渡航のレビュー一覧

  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。13

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    12、13巻では由比ヶ浜と比企谷が一緒にいるシーンが多いし、比企谷自身かなり心を許していると思う。だけど、結局比企谷が好意を抱いてるのは雪の下なんだろうな。それを由比ヶ浜は直感でわかってるから、苦しんでるのだと思う。最終巻でどんな結末になるか楽しみだ。

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    2019年11月14日
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。12

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    ネタバレ

    小町や雪の下の成長に対して比企谷が覚えた一抹の寂しさの正体が、誰かに頼られることで自身の存在意義を見出す依存であると後半で明らかになった。そして、陽乃は比企谷に、奉仕部が醜悪な共依存で成り立っていることを教えた。

    思えば、バレンタインイベントでもそうだが、陽乃は奉仕部のぬるま湯の関係を許さず、その欺瞞のような在り方を目敏く指摘していた。今回は、奉仕部本人たちも薄々感じていた「偽物の関係」の正体の答え合わせ回だったように思う。

    話は変わるが、この巻では比企谷がやたらと由比ヶ浜に対して積極的だったが、どういう感情なのかわからなかった。というのも、由比ヶ浜自身が雪の下と比企谷の間に入りこめないと

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    2019年11月09日
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6

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    この巻は「成長」がテーマだったように思う。文化祭を通して自らを成長させたいといいながら、その実自らに委員長という箔をつけるだけで向上心のない相模は、この巻を通して成長を見せた雪の下と対照的に描かれている。雪の下の成長は、陽乃にステージに出てもらうように指示するシーンに表れていて、今までの原則論的なやり方踏襲しつつそれを現実に落とし込んでいたのはさすがだと思った。

    また、雪の下の言葉の端々から、今はもう陽乃の影を追いかけていないことがわかったが、それは比企谷の功績が大きいように思う。最後のシーンでは、1巻の雪の下と違い、自分の弱さや現状を認める比企谷のあり方を認めていて、この価値観の変化が雪の

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    2019年11月02日
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。7

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    終盤以外は笑える場面やニヤニヤするシチュエーションが多くあったが、終盤はうってかわってシリアスな展開になった。ここから奉仕部の関係が崩れていくと思うと、少し悲しい気持ちになった。また、人間関係は概して変わらずにはいられないと思うが、人間関係の変化を主題とした話を「変わらずにあることとかわっていくことが併存する街」である京都を舞台に描いたのは秀逸だと思った。

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    2019年10月25日
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

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    アニメ好きだったから読んでみた
    リアルだなーと思うところも多いけど、導入や展開は結局ラブコメなんだなぁ

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    2019年01月04日
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。13

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    ネタバレ

    葉山と比企ヶ谷の会話にて。

    「彼女は助けを必要としていない。俺が助けたいと思っている。」
    「君はその感情の正体を知ってるかい?」
    「男の意地だ」
    そう嘯(うそぶ)いた—。

    セリフといい、言い回しといい、ほんと凄い。

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    2018年12月11日
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。4

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    いまのところ6巻と並んで完成度の高い4巻「残念、千葉村でしたー!」
    アニメ視聴済みだが、こまかな局面、場面転換が拾えてよかった。
    また、テーマを夏目漱石「こころ」の有名なフレーズで表現しているところは初めて知った。
    この方は、冒頭、クライマックスにこのような印象的なフレーズを二重使用する癖があるようです。

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    2018年10月29日
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6

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    アニメが気に入ったので、同タイミングの6巻から初めて原作を読んでみました。

    文化祭が舞台ですが、ぼっち作品主人公が実行委員になることから騒動の顛末が始まります。
    しかし、文化祭実行委員なんて、ある意味学園生活のかなり高いレベルのリア充と思いますが、ここに場違いな主人公が放り込まれなければ話が始まりません。
    あくまで、ぼっちの厳密な写実主義の「私モテ」と違うところです。

    ここから、ヒッキーが印象的かつ効果的な言動によって、難局を救いますが大いに自らを傷つけることになります。
    それを葉山や平塚先生は理解してはいますが肯定はしていません。でも、ゆきのんは明確に感謝を表明。僅かな僅かな進展。噂通り

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    2018年10月29日
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。12

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    俺ガイル最新巻。
    前巻からかなり刊行まで間が空いたので、所々忘れている事が有るけど、そのまま読み進んだ。
    一応、前巻の最後から場面は続いているのかな。

    物語はようやく雪乃の、つまりは最後の問題に辿り着いた。
    母親に自分の希望を言うという雪乃の決意表明があったにせよ、表面上は大したこともなく順調に進んでいるように見えた。
    でも、読んでてなんとなくずっと重苦しさを感じていた。
    多分最初に「この選択をきっと悔やむと知っていても」というフレーズを読んでしまったからだ。
    そして持ち上がる問題と、それぞれの決意。
    その結末は次巻へと持ち越された。

    それにしてもラストの平塚先生とのやり取りはまさに八幡の

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    2018年01月04日
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10.5

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    ネタバレ

    おもしろかった!
    このシリーズは家で読みたい。笑ってしまう。笑い転げてしまう。

    アニメのおかげで声優さんの声で脳内再生されます。
    地の文が一人称って最高に贅沢。八幡好きです。

    彩ちゃんも好きです。
    写真のデータください!

