駄犬のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレもう、RPGそのもの。
この作品はずっと『読むRPG』として楽しめるから、本当にあっという間に読み終えてしまう。
2巻以上は勝手に出ないものだと思っていたし、3巻にいたってはタイトルだけが一人歩きするのだろうと思っていたら、しっかりと『誰が勇者を殺したか』という内容だった。
今作もしっかりと1巻の勇者ご一行が出てきて、魔王を倒す前の話が掘り起こされている。
3巻にもカルロスという、ザックに言わせるとアレスに似た勇敢な『勇者』が出てくるのだが、内乱を起こさせないために自ら毒をあおぎ、それが治らず最期を迎えたと知り、胸が締めつけられた。国を、民を、仲間たちを想って死んだ勇者。
カルロスの意思を受け継ぎ、カルロスの妹・エレナの想いを叶えようとしたシェイプシフターも、まごうことなく『勇者』だった。
今作も『誰が勇者を殺したか』が二転三転する。今作は、今までで一番切ない終わり方だった…。
まだ続くと書いていたので、次回作が楽しみ。
そして、ザックが本当に好き…!!!
私の初めてのライトノベルは、私が唯一買い続けるライトノベルになりそう。 -
購入済み
原作未読ですが、雰囲気◎
他の方のレビューや、原作の前評判を見る限り、恐らく上質なミステリーファンタジーを基とするお話なのだと思う。
それを踏まえると、魔王を倒し死んだとされる、勇者に関する伝聞をメインに据えた構成は、ミステリーとしてかなり雰囲気のある内容に思える。
原作者のコメントからは、原作の雰囲気を壊さず漫画化されているようだし、原作では描かれていない、登場人物の成長した姿も見られるようなので、原作履修済みでも楽しめる要素はあるようだ。
ただ、一巻の終わりが本作品の全行程のどこまで描かれているかはわからないが、物語の真相に踏み込んではいないので、盛り上がりには欠ける。
また、次巻の発売予定が2026年初冬ということで、間が空くのももどかしい。
期待できる作品として印象には残ったが、面白い!と思える決定打には欠けた印象。 -
Posted by ブクログ
何やら物騒なタイトルだが、読み終わってみれば感動的……が言い過ぎなら、いい話である。多くはない紙数の中に、エンターテイメントとして十分な要素が詰まっていると感じた。
作者がこの小説を通して何か言いたかったとすれば、「雨垂れ石を穿つ」すなわち、才能がない人間でも小さな努力を積み重ねれば偉業を成し遂げられる──ライトノベルでも本屋大賞が獲れる──ということなのかもしれない。しかし、主人公のような努力は誰にでもできるわけではない。
たとえば、大谷翔平の偉業は紛れもなく努力の賜物だ。しかし大谷がそこまで努力できたのは、それだけ野球が好きだったからである。よく言われるように、馬を水場に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない。一生懸命野球を教えたからといって、子供が野球好きになるとは限らないのである。
このように、偉業は偶然に生まれてくるものだと思う。だが現代社会は偶然性を嫌い、すべてを必然に変えようとする。「〜するだけて夢は叶う」「○○したければ××するな」「〜になるたった1つの習慣」みたいに。同じようにやれば同じ結果が出るのだ、ならないのは何かが足りないのだ、と。そうやって第二第三の大谷翔平を作ろうとする。
でも人間は一人ひとり違う。才能とは、その個別性の中に咲く花だ。私は私以外の誰かになることはできない。他の誰とも違う自分を信じて受け入れられるかどうか。それこそがじつは才能なのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
世俗を捨てた男が少女と暮らすことになって愛を取り戻せするという大枠ではよくあるパターンだが、高い画力と丁寧な描写で非常に面白い。暗い背景と光の描写がきちんとしていて、人物が輝いて見えるのがとても素晴らしい。
私がこの世捨て男と少女パターンが好みなのを差し引いても面白い。面白いんだけど、古い漫画読みであるところの私としては、この内容を1,2話分にぎゅっと圧縮したものが読みたいという気持ちはある。話的には何も始まってない気がするし。先が楽しみと言うことでもあるが。
あとネクロマンサーネタも大好きなので今後どう生きてくるのか楽しみ。
漫画力高すぎて原作より面白いパターンの気がしているので原作は今のところ読む気はなかったり。 -
購入済み
読みやすかった
とても読みやすくて一気に読むことが出来ました。
登場人物がそれぞれとても魅力的でとても良かったです。
個人的にはタイトルがセンス良いなーと思いました。 -
購入済み
おもろいよ
わかりやすく言うと、陰の実力者になりたくてから女性成分を抜いて、男臭さを増やした亜種という感じ。
ストーリーは結構な駆け足なので、普通の作品なら3巻ぐらいかけてやる話が、一冊に濃縮されいる。
そのぶん中だるみと無縁だけど、軽さもあるので、頭空っぽで読めるものさがしてる人にはいいと思いますよ。