西炯子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
足の指から・・・・!!一巻が手に入らず、二巻から読むことに。筋をめちゃくちゃかいつまむと、三十路のやり手OLが休暇をとって祖母の家に戻ると、初対面のインテリ眼鏡おじさま(50代・祖母の教え子)に求婚され、同棲生活を始まる話。まず思ったのは、相手役の男のルックスが、めちゃくちゃオノナツメ的ってことである。むしろ本能に忠実というか、下世話に言えば性欲が旺盛なため、オノナツメというよりはbassoと言った方が近いかもしれない。文化ステータスが高く、白髪("はくはつ"と読む)で、細身の高身長で、小さい眼鏡で、関西弁で押しが強い、といった具合である。簡単に想像がつくだろう。恋に疲れた女性、あるいは恋に臆病になっている女性をヒロインに据え、そこに年上イケメンが擦り寄ってくるという、最近よくあるタイプの少女マンガだが、その中では出色の作品だと思う。少なくともホタルノヒカリよりは読みやすい。ホタルノヒカリほど、ヒロインが自意識過剰でないからか。技術面で言えば、絵はさほど安定しているとは思わないが、線は細く流麗。おかげで丁寧に書き込まれた背景は、田舎情緒を表情豊かに表現できている。そしてその恩恵を被っているのは何よりも人物描写で、キャラが男女問わずやたらと色っぽい。やはりここにもオノナツメ的な美意識を感じる。内容も面白いには面白かったのだが、結局一番私の印象に残ったのは、はじめてのアレのシーンで、男がまず足の指から舐め始めるところであった。失礼。