あらすじ
『D列車でいこう』の著者が新たなビジネスモデルをふたたび提案! 元気が出る企業小説第二弾、徳間文庫オリジナルで登場!
老舗の製鉄会社・大日本鉄鋼に極秘裏に組織された〈第三企画室〉。十二年ぶりに本社に呼び戻された旭山と部下の風間麻美、楠原弘毅。隣の部署が何をしているのかも分からない大会社の中で、ものづくりにも金融ゲームにも頼らず、企業の未来を拓くという大きな目的を与えられた三人は、さっそくビジネスモデルの検証を始めるが、本社管理部から会社の危機を打ち明けられ……。日経ビジネス・オンラインの好評連載、オリジナル文庫で刊行。
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Posted by ブクログ
経済誌に連載されていた小説の前半部分らしく、実在の会社、出来事の描写もあり、リアリティのある小説だった。
その頃の自分はどうだったかなど懐かしく思い出してしまった。今読むにしては随分古い小説ってこと(笑)
新しいものを生み出そうとチームワークよく、頑張る主人公達に好感が持てるな。
是非、話の続きを読んでみたいものだ。
Posted by ブクログ
難しいミッションや室長旭山のやり方に戸惑いながらも、仕事に生き生きと取り組み、会社を救うアイデアを具現化していく若手社員二人の姿は、読んでいて清々しい。
Posted by ブクログ
「幸福な仕事って何なのか?」を考えるきっかけになった1冊。
まだこの答えは見つかっていないが、この疑問を考えるのは楽しい。解説にあった「ハートフル・サクセスストーリー」に惹かれて手に取った一冊だったが、なかなか面白かった。
Posted by ブクログ
鉄鋼会社の社員3人が現在の停滞した状況を打破するため
新規事業に乗り出すというお話。
ビジネスを行う上で、「幸福」がキーワードだろうと見て、
「幸福な会社」を目指す設定はなかなか面白い。
(しかもこういう設定、自分の好みだし。)
た、ただ、これから本番というところで物語が終わってしまって、
何とも不完全燃焼。
続編は日経オンラインに連載されているようですが、
「早く本にしてくれー!!」という感じです。
できれば、「話が完結してから本にして欲しいなぁ。。」と思いつつも、
つかみはOK・続編に期待です。