勅使川原真衣のレビュー一覧

  • 学歴社会は誰のため

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    学歴とその後の主に会社への就職に至る能力と学歴の相関について、その歴史から分かりやすくまとまっています。終わりの方のもっと尖りのある人材を!の話はありそうな話で、落ち着いて考えれば、首を傾げる話ですね。 個人の能力はうつろうもので環境によっても左右され、その時と状況にもよる、組織での課題を個人に帰結しないという思考は大事な視点でした。 個人的にはもう少し現在の多くの会社の人事制度などどう変えるべきかというところを知りたかったです、参考文献も読まねば…

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    2025年05月23日
  • 働くということ 「能力主義」を超えて

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    ネタバレ

    「能力主義」の言う能力というのって本当に正しいのですか?という前提から能力主義の現状を見直してみようという話

    能力はちゃんと定義できないし、そもそもみんなで働いてるんだから個人の能力は胴回りと影響するかを考えるべきであって、その人にこの能力がないとか、あの能力はあるなとかという話ではないのではないか?そこには反対しないのですが、それであっても人を選択する場面というのは出てくるんじゃないかと思いました。業務に適正がないとか、シンプルな経験不足とかで選択しないってこともあるのではという気がします。

    ちょっといい替えると、みんな得手不得手はあるんだからそれそれ活躍できる場を作って行きましょうとい

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    2025年05月18日
  • 職場で傷つく~リーダーのための「傷つき」から始める組織開発

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    勅使河原真衣さんの本3冊目。
    前半はちょっと読み飽きた感あり。(ごめんなさい)
    かつ、職場への警鐘、指摘がいっぱいで読んでて辛くなる。
    ので、読むのに時間かかった。

    3章、4章あたりからは、実践に繋げる章で、参考になる。

    評価より謝意。
    みんな傷ついてる。

    大きな言葉の意味のなさ。大きな言葉に惑わされないように。

    人的資本、パーパス経営、ジョブ型だの、という大きな言葉に乗っかってやった気になったって仕方ないんだよ。一個一個、一人ひとり。一つひとつ。でしかないのだ。目の前の人と会話して、傷ついたね、って言えて、ありがとうって言えて、からしか始まらないのだ。
    と言う言説、めっちゃ共感します

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    2025年03月23日
  • 格差の〝格〟ってなんですか? 無自覚な能力主義と特権性

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    より良く生きていくには?というお題を与えられた時に、当たり前の前提としていたこと。それって、自分できちんと考えたことだったのかと言われると、答えは間違いなくNO。
    著者の言うように、無自覚のうちに思い込みがあったなと思う。
    この本の中では20の問いが投げかけられている。
    どれも興味深かったけど、特に印象的だったのは「自己肯定感」について。
    日本人は自己肯定感が低いとよく言われる。そこで、自信を持てるように頑張ろう!と。
    もっと努力しないと得られないのが自己肯定感かというと、それは違うとはずなのに…
    存在そのもので感じられるはずのものが、知らず知らずのうちに努力前提になっている怖さ。
    前提から疑

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    2025年03月16日
  • 職場で傷つく~リーダーのための「傷つき」から始める組織開発

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    前半は冗長。職場における「傷つき」の具体事例をいくつか挙げることで、その存在を認識させようということなのだが、事例自体はよくあるというか、似たような話が何度もでてくると感じる(それ自体、職場の「傷つき」自体を無きものにしてきた証左であるが)。
    後半は、ではどうすべきか、の話になり、ようやく本題。
    能力主義による評価ではなく、その組織における目的に対して、適切な「機能」が持ち寄られているか、を考えるべき、という内容は十分に納得感がある。

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    2025年03月16日
  • 格差の〝格〟ってなんですか? 無自覚な能力主義と特権性

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    【目次】

     プロローグ――岐路に立つ人へ
    立ち止まれない人々/擬態する岐路/岐路に気づき、「自分」を生きる20の問い

     第1章 分ける、分かる、分け合う――違和感との出会い
    ご意見番現る?/ファスト化する「わかる」/「分断」と紙一重/問い尽くしているか?

     第2章 格――の差?
    「格」が気になる私たち/階級と無縁と思われた日本社会の盲点/耳目を集めてこその社会運動/だからと言ってこれからも「格差」でいいのか?/各々から成る木

     第3章 能力――二の句が継げない「カルチャーフィット」
    「できる人」の目印?/「プラチナ住所」/恣意的な「能力」評価/やさしいようでやさしくないことばたち

     

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    2025年03月16日
  • 職場で傷つく~リーダーのための「傷つき」から始める組織開発

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    (仕事というのはいつの世も苦役)というのはおかしいという視点は考えたことがなかったので斬新だった。
    全体的に著者の想いが書き連ねてある感じがした。

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    2025年01月09日
  • 職場で傷つく~リーダーのための「傷つき」から始める組織開発

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    学術的ではない構成でビジネス書の体裁を取りつつメッセージを伝えようとしているのはわかるし、趣旨としては仕事の場を「強い自己責任」をベースにした孤立した個人同士の集団から、繋がりの中で弱さも含めた互いの個性をうまく繋ぎ合わせるエコロジー的な場の形成へ向かわせるといったものだとなんとなくわかるのだが、展開が非常に読みづらい。あるいは、橋本治みたいなスタイルを試みようとして力およばずうまくいってないような感じ。どっちかというと「生きることは頼ること 「自己責任」から「弱い責任」へ 」(講談社現代新書)などのほうを薦めたい。

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    2024年11月23日