渡航のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
7巻からのギスギス感が続いていて、読むのが正直辛いシーンが続く。
それが原因で小町とも喧嘩したりでもう踏んだり蹴ったり。
そんな中で舞い降りた生徒会選挙の依頼。
協力して遂行するのかと思いきや、八幡・雪乃・結衣がそれぞれ別行動・別のやり方で行動とか勘弁して下さい。
キーパーソンになる一色いろはがなかなかに個性的。
最初はただのウザいキャラかと思いきや、知れば知るほど魅力が増す娘で、今後の八幡との絡みも密かに楽しみ。
苦悩する八幡を手助けしてくれる存在がいるってのは、本当に嬉しい事。
今回初めて八幡の本当の望みが垣間見えた。
もっともっとそういう所を見せて、それを原動力に動けるようになってく -
Posted by ブクログ
夏休みの林間学校でのボランティア活動の話。奉仕部に加えて、F組の上位カーストである葉山くんのグループも参加しており、意外にも、この葉山くんがかなり物語に関わってくる。
水着あり、肝試しあり、キャンプあり、花火ありと、夏休みならではのみどころ満載で、登場人物も多いのでかなりにぎやかな巻となっていた。かたや、恒例の奉仕部の活動が、葉山くんたちも交えて、いつもよりもシリアスぎみで、自分自身の経験も含め、色々と考えさせられるものだった。
このシリーズは巻を重ねるごとに面白くなっていっているように感じる。徐々にではあるが、平凡な学園生活から、色々波乱に満ちていきそうな展開を見せているので、ますます目 -
Posted by ブクログ
2巻は初登場、川崎沙希の問題を解決するのがメインの流れ。
1巻から読んできたが、この小説、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』と言いながらも、けっこう青春ラブコメしてるところがちょっとニクい。今回はなんといっても、八幡自身は気づいていない(または、気づかないようにしている)が、八幡のことが気になっているのが態度に出まくっている由比ヶ浜結衣ちゃんがめちゃくちゃ可愛いのである。
特段面白い出来事や、芸術的なクライマックスが待ってるわけでもない。しかし、文章が読みやすいことと、話の引き方がうまいのだろう。不思議と続きが気になってついつい読み進めてしまう中毒性がある。
本文で多用さ -
Posted by ブクログ
ネタバレ評価:☆4
彼ら彼女らの、新たなる季節、新たなる関係。
ミトンのわんちゃんで噛み付いてきた後に我に帰って恥ずかしがる結衣が可愛すぎたw
学年が変わる際の文理選択という一つの分岐路や葉山と雪乃の噂を題材にして主に葉山というキャラが掘り下げられていく。
「俺は君が嫌いだ」
「……俺もお前が嫌いだよ」
なんて言ってる葉山と八幡ですが、何だかんだでやっぱり男の友情を感じるというか理解者って感じだよね。
葉山も八幡に対しては『みんなが期待する葉山隼人』である必要ないし。
後はあーしさん(三浦)が恋する乙女してて可愛かったw
受験で悩む小町を励ます八幡っていうのが前巻とは逆の構図になっていて良