阿川大樹のレビュー一覧

  • 終電の神様 夜明けの行進

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    終電の神様
    新たな人との出会いであり、親しい人との別れ。
    生きていれば当たり前のことだけど、当たり前と思うには辛いことも多い。
    今回の主人公の阪口朋香は30代半ばの女性
    高齢の母親の存在
    ミュージシャンを目指していた20代
    終電の中で、待ち受ける物語。いつかは、自分にも降りかかる未来かもしれないけど、勇気を貰えました。

    「生きていると与えられた境遇を引き受けなくてはならない時があるということです」
    辛いとき、待っている人がいて、こんな言葉を掛けられたら泣きたくなりますよね。

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    2025年08月19日
  • 終電の神様

    読み応え抜群の作品

    レビューを見る限りきちんと読み取れている人は少ない印象
    とても良い作品なだけに残念
    どうあれ確実に心に残るものではあると思う

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    2019年03月30日
  • 終電の神様 始発のアフターファイブ

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    話題になっているだけアッて、ものすごくいい出来。
    終電というと、みんな仕事上がりに飲みに行って、電車を逃したと思うかもしれないが、これはかなりひねりが効いていて、終電でラブホの深夜帯の掃除に出勤する元商社マンから、ホームレスとストリートミュージシャン、終電で寝過ごして山梨まで行ってしまい、彼氏に車で迎えに来てもらう女性とか、みんな歌舞伎町に絡んだ、手の混んだお話。

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    2018年12月21日
  • 会社、売ります! 幸福な会社

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    〈内容〉大日本鉄鋼から独立し「オルタナティブ・ゼロ」として新たなスタートを切った旭山隆児、風間麻美、楠原弘毅の三人。麻美はオートバイのガレージ村、楠原はギター工房と、それぞれ得意分野で夢を現実にするため、プロジェクトに取り組んでいた。充実した毎日。仕事がこんなに楽しいなんて思わなかった。だが大日本鉄鋼本社からの電話で三人に緊張が走った。会社が乗っ取られる!?―。

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    2012年11月04日
  • D列車でいこう〈新装版〉

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    やっと最後まで読み終えたが、話しがくどく
    また説明が多く人と人とのまじわり、会話で
    ストーリーが展開していく面白さがなかった。
    440ページにもわたる長編だったが、疲れてしまって私には合わなかった。残念!

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    2025年11月28日
  • 終電の神様

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    ネタバレ

    満員電車が事故にあい運転停止。その時に起きる様々な人々の出来事。
    旦那が女装好きとか、何故かスカートを履いてた男性を探すとか。不思議だ。
    でも私この作家好きかも。

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    2025年09月05日
  • 終電の神様 夜明けの行進

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    このシリーズは何度か読んだことがあって。

    今までは短編集みたいな構成だったけれど今回は連続もの。
    さらっと読めると言うよりかは、じっくり物語が蓄積されて進んでいくようなものだった。

    ヒューマンストーリーと言うだけあって、日常の切り取りというかワンシーンワンシーンがリアルに伝わってくる。

    電車の路線とか駅名とか沢山出てくるようなスピード感や焦燥感、はたまた茫漠たる時間を映し出す作風も好きだけど、終電と終電の間の長いようで短いぽっかりとした時間をより濃く描くこの作品もまた、情緒があって好き。

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    2025年07月07日
  • 終電の神様

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    普段、電車に乗る様な生活はしてないので、
    人身事故・緊急停止なんて事態は経験がない。
    単線で対向電車待ち合わせのため停止、なら結構経験してるけど。

    ほっこりな秘密の暴露、種明かし。
    気楽に読めてよかったです。

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    2025年04月26日
  • 終電の神様 始発のアフターファイブ

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    歌舞伎町を舞台にした人間ドラマでした。
    前回は終電自体が舞台でしたが、今回は終電後の歌舞伎町が舞台になっています。

    通勤でゆっくり読もうと思っていたら一気読みでした。
    最後に登場人物の繋がりが明かされるのがまた良いですね。

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    2025年04月21日
  • 終電の神様

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    爽やかな読後感です。
    7つの話で構成されていて
    それぞれに少しずつ、気付かない
    くらいストーリーが交錯しています。ほんわかする心温まる話が
    多いですね。
    どの話もラストシーンの締め方
    が秀逸でおしゃれで、心に残ります。
    個人的には4話の閉じない鋏と7話の
    ホームドアが特に良かったですね。

