石川幹人のレビュー一覧

  • 生物学的に、しょうがない!

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    タイトルに惹かれて読みました。

    そういう遺伝子だから、狩猟民族の時の習性だから、遺伝子がそうなっているから…
    だから様々な感情が沸き上がる。だから浮気し嫉妬する。
    着目点がおもしろかったです。

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    2025年03月05日
  • 科学がつきとめた疑似科学

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    疑似科学について半分以上イラストの2カラーで実例を交えつつ分かりやすく解説されています。
    ただ、読み進んでいくごとに精査するものが増えていき、その反面疑似科学の増加を後押ししそうなものが出てきて、すべてのものに対して自身で精査するのは無理そうだな、「疑似科学を見極める」は無理そうだなと思ってしまいました。
    せめて、イメージ先行の考えをしないように、商品の謳い文句に踊らされないようにしようと思いました。

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    2025年02月03日
  • いい人なのに嫌われるわけ

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    いい人のはずなのに嫌われてしまう人。
    嫌な気持ちを抱いてしまう理由を知って、その対処法を知る本。

    みんなにあげすぎな人、気遣いなどいい性格の人、ポジティブすぎる人、みんなのためにな人。
    あるあるオンパレードだったけど、特にアドバイスさん、激推しさん。わかる。

    さらっと読める本だった。

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    2025年01月13日
  • 科学がつきとめた疑似科学

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    興味を惹かれる内容なのに、字が小さくて読みづらかった。
    特に薄いオレンジ色の細字は、読むのにストレスが溜まるレベル。(なので★1つマイナス)

    昔から存在するおかしな広告に騙されないための知識を身につけるのにいい本だと思う。

    今だと、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸というキーワードを出しておけば商品が売れる。
    効果を示すデータは無いが、目立った副作用もないので、プラセボ効果を利用した商売だと思っている。

    本書で興味を惹かれた話題
    ・ブルーライトの説を徹底検証!
    ・肩こりは磁石にお任せ?
    ・「水素水」の是非やいかに
    ・EPAで血液サラサラってほんと?
    ・漢方が科学になるまで
    ・マイ

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    2024年08月13日
  • だまされ上手が生き残る~入門!進化心理学~

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    友達に面白いよと勧められて、読ませてもらった。自分では絶対に100%手に取ることはないだろうという究極興味無いジャンルではあったけど、読み進めていくうちに面白くなってきて、友達が勧めてくれた理由がわかった。ただ、何となく面白いと言うだけで、説明して。と言われると困る。笑
    人間の感情や行動は元々組み込まれていたものに操られているのか?とか結局はみんな元々は同じ?とか、でもそのもっと前の段階ではどうやってそういう仕組みができたの?それ以前は?って書かれてる前の前のことから気になってきてしまった。半分くらいは理解してないんだろうけど、なんか面白かったです笑(多分この本読んだ人の中で1番アホな感想)(

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    2024年05月16日
  • 進歩した文明と進化しない心 進化心理学で読み解く、私たちの心の本性

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    自分が感じる社会での生きづらさに説明がついたりするのかしら、と思って読んでみた。

    進化心理学とは、人間の心理を進化生物学の観点から解き明かす学問。

    近代文明になってからまだ数百年、その前に万年続いた狩猟採集時代の影響が、現代の人間にも色濃く残っているという。
    マウントを取りたがったり、男らしさ女らしさの由来、孤立を怖がる心理など。
    サル、ヒト、文明と、相反する三つの心を持った現代人類は、その矛盾を抱えたまま発達した社会で生きていくため、思い悩むのは仕方のない事らしい。
    説明されると納得いくことばかりだったけれど、そこで解決策が提示されるわけではなく、ただ理解するという感触だった。
    でも、生

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    2024年03月14日
  • 生物学的に、しょうがない!

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    遺伝子が強力すぎて、人間は到底太刀打ちできない……数日前に読んだ『スマホ脳』にも通ずるないようでした。
    タイトルや帯を見ると、「できない自分を許す」ための本という印象がありましたが、ある意味「自分の許容範囲を広げる」ための本でもあるかなと。他者を受け入れる余裕、「なんでそういう風なの?」「なんでこんなこともできないの?」余裕がないときはそうやって他者に厳しくなってしまうことが多々あると思います。だけど、「遺伝子レベルで組み込まれているシステムなのだからしょうがないよね」とすこし俯瞰してみることで、自分の心にも余裕が生まれる気がします。

    「人生を楽しむことが最終目標であり、お金や仕事はその手段

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    2024年03月07日
  • 進歩した文明と進化しない心 進化心理学で読み解く、私たちの心の本性

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    なぜ現代社会で自分がうまくいかないのか、またどうやったらうまくいくのか、人類の歴史や脳の構造などから考えるよい機会になりました。

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    2024年02月25日
  • なぜ、穴を見つけるとのぞきたくなるの? 子どもの質問に学者が本気でこたえてみた。

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    小学生のときに読んでいたかったなー。
    世界の仕組みのはなしだけではなくて、
    なぜこう感じるんだろう?という疑問にも答えていて、「自分がそう感じても•行動しても仕方ないんだ!人間はそうできてるんだ!」と思える良書。
    特に、「もっと起きていろいろしたいことがあるのに、眠くなるのはなぜ?」という問いに対し、「逆だよ、仕方なく起きているだけ。植物と違って自分で栄養作れないので、仕方なく眠るのやめて栄養とってるんだよ」という答え。
    あー、ずっと、起きて〇〇しなきゃ!人より長く〇〇しなきゃ!ショートスリーパー羨ましい!と思ってたけど、その考えが違うんだ。眠るために生きてるんだ!笑 と思ったら、気持ちが楽に

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    2023年11月12日
  • 生物学的に、しょうがない!

