ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
「愚か」な行動は、実は生き残りのための「賢い」戦略かもしれない。人間の心の働きを、生物進化の仕組みに照らし理解しようとする新しい学問、進化心理学。そのエッセンスを詳しく解説。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
初めて手に取った進化心理学の本だったが、この本で進化心理学の面白さに引き込まれた。 究極要因からのアプローチは、物事の本質を捉えることができるようになるだろう。
進化心理の入門書として,読みやすく面白く書かれている。 進化心理の本はここ数年爆発的に増えてるけど,初学者とか既に基礎知識がある人向けっぽかったので,この本は本当に興味だけで読もうかなという人向けでおすすめ。 一見非合理な行動に,実は生存や生殖にとっての合理的意味がある,というロジックは,やっぱり面...続きを読む白い。
進化心理学の入門書として著者の講義でも使用できるように書いた本になります。 進化心理学とはあまり聞きなれませんが、人の心の働きを進化の仕組みに照らし合わせて理解するという学問です。 諸説の一つでありますが、読んでいて目新しく面白かったです。 現在の人類の歴史は1万年ほど。 たった500世代という内容...続きを読むを読んで、現在の急速な社会変化に人間がついていくのが大変なのもわかる気がしました。
[ 内容 ] なぜ「だまされる」ように心は進化したのか。 「おろか」な行動は、実は生き残りための「賢い」戦略かもしれない。 人間の心の働きを、生物進化の仕組みに照らし理解しようとする新しい学問、進化心理学。 そのエッセンスを詳しく解説。 進化の仕組みをもとにした、その成果から現代を生き抜く賢い戦略が...続きを読む見えてくる。 [ 目次 ] 序章 恐怖を手なずける 第1章 人生をうみだした進化の原理 第2章 遺伝子の生存競争 第3章 わかりあえないオスとメス 第4章 狩猟採集民の脳と心 第5章 人間は「協力するサル」である 第6章 文明社会への適応戦略―信頼の転換 第7章 現代社会の生きにくさにせまる 終章 だまされ上手の極意 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
序 章 恐怖を手なずける 第1章 人間をうみだした進化の原理 第2章 遺伝子の生存競争 第3章 わかりあえないオスとメス 第4章 狩猟採集民の脳と心 第5章 人間は「協力するサル」である 第6章 文明社会への適応戦略――信頼の転換 第7章 現代社会の生きにくさにせまる 終章 だまされ上手の極意 あと...続きを読むがき 石川幹人(いしかわまさと) 1959年東京生まれ。東京工業大学理学部卒業。同大学院物理情報工学専攻、松下電器産業(株)研究開発部門、通産省の国家プロジェクトなどを経て、現在、明治大学情報コミュニケーション学部教授。大学・大学院では、生物物理学・心理物理学を学び、企業では人工知能の開発に従事。遺伝子情報処理の研究で博士号(工学)を取得。専門は認知情報論および科学基礎論。著書に、『心と認知の情報学』(勁草書房)、『入門・マインドサイエンスの思想』(共編著、新曜社)、『心とは何か――心理学と諸科学との対話』(共編著、北大路書房)、訳書に『ダーウィンの危険な思想』(共訳、青土社)、『量子の宇宙でからみあう心たち』(徳間書店)などがある。 現代の人間がこれほど高度に社会を発達させていったにも関わらず、不合理な行動をするのかを教えてくれた本。人間は狩猟採集のクセが抜けきってない。その時期に培った心のもジュールは今も生き続け、最も大事なところでは威力を発揮するようである。それらは意識されるものではなくて、無意識の中に潜んでいる。それらを上手に使っていくことより幸福な人生となる。入門書としては、全ての理屈がすんなり入り納得できた本。タイトルの「だまされ上手」の部分が最初から開示されず、じれったさを感じたが、あとがきに著者の生徒が基礎を分かっていないまま応用に進んでいることを危惧して基礎を多く書かれているのだとわかり。只ただご苦労様としか思いようがなかった。確かに狩猟採集の心のモジュールが残っているのではないかという観点から、また心理学であれば誤解が多く生じる気がするので、そのような配慮は逆にありがたいかもしれない。 ブラックスワン、まぐれ等で人間は合理的ではないことが再三述べられていたが、この本を読んでやっと分かった気がした。
大学での授業の反応を踏まえた学生向けの進化心理学入門書とのこと。幅広い分野にわたる関連文献の紹介が多く、オリジナリティ不足との批判はありそうですが、面白い話題満載で読み甲斐があります。 手段と目的に置き換えられる「至近要因」と「究極要因」との区分け(行動の究極的な目的を想定する意義)や、進化心理学の...続きを読む目標は「遺伝子に還元する」よりはむしろ「生育の歴史を重んじ、遺伝子に還元できるところは取り入れつつ人間に関する諸科学の見通しをよくする」こととする議論の周辺で、記憶力、生き残り戦略、さらには男のハゲまで身近なテーマが取り上げられ、読み飽きしません。 知識を伝えるだけでなく、発想の柔軟さや現実感覚も強調され、バランスのとれた内容と思いますが、「だまされ上手」の議論が物足りなく感じるのは、私の読解力不足でしょうか。
友達に面白いよと勧められて、読ませてもらった。自分では絶対に100%手に取ることはないだろうという究極興味無いジャンルではあったけど、読み進めていくうちに面白くなってきて、友達が勧めてくれた理由がわかった。ただ、何となく面白いと言うだけで、説明して。と言われると困る。笑 人間の感情や行動は元々組み込...続きを読むまれていたものに操られているのか?とか結局はみんな元々は同じ?とか、でもそのもっと前の段階ではどうやってそういう仕組みができたの?それ以前は?って書かれてる前の前のことから気になってきてしまった。半分くらいは理解してないんだろうけど、なんか面白かったです笑(多分この本読んだ人の中で1番アホな感想)(でも思い出して欲しいのは、このタイトル。生き残れそう)
若干タイトルに釣られた感あり。 進化心理学は出来て新しい学問だ。 ゆえにまだまだ発展途上なんだと思った。
進化心理学の大まかな考え方が分かった。ただ、根拠が脆弱に思える箇所が多く、こじつけの科学なのでは?という疑問を感じた。
魅力的でおもしろいタイトルのわりに、いまいち内容がわかりにくいというか.....でも、理科(生物学)的なテーマが多く、やっぱり興味深い。今、気長に消化中です。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
だまされ上手が生き残る~入門!進化心理学~
新刊情報をお知らせします。
石川幹人
フォロー機能について
「光文社新書」の最新刊一覧へ
「ビジネス・経済」無料一覧へ
「ビジネス・経済」ランキングの一覧へ
いい人なのに嫌われるわけ
科学がつきとめた疑似科学
試し読み
職場のざんねんな人図鑑 ~やっかいなあの人の行動には、理由があった!
進歩した文明と進化しない心 進化心理学で読み解く、私たちの心の本性
生物学的に、しょうがない!
その悩み「9割が勘違い」 科学的に不安は消せる
だからフェイクにだまされる ──進化心理学から読み解く
「超常現象」を本気で科学する
「石川幹人」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲だまされ上手が生き残る~入門!進化心理学~ ページトップヘ