阿川大樹のレビュー一覧

  • 会社、売ります! 幸福な会社

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    『D列車でいこう』ではじめて阿川先生の小説を読みましたが、リアリティがありつつ希望もあふれるすてきな小説を書かれるかただと思っています。で、小説をほとんど読まない若生も阿川先生の小説は読んでみようと思い、今回は『会社、売ります!幸福な会社』を購入。

    重厚長大な製鉄メーカーを変えるべく作られた新組織。その新組織が小さいながらも、確実にニーズをとらえ、マネタイズができる可能性を秘めた事業に取組み、事業にかかわる人たちを結びつけ、事業を動かしていく物語。

    阿川先生は企業にお勤めの経験もあることから、やはり社会情勢や企業組織等を踏まえたリアリティのある小説家だということを再認識しました。また、小さ

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    2012年09月23日
  • 会社、売ります! 幸福な会社

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    ネタバレ

    倒産目前の会社を救う為に新しいビジネスを創生すべく、主人公達が奮闘する姿を描いた全2冊からなる作品の後半。読んだ後、何かを始めたくなる気持ちにさせてくれます。
    「人は自分の理想を超える事は出来ない。だから、理想は高くなくてはならない。」「何をすべきかではなく、何をしたいかを考える。」「合格ラインは百点。それ以外は不合格。」「仕事は努力ではなく、結果を評価する。」等、仕事に取り組んでいく上での参考となるフレーズもあり、ビジネス書的な一面も持つ作品でした。

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    2011年10月25日
  • 幸福な会社

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    難しいミッションや室長旭山のやり方に戸惑いながらも、仕事に生き生きと取り組み、会社を救うアイデアを具現化していく若手社員二人の姿は、読んでいて清々しい。

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    2011年10月03日
  • 幸福な会社

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    これができる社会人なのかもなぁと、感心しながら読み進めた。
    新しい仕事を創造していく過程は、読んでて気持ちいい。

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    2011年08月05日
  • 幸福な会社

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    「幸福な仕事って何なのか?」を考えるきっかけになった1冊。
    まだこの答えは見つかっていないが、この疑問を考えるのは楽しい。解説にあった「ハートフル・サクセスストーリー」に惹かれて手に取った一冊だったが、なかなか面白かった。

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    2011年06月29日
  • 終電の神様

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    普段から、よく電車には乗るし、人身事故にだってよく遭遇する。だからこそ、この本を読むべきではないかと思い、手に取った。

    作中で描かれているように、電車には本当たくさんの人たちがいる。そして、その一人一人に、行き先や人生がある。

    ボーっとしているおばあちゃん、スマホを見ている学生、日本へ観光に来た外国人、仕事中のサラリーマン。とか。

    人身事故が起きた際も、普段自分は何ら大きな影響もない。ただ、大学の講義に少し遅刻するくらい。
    でも、誰かにとっては、苦しく、しんどい時間だったり、仕事帰りでヘトヘトで早く帰りたかったり、恋人と会う時間が削られたり、命の危機に迫られていたり、改めて、一人ひとりに

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    2025年09月27日
  • 終電の神様 夜明けの行進

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    シリーズ第五弾。今までは短編集だったが、本作は連作短編。主人公は36歳の独身女性、阪口朋香。かつてはミュージシャンを夢見て路上ライブをしていたが、今は商店街の書店で広報誌の編集に携わっている。そんな彼女に起こる事件を描いている。終電の時間が関わる話はあるが、終電の神様はいなかったな。

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    2025年08月31日
  • 終電の神様

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    何気ない電車のトラブルって実は誰かにとって深刻な出来事になってるのを再確認。
    電車乗る時は気をつけようと思います。

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    2025年05月08日
  • 終電の神様

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    電車にほぼ毎日乗っているなかで、自分以外はみんなエキストラの人みたいな気持ちでいた。当たり前だけど乗客ひとりひとりに物語があって、それぞれの人生の主人公なんだよなと思った。
    短編集で、個人的に感情移入できる場面が少なかったけど、サラッと読めた。

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    2025年05月07日
  • 終電の神様

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    ある終電に乗り合わせた人たちのそれぞれの事情の短編集。床屋の息子の話は良かったが、その他は普通。それぞれがどこかで結びつくのかと思ったが特にその点がなかったのは期待はずれ。

