石川幹人のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
≪目次≫
序章 なぜ超常現象を科学するのか
「反」の部ー幽霊をめぐる非科学的主張に反論する
第1章 幽霊が見えた?
第2章 迷信とお守りの誤解と詐術
第3章 夢と幽体離脱
「半」の部ー超能力現象を半信半疑で検証する
第4章 超能力と夢の中の世界
第5章 それは誰のしわざか
第6章 未来がわかるとはどういうことか
「汎」の部ー超常と日常を合わせて広汎に考える
第7章 「無意識」の大きな可能性
第8章 幽霊体験の社会化
第9章 解体される超常現象
≪内容≫
超能力やオカルトを罵倒する本かと思いきや、超常現象の可能性を述べている本。と言っても、眉唾なものははじめから一刀両断だ -
Posted by ブクログ
本著によると我々の感情はジャングル、草原、文明によって形成されたらしい。
それらは「文明の心」と「野生の心」と二つに大別される。
恐怖、怒り、愛情といった感情がなぜ生まれたのか、それらの感情があることでどんな効能があったのかを各時代の環境とともに考えていきながら理路整然と述べられている。
近代に生まれたものもあれば、遠く祖先が野生の中にあった頃生まれたものを遺伝的に継承しているものもある。
これらがわかる事で、今自分が抱いている感情がどの様なものであるかを客観的に理解できるようになるだろう(理解後の対処についてはまた別の話だが)
驚きと発見に富んだ内容 -
Posted by ブクログ
進化心理学という学問については初めて本書で知った。人間の脳の構造に小脳と大脳があり、小脳が本能的な行動をつかさどるということは学校の理科の時間で習った。本書によるともう少し奥があるらしい。
脳は進化とともに発達してきたと考えられるが、その過程においてさまざまな感情を発達させてきたと考えるのである。人類がまだジャングルに生活していた時に身につけた恐怖や不安の感情は、類人猿にも共通して見られるが、恨みや妬み、さらには好奇心や希望、楽しみ、笑いなどは人間にのみ顕著に現れるものであるという。これは人類が草原に下りてから身につけた感情であるらしい。
進化心理学の立場では、感情は生得のものではなく進