石川幹人のレビュー一覧
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ネタバレ<目次>
第1章 見かけがつくるフェイク~演出までには至らぬ装い
第2章 共感に訴えるフェイク~人の話を信じる理由
第3章 言語が助長したフェイク~想像の果たす役割
第4章 自己欺瞞に巣くうフェイク~承認欲求の暴走
第5章 科学の信頼を利用したフェイク~未来予測の限界
第6章 誤解から生じるフェイク~行動選択の偏り
第7章 結束を高めるフェイク~部族意識の功罪
終章 フェイクとどのように対峙していくか
<内容>
進化心理学から見た「フェイク」の種類とその内容、および対策。といっても素晴らしい対策があるわけではない。著者はいかにも悲観的である。人間の進化の過程で手に入れた能力 -
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人間が起こす不安衝動、知ったかぶり、イライラ、マウントなどは全て狩猟採集時代にインプットされたものだから、「しょうがない!」。人間の抗えない欲望や思考の癖を生物学的に説明した自己分析に近い本。したがって、生物学書として読むと肩透かしを喰らうかもしれない。冒頭から読むと面白いなー、と思うのだが、いかんせん狩猟採集時代からだからしょうがない、という理論が繰り返され、最後の方には「狩猟採集時代からの思考だからしょうがないよね」と先読みするようになってきてしまう。事実そうなのだろうが、少し単調に感じてしまった。読み物としては軽めであり、あっという間に読める。
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大学では、知らない人が多いため、質問が出ない。
鳥は食べ過ぎると飛べなくなるので食べ過ぎない。
イライラはため息をついて、脳に酸素を送らないと収まる。
人間に嫉妬が生まれたのは嫉妬が有効だったから。狩猟採集時代は平等でないと生き残れなかった。
現代は、再分配の効果がないので、嫉妬は無意味。
人間だけが想像力を持てる。
動物は衣食住が足りていれば現状維持でダラダラする。
人間だけが他者を助ける=狩猟採集時代の協力生活のたまもの=社会性が進化した。
幸福感はこれから良い状態になるぞ、という期待でもたらされる。幸せなはずの状態、では幸福感は喚起されない。ネガティブになることは、現状が幸せな証。
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Posted by ブクログ
面白かった。けど、このタイトルに対する答えってあったっけ?「人間は論理的思考が苦手だから」?それとも「最近進展した心理学の知見が示す通り」?そのへん、僕の読解力の問題とは思うがすっきりしない。
書きぶりが実にフェアで僕としてはほとんど異論はないんだけど、でも「オカルト派」からすると「いや別に科学は目指してないですし。科学の語彙と文法で矛盾を指摘されても、そもそも霊は科学の世界を超越したところにいるので、その批判には何の効力もありませんよ」といった意見になるんじゃなかろうかと思う。
まあここまでは極端だとしても、筆者の解くような科学的な思考を拒否する人たちとどういったコミュニケーションを取れば -
Posted by ブクログ
<目次>
序章 人間は生まれながらの疑似科学信奉者
第1部 個人的体験の落とし穴~疑似科学のはじまり
第1章 金縛りの正体
第2章 パワーストーンとオーラの探求
第3章 なぜお守りを信じるのか
第2部 体験を知識に格上げする~いかに科学となるか
第4章 天文学もオカルトに由来する
第5章 見せかけの先端科学にご用心
第6章 封印された超能力の科学
第3部 知識を社会で共有する~科学を使う
第7章 科学は未来を予測する
第8章 「秘伝の技」と科学技術
第9章 メディア・政府・科学者
第4部 蔓延する疑似科学~誤解をただす
第10章 サプリメント