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    2025年03月20日
  • 終電の神様 殺し屋の夜

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    終電」って聞くと1日の終わりを想像するけれど、終電がきっかけで起きる出来事や人々の出会いもあるんだな〜ということを感じさせられました。

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    2024年11月27日
  • 終電の神様

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    ショートストーリーに分かれていて読みやすかった。
    1つのトラブルに出会っても出会った人の数だけ物語があるんだなーと思いました。当たり前のことなんだけど・・・
    ホームドア、いいお話で心が温かくなりました。

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    2024年10月05日
  • 終電の神様 始発のアフターファイブ

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    歌舞伎町を舞台に、終電から始発までの人間模様を描く短編集。
    第3話、東日本大震災後に東北から歌舞伎町に出てきた心情を語った言葉。

    「人混みの中に埋もれたいと思って来ただけなんです。地震と津波のせいで、海や山へ行ったんじゃ、癒されない心になってしまったから。自然の怖さを経験してしまったから。」

    被災者でないとわからない心情を示す言葉に触れられただけで、読んだ価値がありました。

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    2024年10月03日
  • 終電の神様 台風の夜に

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    ちょうど、今台風が変な動きをしているから読んでみようと。
    シリーズ最高の感動作!と帯に書いてあったけれど、そうかなぁと。
    他の方が良かったような。
    繋がりがある感じは良かったかな。

    何のきっかけで人生が変わるかなんて分からない。台風が来て、電車が止まり、その結果生まれることもあって。
    何が起こるかわからない人生を楽しめたらなぁ。

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    2024年09月01日
  • 終電の神様 始発のアフターファイブ

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    前作ほど感動はしなかったけど、いい読後感。
    第三話は好きだけど終わり方があっさりしてて肩すかし気味だった。第四話も好きだな。
    今回もまさかの人物再登場。こっちかぁの気分。

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    2024年05月04日
  • 終電の神様

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    緊急停止された電車に関わる人(乗っていてたり、止める側だったり)の短編集。

    ブレークポイント…どんなに忙しく休めないときでも、ちょっと息抜きする事により、リフレッシュされ流れが良くなる事ある。わかってるけど、期限あるとなかなか一度立ち止まるのは、勇気いる(¯―¯٥)

    閉じない鋏…このタイミングで、人生を変えるきっかけになる人に会ったのは、偶然ではなく、必然なんだろうなぁ。

    ホームドア…33年間待ち続けた人、実はあってた人だったけど、最後に気づけて良かった。

    すべてのお話が、一つの緊急停止の電車に関係していて(後続の電車だったとしても)とか、登場人物が繋がって伏線回収できていたりし

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    2024年02月22日
  • 終電の神様

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    電車の緊急停止によって人生のターニングポイントになる短編集。
    つながっているのかと思いきやそうでもなさそうで、同じ人物だったらいいなあと思っていたのでそこが少し残念。
    泣ける話あり、心が温かくなる話あり。
    お気に入りは【閉じない鋏】と【ホームドア】

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    2023年12月20日
  • 終電の神様 始発のアフターファイブ

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    涙と希望までは沸いてこなかったけれど、こういう雰囲気の小説は好き。
    どんな人にも苦労はあるし、見た目では分からない事がある。
    そんな人たちの生活を切り取って描いている。それが、終電と始発というところから描かれているから何だか景色も浮かぶようで。
    人生を小説にしてみたいな。

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    2023年10月03日
  • 終電の神様

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    ネタバレ

    ネタバレかもしれません
    終電イコール人身事故だったので、いい話なのに少し重たい気分で読んでました。最後の方は感動話でよかったけど、終電と関係なくなった。

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    2023年06月07日
  • 終電の神様

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    終電の神様。というタイトルから、終電に纏わるストーリーなのだろうと思ってた。
    ついでに、「感動のヒューマンストーリー」とあったので、感動もするだろうなーと。

    読んでみたら、全てが「最終電車」ではなかった。
    でも、まあ、人生の中での「最終」電車なのかもしれないけど。

    感動をしたのは一話。
    閉じない鋏。かな。

    あとは、感動とまではいかないが、「ああ、よいね」と思ったのが数話。
    ブレークポイント、スポーツばか、ホームドア。かな。

    あれ?もしかして、これとこれの話は、繋がっているのでは?と思うような展開もあったけれど、その答えはわからない。

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    2023年05月12日