなく目立たず、パッとしない地味な王子王女がいるという。第二王女フローラもそのうちの一人。けれどそれは仮の姿。華やかさを隠し、地味な外見で他者の目をごまかすことにはある理由があって・・・。
黒の秘宝という、いわくつきの宝を回収するために世界を暗躍する大怪盗シュバルツの十一代目のフローラ。普段はただひたすら目立たず、幽霊のように地味に過ごし、怪盗として暗躍する時は勝気に美しく華やかに振る舞うフローラ -
Posted by ブクログ
ネタバレこれまでと同じ世界観ですが、今回は、「慟哭の獅子」を聖獣とするレグルス王国のお話です。前作の「聖グリセルダ学園」シリーズはあんまり面白くなかったですが、今回は面白かったです。聖獣は出てこなかったですけどね。
時代設定としては、「横柄巫女と宰相陛下」と同じくらいか、それより古いかもしれません。これぐらいの時代設定の方が、この世界観の話は面白いと思います。
ヒロインのジークリンデもヒーローのディーハルトもどっちも腹黒とありましたけど、自分のことしか考えていないようなほんとの腹黒というよりは、宰相っぽい感じがしました。国を考え、どうPRすればいい方向に話が進むか考えてます。まあ考えすぎて、すれ違