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    2017年10月06日
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。12

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    別に共依存関係でも、うまく回っていたしいいんでないのと思っている。周りが煽り立てて、無理やりこの流れに持っていった感じ

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    2017年09月24日
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。8

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    生徒会長選挙の巻。俺ガイルの隠れ人気キャラ、「いろはす」こと一色いろはが本格的にヒッキーに絡み始めた。雪乃やガハマさんが出馬する展開も見てみたかったな。

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    2016年04月12日
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。11

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    ただラブコメしているだけでは満足できなかったのか、これから自分はどうするのか将来の問題がキャラクター達に突きつけられる。高校生は適当でもいいとは思うんだがなあ。

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    2016年04月02日
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10

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    次は進路選択についての相談。
    すっかりいろはすが奉仕部に入り浸ってて面白い。

    ヒール役を演じる八幡が今回も格好良い。
    文字通り体を張ります。
    ハヤ×ハチはアリだと思います!

    かなり雪乃も丸くなって来てはいるが、隼人や陽乃さんの言葉を聞く感じだと、必ずしもいいことでは無いんだよなぁと。

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    2015年07月05日
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。11

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    ネタバレ

    評価:☆4

    ※発売直後のためネタバレ注意

    前半、というか3分の2はアニメ12話で既に放送されたバレンタインデーイベント。
    相変わらずいろはすあざと可愛いw
    楽しいイベントのようになるがあねのんから「それが比企谷くんの言う本物?」と鋭い一言が。

    終盤は結衣からの誘いで三人で水族館へ。
    「三人で、行きたいの…」
    八幡と二人で行くはずだった約束、でもゆきのんが家のゴタゴタで苦しんでるときに2人では行けなかったってことなのかな。二人でいるよりも三人でいることを選んだと。

    観覧車のように不安定さを偽りながら同じところを周り続ける関係も終わりが来る。
    結衣の全部欲しいという発言はどういうことなんだ

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    2015年06月27日
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。11

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    原作の出版よりアニメのOAが数日だけ先行した。そこから推測するのは、本書の執筆がアニメ制作と平行しておこなわれたのではないかということ。

    アニメは何らかの終幕を持たねばならず、原作はこれから後も続く。その両立を図ったためか、特に本書の後半部分にあたるバレンタイン当日のエピソード(アニメでは最終第13話にあたる)がいかにも歯切れの悪いものとなっている。

    本書前半部分のチョコレート作りエピソード(アニメ第12話にあたる)が、いつも通りの勢いで描かれているので、本書最後の部分(アニメ第13話Bパート)の3人の会話の中に見られる各自の意思や論理の曖昧さが特に目立ってしまっている。

    次作第12巻で

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    2015年06月26日
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。11

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    ネタバレ

    奉仕部も一区切りついて束の間の平和。
    そして、バレンタインデー。
    今回はバレンタイン中心のお気楽極楽回かと思いきや、
    バレンタイン半分の、クライマックスへ向けた雪乃回でありました。
    この調子なら次の巻が最終巻と言う事にもなりそうですけどどうなのでしょうかね。
    まあ、次の巻でようやく謎だった雪ノ下家の事情が分かったり、葉山の事情も分かったりするのかなあ。
    今回はお気楽回だと思っていた分、お気楽要素が足りなかったのが辛い所。
    次の巻もそう簡単にお気楽な展開になりそうにはないので、BD特典に期待しますか……(w

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    2015年06月25日
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9

    購入済み

    ギャップで4

    全体的に暗くて読み辛い感じがあるなぁ。でも前回からの問題が終盤で解決していきいつもの奉仕部らしくなってきて嬉しい。というのが星4の理由です。

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    2015年06月14日
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

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     普通の高校生の学校生活の話。異能者なんかは出てこない、普通の世界である。主人公は孤高のボッチでひねくれ者で腐ってる設定なんだけど、なんだかんだ言って真っ直ぐだし、やる時はやるのである。個人的にはものすごく共感できる。
     文体とデフォルメがラノベ的であるものの、一般レーベルでも読まれていいんじゃないかな。

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    2015年05月30日
  • やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10.5

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    材木座、一色いろは、八幡それぞれを中心とした3本の短篇集。
    材木座の相談をきっかけとして、生徒会の予算を消化するためのフリーペーパー作りに挑む。

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    2015年05月27日