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    2024年05月20日
  • 幸福な会社

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    経済誌に連載されていた小説の前半部分らしく、実在の会社、出来事の描写もあり、リアリティのある小説だった。
    その頃の自分はどうだったかなど懐かしく思い出してしまった。今読むにしては随分古い小説ってこと(笑)
    新しいものを生み出そうとチームワークよく、頑張る主人公達に好感が持てるな。
    是非、話の続きを読んでみたいものだ。

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    2024年04月24日
  • 終電の神様 台風の夜に

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    初・阿川大樹。
    台風により終電が早まる日の5つの物語で、第一話、四話、五話が好き。
    台風の日と一口に言っても、そこにはさまざまな暮らしがあって事情がある。
    各章の間には関係性がなくても、台風の日というだけで連帯感みたいな連作短編集を読んでるような楽しさがあったが、まさかの第五話で再びの人物登場で嬉しかった。

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    2024年04月21日
  • 終電の神様 台風の夜に

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    第4話と第5話が印象に残りました。
    駅員さんのお話と、お医者さんのお話。

    その場所にいる人に見えている情景。
    その人から見た現実。

    私たちは、自分に見えている現実しか知らなくて、その向こう側にはまた別の人にとっての現実の時間が流れているのだということが胸に残りました。

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    2023年10月06日
  • 終電の神様

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    7話の短編集で、終電近くの電車が事故などで運転見合わせになることが共通しているものの、感動する話やら悲しい話やらいろいろ!短編にありがちな物足りなさはあるものの、それなりに面白かった!

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    2023年05月04日
  • 終電の神様 台風の夜に

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    台風で終電で早くなるって現実にもあることで。
    想像しやすいのは、混雑する駅とか帰宅難民とか?
    そんな時でも、人によっては人生の大事なワンシーンだったりする。

    台風って予定を台無しにしかしなさそうなイメージだけど、台風があったからこその結果もあって。
    せつないものから、ほっこりするものまで。

    ここで終わるから美しいのかもしれないけど、続きがあればいいのにと思ってしまいました。

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    2023年01月30日
  • 終電の神様

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    なんだ泣くほどの話ではないとタカを括ってたら、最後にガツンと…。
    病院の待合室で読んでたので、涙を懸命に誤魔化しました。
    軽くさっさと読めるので、最終話以外は病院の待合室に最適ですね。

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    2023年01月11日
  • 終電の神様

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    電車が止まったことで運命や考え方が変わるきっかけを与えられた人々の物語。重い話も多かったが、感動できた。ちょっとした人生の変化を描いていて、登場人物のクセも良い感じにあって、楽しい。

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    2022年12月05日
  • 終電の神様 殺し屋の夜

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    終電の神様も気がつけば4シリーズ目。
    終電を逃した夜が漫才コンビ結成のきっかけとなっと二人。
    教会に赤ん坊を置き去りにした母親と、それを見つけ、母親が帰るのを待つ年配の女性。
    過労で、衝動的に反対側の終電にのるエンジニア。

    通勤で、都心に向かう電車でなく、反対側の人の少ない海に向かう電車に乗りたかったなと思うときもあったので、反対側の終電に乗ったエンジニアの話は共感できるかも。
    どうにもならなくなる前に、思考が停止する前に、逃げ出すことが大切。でも、真面目なひとは、そこから頑張ってしまうんですよね。

    リモートワークの中で、終電という言葉とすっかり、無縁となった生活と思ったけど、終電後にも、

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    2022年09月19日
  • 終電の神様 台風の夜に

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    私はアイドルをやっている女性と医者の男性との話が印象に残りました。なぜアイドルをやるのか。その理由にめちゃめちゃ共感出来ました。私には自分の考えや感じ方があって、かっこよく生きる女性に見えました。

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    2022年05月09日
  • 終電の神様

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    各章には様々な人の終電話がある

    つまり終電には人の数だけ物語があるんだなと思いました。

    自分が終電に乗ったときも『物語』を意識して乗ってみると面白いかもしれない。

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    2021年10月30日