石川幹人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
近年「フェイクニュース」が政治家からも、マスメディアからもましてやSNS/Xポストなどに日々増えている。これからの世の中、「偽情報・フェイク」された発信の頻度が増えることは間違いない。それは、最新のAIによる情報収集とともに利用者、発信者の都合、自己主義的忖度で改ざんされる事が今後大きなポイントになる気がするからだ。特に科学技術や権威ある機関からの資料やデータを良いどこ取りした情報が拡散、蔓延する気もする。一方フェイクではないが言葉の表現での「取り違い・思い込み」もある。例題として「新しい治療法で、発病者の3分の2を救える」と言う言い方と「新しい治療法でも発病者の3分の1は救えない」どちらも間違いないが発病者にとっては全く別物に捉えてしまう。言葉の表現でよく言われることは「〜もある」か「〜しかない」と言う立場による忖度表現など発信する際には気をつけたい。
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Posted by ブクログ
興味を惹かれる内容なのに、字が小さくて読みづらかった。
特に薄いオレンジ色の細字は、読むのにストレスが溜まるレベル。(なので★1つマイナス)
昔から存在するおかしな広告に騙されないための知識を身につけるのにいい本だと思う。
今だと、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸というキーワードを出しておけば商品が売れる。
効果を示すデータは無いが、目立った副作用もないので、プラセボ効果を利用した商売だと思っている。
本書で興味を惹かれた話題
・ブルーライトの説を徹底検証!
・肩こりは磁石にお任せ?
・「水素水」の是非やいかに
・EPAで血液サラサラってほんと?
・漢方が科学になるまで
・マイナスイオンの真実
・GABAと機能性食品表示
・「遺伝子組み換え」などの先入観に注意!
「科学的根拠があるか」と問われると嘘ではない「有無」での答えが多いが、重要なのは「強弱」。
「科学的に証明された」は、何をどのように測ってどんな結果が出たのか、意味ある数値なのかを判断する必要がある。
「健康に良い」の「良い」も良いとする理由と、効果の程度(強弱)を知っておくべきである。
商品を売るための説明や広告に騙されるケースが多いのだが、効果が無いに等しくても嘘ではないとか、自分に効果があるのか否かの検証が難しい。
メディアは広告料を貰っているので(個人的に効果があると言う人がいる限り)非難はしない。
いかにして消費者に「これは良さそうだ」と思わせるかが商売のコツみたいになっている。
商品でもないのにメディアが分かっていながら指摘しないので気になっていることがある。
それは、判定基準が異なるのに同列のように発信されている「南海トラフ巨大地震」の発生確率のことだ。
今後30年以内にマグニチュード8~9級の地震が発生する確率は70~80%としている。
これは、南海トラフだけが用いている「時間予測モデル」による確率だ。
全国基準の計算式「単純平均モデル」で算出すると、確率は20%になる。
20%でも高い数値なのだが、防災予算を多く獲得するために発生確率の高いモデルで算出している。
「南海トラフ巨大地震」の発生確率は疑似科学的だと言っていい。
しかも「これは良さそうだ」ではなく、「こうしないとマズイぞ」と不安をあおるスタンスなのでたちが悪い。
能登地震の発生確率は0.1~3%だったし、熊本地震は0~0.9%という予測の元で起きた。
日本では何年かに一度100%の確率で何処かで巨大地震が起こる。
「南海トラフ巨大地震」に備えるのはいい事だが、その他の地域が無防備になりがちな弊害がある。
地震の発生確率など信用している人は少数なのだから、発表するなら全国基準に合わせるべきだと思う。 -
Posted by ブクログ
友達に面白いよと勧められて、読ませてもらった。自分では絶対に100%手に取ることはないだろうという究極興味無いジャンルではあったけど、読み進めていくうちに面白くなってきて、友達が勧めてくれた理由がわかった。ただ、何となく面白いと言うだけで、説明して。と言われると困る。笑
人間の感情や行動は元々組み込まれていたものに操られているのか?とか結局はみんな元々は同じ?とか、でもそのもっと前の段階ではどうやってそういう仕組みができたの?それ以前は?って書かれてる前の前のことから気になってきてしまった。半分くらいは理解してないんだろうけど、なんか面白かったです笑(多分この本読んだ人の中で1番アホな感想)(でも思い出して欲しいのは、このタイトル。生き残れそう)
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Posted by ブクログ
自分が感じる社会での生きづらさに説明がついたりするのかしら、と思って読んでみた。
進化心理学とは、人間の心理を進化生物学の観点から解き明かす学問。
近代文明になってからまだ数百年、その前に万年続いた狩猟採集時代の影響が、現代の人間にも色濃く残っているという。
マウントを取りたがったり、男らしさ女らしさの由来、孤立を怖がる心理など。
サル、ヒト、文明と、相反する三つの心を持った現代人類は、その矛盾を抱えたまま発達した社会で生きていくため、思い悩むのは仕方のない事らしい。
説明されると納得いくことばかりだったけれど、そこで解決策が提示されるわけではなく、ただ理解するという感触だった。
でも、生きづらいのも仕方のない事だと知ると、少し気が楽になる気もする。
印象的なのは遺伝の話。
生まれか育ちか、については、現代ではほぼ半分ずつという見解がでているらしい。とりわけ、能力面では遺伝が、性格面では環境が大きく影響するとのこと。
何とも言えない結果だけど、本人の捉え方次第なのは変わらないなと思う。
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Posted by ブクログ
遺伝子が強力すぎて、人間は到底太刀打ちできない……数日前に読んだ『スマホ脳』にも通ずるないようでした。
タイトルや帯を見ると、「できない自分を許す」ための本という印象がありましたが、ある意味「自分の許容範囲を広げる」ための本でもあるかなと。他者を受け入れる余裕、「なんでそういう風なの?」「なんでこんなこともできないの?」余裕がないときはそうやって他者に厳しくなってしまうことが多々あると思います。だけど、「遺伝子レベルで組み込まれているシステムなのだからしょうがないよね」とすこし俯瞰してみることで、自分の心にも余裕が生まれる気がします。
「人生を楽しむことが最終目標であり、お金や仕事はその手段であるサティスファイサーならばハッピーですが、お金や地位が目的格するマキシマイザーであると人生がむなしくなります」
わたしはまだまだ若い。思考を転換して自分に優しく、他者にもほどほどに、充実した人生を送ります -
Posted by ブクログ
小学生のときに読んでいたかったなー。
世界の仕組みのはなしだけではなくて、
なぜこう感じるんだろう?という疑問にも答えていて、「自分がそう感じても•行動しても仕方ないんだ!人間はそうできてるんだ!」と思える良書。
特に、「もっと起きていろいろしたいことがあるのに、眠くなるのはなぜ?」という問いに対し、「逆だよ、仕方なく起きているだけ。植物と違って自分で栄養作れないので、仕方なく眠るのやめて栄養とってるんだよ」という答え。
あー、ずっと、起きて〇〇しなきゃ!人より長く〇〇しなきゃ!ショートスリーパー羨ましい!と思ってたけど、その考えが違うんだ。眠るために生きてるんだ!笑 と思ったら、気持ちが楽になった。眠るために生きてて、生きるために起きるけど、人間が起きてる間についでにいろいろしてるだけで、それはオプション。そこで自分が不甲斐なかろうが何か人より劣ってようがどうでもいいことなんだ。よく眠って健康に生きよう。と思いました。