三雲岳斗のレビュー一覧
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“「……出よう、ダリアン」
少女は呆れたようにヒューイを見上げると、手甲に覆われた腕を差し出した。
「何を言っているのですか。私は揚げパンを食べるのです。早くそれを寄越すのです」
「きみの知り合いのハーストン一族は、この街じゃずいぶんな嫌われ者らしい……僕たちの目的地があの家だとバレると騒ぎになりそうだ」
そう言いながらヒューイは荷物をまとめ始めた。それを見て慌てたのはダリアンだった。焦って立ち上がりながら手を伸ばし、
「こら、ヒューイ、なぜパンをしまうのですか。まだお砂糖をかけてないのです。ヒューイ!」
「この近くで辻馬車を拾うのもやめたほうが良さそうだな。仕方ない……少し歩こう」
「こら。 -
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ネタバレ#novel
最強の吸血鬼、第四真祖に変身した主人公が太平洋上に作られたメガフロートの学究都市・魔族特区での事件を解決。厨二設定山盛りだけど、どこか飄々としているカウンター・ラノベ続編。
今作は王家の血筋と秘儀の術式を悪用した人造擬似天使が相手。またまたうなるほどの厨二設定。を、また逆手にとっているのが面白い。
展開的にはますますハーレム化促進。でも吸血鬼の王なわけで、側室はいっぱいいても問題ないんでしょうそうなんでしょう(笑
しかし日本人は本当に吸血鬼好きですよね。
・三雲岳斗「ストライク・ザ・ブラッド〈3〉天使炎上 (電撃文庫)」 -
Posted by ブクログ
アニメで放映中のダンタリアンの書架。
壺中の天に納められた幻書の管理人ダリアンと、ヒューイの織りなす奇譚。
幻書の内容よりも、それに絡められる人間模様がおもしろい本です。
人の夢や欲望などが幻書と絡み、人の暗い面も読みやすくなっています。
本書に収録されているのは
第1話:「換魂の書」
小説に狂気的な愛情を注ぎ込む女性が、小説家を監禁して自分の気に入る作品が出来上がるまで殺し続ける話
第2話:「忘却の書」
自分の浮気を隠すため、奥さんの記憶を幻書に封じ込める話
第3話:「黄昏の書」
幻書の魔力から発生した物語を食べる虫を退治するために本の世界に入る話
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