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    何かを選ぶ時は何かを選ばない時。努力も一緒。
    恐怖には立ち向かうもよし、逃げるもよし。何かの行動をとること。隠れる、誤魔化すといった何もしないが一番よくない。

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    2023年10月10日
  • 生物学的に、しょうがない!

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    タイトルからも分かる通り、進化心理学の見地から、ヒトの習性を読みとく。
    ただ、一般の読者向けにかみ砕くのはいいが、面白さを優先したあまり極端な例が多すぎて、実際はまだ検証も曖昧な学説も全て言い切ってしまっている。
    もちろん、実際に研究の参考にするような本では当然ないし、まずは進化心理学に興味を持つには良い一冊。
    (高校生や大学生向けかな)
    ただ、結論の多くが”しょうがない”で終わってるのには違和感を感じる。

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    2023年08月29日
  • 生物学的に、しょうがない!

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    高校生程度の知識があれば頭にすっと入ってくる易しい文章だと感じました。

    自分や他者の欠点を「生物学的にしょうがない」と慰めたり、理由付ける点において、「それは分かるんだけど、しょうがなくしたらアカンやろ」と思わずつっこんでしまうところもありました。

    遺伝子や脳科学の視点の話と、社会集団が形成された時代の名残の視点から語られていました。

    読んだ感想としては、生物学うんぬんよりも、人類の生物学的な本能と理性、社会集団としての「当たり前」という、長い年月をかけて獲得してきたものが、技術革新等による現代の生活状況にそぐわなくなってきているからこそ、問題が生じていると言い換えられるかなと個人的には

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    2023年08月27日
  • だからフェイクにだまされる ──進化心理学から読み解く

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    巷に溢れかえるフェイクを7つに分類し、見分け方と対応の気付きを整理しています。フェイクがなぜ必要だったのかや個人主義の国で発展など興味深い内容でした。フェイクに振り回されるのではなく、見分け方を知り、フェイクリテラシーを高めて、フェイクをジョークと扱えるレベルに達したいものです。

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    2023年02月26日
  • 生物学的に、しょうがない!

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    末人になりそうで危ない本という前提で
    自分の苦手とすることの理由が分かるので、そこからリスタートできる人にはいい本

    あと生物学の触りとしては面白い本

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    2023年01月31日
  • 生物学的に、しょうがない!

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    「いや、それはさすがにしょうがなくないでしょ」とか時々つっこみつつ、気軽に読めた。
    人間はまだまだめちゃくちゃ未熟な、進化の過程にある生き物で、それでも理想とする姿(理性的・友好的・合理的)になろうと一所懸命頑張っているんだなー。そう思うと、少しだけ愛おしいというか、まあしょうがないかと思えるかもしれない。
    どんなに厳しく律してやろうとしてもできる範囲は限られている。そのくらいのレベルの生物なのだから。

    「女性が長生きなのは歳を取っても育児などで役立つから」という説が本当ならば、やはり人は役割や他者との繋がりや何かをしたいという意志がないと死んでしまうのだろう。どういう気持ちで生きるかがその

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    2023年01月19日
  • 生物学的に、しょうがない!

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    本能の起源が狩猟時代に適応するための物で現代にはまだ適応できてないので色々苦しいということを語る一冊

    SMの話はおもしろかった
    Mは服従することで安心するという心理だったのか

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    2022年10月31日
  • 生物学的に、しょうがない!

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    現代人が抱える様々な困りごとが、狩猟時代に形成された遺伝子による特性が社会と技術の進化に適応していないためである。一般向けに分かりやすく書いてある。重要な点は不自然なほど太字で書いてあって、SNS等で大量の情報を短文で得る現代の読書に合わせている。これも生物学的に仕方ないのかな。

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    2022年08月13日
  • 生物学的に、しょうがない!

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    確かにそうですよねーという内容。人間は言葉を獲得して、野生では考えられないほどのコミュニティを形成したけど、その一方で遺伝的には野生をそのまま持ってる。持ってないと生殖も行われないし、滅びちゃう。野生を持ちつつ、そこから遠く離れた真逆の社会的行動を求められることによるジレンマがある。その苦しみって、構造上、どうしようもないよねーって話。

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    2022年08月04日
  • だからフェイクにだまされる ──進化心理学から読み解く

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    <目次>
    第1章  見かけがつくるフェイク~演出までには至らぬ装い
    第2章  共感に訴えるフェイク~人の話を信じる理由
    第3章  言語が助長したフェイク~想像の果たす役割
    第4章  自己欺瞞に巣くうフェイク~承認欲求の暴走
    第5章  科学の信頼を利用したフェイク~未来予測の限界
    第6章  誤解から生じるフェイク~行動選択の偏り
    第7章  結束を高めるフェイク~部族意識の功罪
    終章   フェイクとどのように対峙していくか

    <内容>
    進化心理学から見た「フェイク」の種類とその内容、および対策。といっても素晴らしい対策があるわけではない。著者はいかにも悲観的である。人間の進化の過程で手に入れた能力

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    2022年06月14日
  • 人はなぜだまされるのか 進化心理学が解き明かす「心」の不思議

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    簡単に書こうとしすぎていて読みにくいというか、かえってわかりにくい部分もあった。もう少し詳しく書いてくれた方がいいのにな。
    でも、全般的にはとても面白かった。巻末にきちんと参考文献が載っているので助かる。もっと読みたい本がでてきた。

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    2022年05月19日