阿川大樹のレビュー一覧

  • 終電の神様
    読みやすかった。
    電車にまつわる物語。7つ。
    電車って誰でも乗るし、いろいろな理由で止まることもよくある。あんなにたくさんの人を乗せた空間でいろんな思いがあるのは当然のことで、すごく身近に感じた。
    個人的には「高架下のタツ子」「ホームドア」が感極まって泣きそうになった。
    通勤通学で電車を使っている人...続きを読む
  • 終電の神様
    大変楽しく読みました。
    ストーリーのアイデアが良く映像としても観てみたいと思いました。表紙のデザインも素敵、2作目も同時購入しました。
  • 終電の神様

    読み応え抜群の作品

    レビューを見る限りきちんと読み取れている人は少ない印象
    とても良い作品なだけに残念
    どうあれ確実に心に残るものではあると思う
  • 終電の神様 始発のアフターファイブ
    話題になっているだけアッて、ものすごくいい出来。
    終電というと、みんな仕事上がりに飲みに行って、電車を逃したと思うかもしれないが、これはかなりひねりが効いていて、終電でラブホの深夜帯の掃除に出勤する元商社マンから、ホームレスとストリートミュージシャン、終電で寝過ごして山梨まで行ってしまい、彼氏に車で...続きを読む
  • 会社、売ります! 幸福な会社
    〈内容〉大日本鉄鋼から独立し「オルタナティブ・ゼロ」として新たなスタートを切った旭山隆児、風間麻美、楠原弘毅の三人。麻美はオートバイのガレージ村、楠原はギター工房と、それぞれ得意分野で夢を現実にするため、プロジェクトに取り組んでいた。充実した毎日。仕事がこんなに楽しいなんて思わなかった。だが大日本鉄...続きを読む
  • D列車でいこう
    久々のスマッシュヒット!
    めちゃくちゃ楽しい小説でした。
    中盤辺りまでは普通に読み進めていたけれど、起床転結の転結に当たる後半部分のスピード感!勢い!どんどん出てくる解決策!
    すごく楽し勝った!
    団塊の世代、こんなおっさんたちが沢山いれば素敵な世の中になるんだろうなあ。
  • D列車でいこう
    読み始めたらとまらずに、あっという間に一気読み。
    もっと頑張ろうって思わせてくれる本でした。

    大事なのは行動力。
    言うだけじゃなくて、実行する力とスピード感が大事なんだよね。
  • D列車でいこう
    この本を何故本屋で手に取ったのか??読み終えてカバーを外したら、帯に本屋さんのお薦めコメントがあった。たぶんこれを見て買ってしまったんだと思う。去年の夏のこと。しばらく積読だったけど、読み始めたら惹きこまれてしまった。鉄ちゃん関係の本かなーと思ったけど(鉄道は好き^^)、中身はビジネス書というか夢の...続きを読む
  • D列車でいこう
     廃線が決まった広島県のローカル鉄道を立て直そうと、奮闘する3人を描いた物語。モデルは可部線なのだろうか。
     個人的には、三セクということもあり、お隣山口県の錦川清流線を想像しながら読みました。経営効率がむちゃくちゃ進んでいるところとか、運転士が何役もこなすとか。錦川鉄道もそんな鉄道です。
     前半の...続きを読む
  • D列車でいこう
    ジャンル的には経済小説になるのかな。その堅苦しさを全く感じさせない爽やかで元気になる本!働くことの意義について悩んでいる人には是非勧めたい。変に感動を押し売りすることなく、でも気づいたら胸がいっぱいにさせる話。ただ…あのセクハラのくだりは必要なかったと思う…
  • 終電の神様 台風の夜に
    初・阿川大樹。
    台風により終電が早まる日の5つの物語で、第一話、四話、五話が好き。
    台風の日と一口に言っても、そこにはさまざまな暮らしがあって事情がある。
    各章の間には関係性がなくても、台風の日というだけで連帯感みたいな連作短編集を読んでるような楽しさがあったが、まさかの第五話で再びの人物登場で嬉し...続きを読む
  • 終電の神様 台風の夜に
    第4話と第5話が印象に残りました。
    駅員さんのお話と、お医者さんのお話。

    その場所にいる人に見えている情景。
    その人から見た現実。

    私たちは、自分に見えている現実しか知らなくて、その向こう側にはまた別の人にとっての現実の時間が流れているのだということが胸に残りました。
  • 終電の神様
    7話の短編集で、終電近くの電車が事故などで運転見合わせになることが共通しているものの、感動する話やら悲しい話やらいろいろ!短編にありがちな物足りなさはあるものの、それなりに面白かった!
  • D列車でいこう
    2年後に廃止されることが決まっていた山花鉄道
    そんな山花線を残したいという思いで会社を立ち上げ、奮闘する3人組の物語です。
    会社を辞めたり自らの資金を投資してまでローカル線の再建に挑む3人の行動力に感心しながら読みました。
  • 終電の神様 台風の夜に
    台風で終電で早くなるって現実にもあることで。
    想像しやすいのは、混雑する駅とか帰宅難民とか?
    そんな時でも、人によっては人生の大事なワンシーンだったりする。

    台風って予定を台無しにしかしなさそうなイメージだけど、台風があったからこその結果もあって。
    せつないものから、ほっこりするものまで。

    ここ...続きを読む
  • 終電の神様
    なんだ泣くほどの話ではないとタカを括ってたら、最後にガツンと…。
    病院の待合室で読んでたので、涙を懸命に誤魔化しました。
    軽くさっさと読めるので、最終話以外は病院の待合室に最適ですね。
  • 終電の神様
    電車が止まったことで運命や考え方が変わるきっかけを与えられた人々の物語。重い話も多かったが、感動できた。ちょっとした人生の変化を描いていて、登場人物のクセも良い感じにあって、楽しい。
  • 終電の神様 殺し屋の夜
    終電の神様も気がつけば4シリーズ目。
    終電を逃した夜が漫才コンビ結成のきっかけとなっと二人。
    教会に赤ん坊を置き去りにした母親と、それを見つけ、母親が帰るのを待つ年配の女性。
    過労で、衝動的に反対側の終電にのるエンジニア。

    通勤で、都心に向かう電車でなく、反対側の人の少ない海に向かう電車に乗りたか...続きを読む
  • 終電の神様 台風の夜に
    私はアイドルをやっている女性と医者の男性との話が印象に残りました。なぜアイドルをやるのか。その理由にめちゃめちゃ共感出来ました。私には自分の考えや感じ方があって、かっこよく生きる女性に見えました。
  • 終電の神様
    各章には様々な人の終電話がある

    つまり終電には人の数だけ物語があるんだなと思いました。

    自分が終電に乗ったときも『物語』を意識して乗ってみると面白いかもしれない。