西炯子のレビュー一覧
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“「……君と真木くんの結婚はぼくら庶民には理解できんよ」
「ふうん 先生がそれを言うんだ」
「あの時もしも先生が奥さんと別れて……」
「なんだよぼくのせいかよ」
「そうよ先生のせいよ ふふふ」
「…しかし 何度も言うけど思い切ったね髪
中学部のころからずっとロングだったんだろ?」
「気に入ってるのよ」
「うん 似合ってるけど」
「ありがと 私 そろそろ帰るわ」
「帰るってどっちに?」
「先生には教えない」”
Thanks to K.H.
“「「これで帰り道お茶飲んで行きなさいよ」と ムリヤリ握らされましたけど
…どうしましょう……」
「……あの
お時間大丈夫なら これ半分いただいてお茶して -
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世の中のおやじは滅びろ!と常々思っている
おじさん嫌いな私…
海江田も最初は
無粋なやつだ!デリカシーのない!
なんでそんな言い方!…と文句たらたらだったくせに
最後の方では、悔しいけれど…
こんなおやじなら、地球に残っていてもいいかも…
そんな風に思ってしまった。
そもそもおやじだって若いころは、男だったんだよな~
「おやじ」じゃなくて。
そう、その人の若いころを想ってみたくなる
そんな魅力があったかなと。
レビューを読んでると20代の方で
なかなか結婚に踏み切れない主人公にイラッとする
と書いていた人もいたけれど
30代以降になれば、主人公の気持を
もう少し分かるようになるんじゃな -
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“「神でなく あなたにお誓いしますわ
よき妻になるかどうかはわかりませんけれど
あたくし これから哲志さんのお側にずっとおります
一緒のお墓に入るときまで」”[P.28]
その後の短編集。
小言が楽しい。
Thanks to K.H.
“「ほうか 馨は」
「縁側で寝てます あら それ なんですか?」
「グライダーの材料 工学部のせんせがくれはったんや
明日一緒に作ったろと思てな」
「え〜馨はもう そういうの喜ばないんじゃないですかねえ 中二ですよ」
「せやろか」
『いつまでも子供扱いすんなつの……』
「うふふ 馨ったらね
こないだクラスの女の子から手紙もらったんですって」
「ほお やりよ -
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“「………本当に?」
「……あのな
本当のことを信じひんというのは…もはや君の信仰や」
「……どうして…話してくれなかったんですか?」
「"育ての親"のこと? 君がぼくにきかへんから
それとも 最初に"来し方行く末"すべて話さなあかんかったんかな」
「そんな…」
「悪いけどしばらくぼくもひとりになりたいわ おやすみ」”[P.63]
(見た目の)髪がショートのときのつぐみさんの可愛さ。
そして西園寺さんが好きになる。
Thanks to K.H.
“「なんぞあったら連絡くれたらええだけやないか 何をあせってんのや」
「そーれーとーあーとー」
「ゆっく -
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“「何 言ったんですか?」
「君とぼく 結婚する予定やて言うといた」
「あの あのおばさんスピーカーですよ? 明日には町中…」
「ちょうどええやないか
昨日も言うたけど 女ひとりで居るより 決まった相手と一緒やと言うほうが
周りも安心するんと違う?
君かて 老いたりとはいえ一応若い女なんやから」
「…し しませんけど 結婚」
「せやから"予定"と言うといたがな
ずーっと"予定"と言うといたらええんや」”[P53]
この人の漫画は知ってたけど読んだことは一冊も無かった。
今回読めてよかったーときめき。
Thanks to K.H.
“「……………死に -
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ネタバレ漫画だから、アラフォーとあっても、20代にしかみえないけど、
実際その年齢の恋愛話だったら、引くよ。
アラフォーで、街中でヒール履き潰すくらいに追いかけっこってどうよ?
相手の男も、アラフォーで、「あの人、モデル~?」みたいな設定・・・。
あまりにリアル感がなさすぎて、逆に笑える。
10代20代の恋愛漫画の年齢設定を単に40代にしてみただけに
感じた。
リアルなアラフォーは、ちょっと服装いじっただけで、
人から素敵扱いとかされませんから!!
常々、美容とスタイルと健康に気を使ってた人でないとね!
リアル感、完全無視なら、普通に面白かったと思う。
でもたまにリアルなんだよね、老眼とか・