阿川大樹のレビュー一覧
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ネタバレコールセンターを舞台にしたお仕事小説。コールセンターの内部事情や業務内容、そしてコザやおもろまちという少し「マイナー」な沖縄の町の描写も詳しい。
沖縄から東京へ出て、また沖縄へ戻って来た主人公の事情や心情も含め、全体的に読みやすい話。ベテラン作家さんの、言い意味での職業作家の技を感じられます。
コールセンターのお話というのが珍しいなと思い、手に取ってみましたが、主人公が仕事でぶつかる壁や、仕事での悲喜こもごもなど、社会人なら「あるある」と頷くエピソードが満載で、ぐいぐい読み進めました。
主人公と同じ、二十代半ばで仕事に迷う女性に、特にオススメです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレコールセンターってこんなお仕事なんだ。。。
想像と(現実と?)違う気がしなくもないが。
こんな世界があるとは。
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東京の会社をリストラされた理美は、故郷の沖縄に戻った。ハローワークに隣接する食堂のオバアに「やめておけ」と言われたコールセンターの仕事だったが、近代的なオフィスビルに惹かれ、就職する。研修では、役を演じろ、ウイスキーの顔を作れ! など、はじめて聞かされることに戸惑い、実務では、クレーマーやトラブルに冷や汗の連続だ。そんなある日、理美は会社の代表として「電話応対コンクール」に出場することに。優勝を期待する会社からのプレッシャー、同僚の嫉妬、連日のもう特訓に逃げたくなるが、大会は -
Posted by ブクログ
『D列車でいこう』ではじめて阿川先生の小説を読みましたが、リアリティがありつつ希望もあふれるすてきな小説を書かれるかただと思っています。で、小説をほとんど読まない若生も阿川先生の小説は読んでみようと思い、今回は『会社、売ります!幸福な会社』を購入。
重厚長大な製鉄メーカーを変えるべく作られた新組織。その新組織が小さいながらも、確実にニーズをとらえ、マネタイズができる可能性を秘めた事業に取組み、事業にかかわる人たちを結びつけ、事業を動かしていく物語。
阿川先生は企業にお勤めの経験もあることから、やはり社会情勢や企業組織等を踏まえたリアリティのある小説家だということを再認識しました。また、小さ -
Posted by ブクログ
普段から、よく電車には乗るし、人身事故にだってよく遭遇する。だからこそ、この本を読むべきではないかと思い、手に取った。
作中で描かれているように、電車には本当たくさんの人たちがいる。そして、その一人一人に、行き先や人生がある。
ボーっとしているおばあちゃん、スマホを見ている学生、日本へ観光に来た外国人、仕事中のサラリーマン。とか。
人身事故が起きた際も、普段自分は何ら大きな影響もない。ただ、大学の講義に少し遅刻するくらい。
でも、誰かにとっては、苦しく、しんどい時間だったり、仕事帰りでヘトヘトで早く帰りたかったり、恋人と会う時間が削られたり、命の危機に迫られていたり、改めて、一人ひとりに