人はなぜだまされるのか 進化心理学が解き明かす「心」の不思議
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人はなぜだまされるのか 進化心理学が解き明かす「心」の不思議

ビジネス・実用
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心の機能は遺伝し、進化する! 壁のシミが幽霊に見えたり、噂話を信じやすかったり、記憶力はチンパンジーに劣ったり……。そんな人間の「愚かさ」は、高度に進化した認知機能ゆえの副作用だった。心の動きを生物進化に基づいて考える今注目の進化心理学の最新知見から、人間特有の心の本質を解き明かす。(ブルーバックス・2011年7月刊)

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 理工
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    ブルーバックス
  • タイトル
    :
    人はなぜだまされるのか 進化心理学が解き明かす「心」の不思議
  • タイトルID
    :
    289610
  • ページ数
    :
    298ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年11月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    21MB

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人はなぜだまされるのか 進化心理学が解き明かす「心」の不思議 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    進化心理学の観点から、人間の心の動き(誤解、錯覚、記憶など)について、解説したもの。
    非常に分かりやすい。

    0
    2017年01月08日

    Posted by ブクログ

    ・視覚は「草原に生きる」ように完備されている
    ・錯覚図形やだまし絵を見たときの不思議さの裏には、生物進化の長大な歴史がひかえている
    ・「注意」
     ・速い変化に自動的に注意を向ける機能が進化した
     ・視線や指さしの先の物体を検出する機能は、人間ではきわだって発達している
     ・多くの自閉症患者は「注意共有」モジュールに欠陥があり、指さしの意味が理解出来ない
    ・「記憶」
     ・確信がある記憶は、必ずしも「体験した事実の記憶」ではなく、「事実ではないが有効に活用された記憶」の可能性がある
    ・「感情」
     ・「危険でない」という理性的な認識よりも、「怖い」という感情のほうが、力強く心の中を支配する
    ・「想像」
     ・人間に入ってくる情報(知覚)と、出ていく情報(身体運動)の両方、すなわち入出力情報すべてにかかわる、重要な心理的機能
     ・技術的知能と社会的知能
     ・社会的知能が働きすぎると幽霊や心霊写真や鬼や妖精が見えてくる
    ・「信念」
     ・原則100人程度しか、信念共通化の確認作業をすることができない
     ・人間は信じやすい動物
     ・懐疑の精神が現代では少し必要
     ・四分割表を書いて考えるテクニックがある
     ・数値をたすきがけの要領で掛け算して大きいほうのマスに意味のある関係がありそうと結論出来る
     ・反対側に注目しない傾向がある
    ・「予測」
     ・近い将来の予測には重きをおくが、遠い将来の予測には重きをおかないようになっている
     ・人類は法則好き
     ・予測ができて、かつ、それに対処できてはじめて、予測に意味がある
     ・現状の問題に対処できない無力感が、うつ病にもつながる
    ・人類は、想像力を身につけ、法則を発見し、協力して働き、文明を築いたが、かわりにさまざまな苦悩も背負った

    0
    2018年11月25日

    Posted by ブクログ

     進化心理学への入門。人間の心の形成の基礎の部分には遺伝の影響があるとされている。与えられた環境の中で生き延びてきた人類進化の過程が,「心」に結実しているという興味深い話。
     以前「進化倫理学」についての本を読んだが,それと似た感じ。
     本書は,「錯視」「注意」「記憶」「感情」「想像」「信念」「予測」の六章を通じて,各心理特性がいかにして獲得されたのか,なぜ時々うまく機能しないのかを探る。
     人間は受け取る情報の多くを視覚に依存する。目が太陽光に対して感度が高いように進化してきたのと同様に,脳における視覚の解釈系も,動く物を瞬時に捉えるなど,人類が置かれてきた環境を生き抜くのに有利なように進化してきた。
     凹凸錯視というのがある。二次元に書かれた図から凹凸を感じることができるのは,遠近を把握するのが生存に有利だったため。その際,照明は上部にあることが前提なので,これを逆にすると凹凸が逆転して見える錯視が起こる。太陽光の下で生きてきたためこのような視覚特性が獲得された。
     また人間は外部を認識する際に,重要とされるところにリソースを振り向けて注意を払い,そうでないところは気にとめない。それが生存競争に有利だったから進化した。この特性を逆手にとって,マジシャンは重要でないところに注意を向けさせ,注目されないところでトリックを行なっている。
     人間の記憶もすべてをありのままに記憶するものではない。それでは容量が足りないので,もっと効率的に,体系づけて記憶は行なわれる。そうしなければ人類は生き延びられなかった。そのおかげで,今までの経験に反することなどが記憶から抜け落ちがちである,など欠点も含むことになった。
     また,記憶が曖昧でも,選択を迫られて一度エイヤと決めてしまうと,その決断を当初からの記憶と誤信してしまうことが多い。記憶の効率を高めるには適しているが,無意識に記憶が改変されてしまう。目撃者への犯人の「面通し」がこの仕組で冤罪につながるケースも後を絶たない。
     感情も,進化の賜物。危険を察知し退避するための「恐怖」,新しい有用なことを始める「好奇心」,集団の結束を深める「怒り」や「愛情」。捕食動物に囲まれた危険な環境という大きな淘汰圧が,「恐怖」などの感情を発達させたが,淘汰圧が薄れると,次第に多様化も許される。
     また人間は,自分勝手に行動するより協力して活動する方が生き残りに有利だった。そのため,仲間から行動や言葉で伝達される信念を重視する方向に進化が進む。これを逆手に取ったのが詐欺師やデマを流す人々。人間は他人を信じるのがデフォルト。懐疑心は教えていかなくてはいけない。
     人間は,他の類人猿から分岐して300万年もの間,狩猟採集生活をしてきた。農耕開始からは1万年程度にすぎない。だから危険な動物に囲まれた狩猟採集生活の中での進化の影響が,心にも色濃く残っている。そのころの人間集団は百人程度で,互いに顔見知り,相互信頼が有利だった。
     ところが集団の規模は1万年で急増し,相互信頼が必ずしも有利でなくなってしまった。この短期間では,懐疑精神が進化でできあがるまでには至らなかったらしい。文字を発明し,懐疑精神を含む知恵を後世に伝達することが可能になった為に,人類はこの急変にも対処できてきたのかも。

    0
    2011年10月26日

    Posted by ブクログ

    こっちはまじめに書いている。かなりおもしろい。各種の認知バイアス。こっちは861円では安い。1500円ぐらいの価値がある。

    0
    2020年06月15日

    Posted by ブクログ

    カニッツァの三角形。
    チェンジブラインドネス。遅い変化には気づきにくい。
    丸憶えではなく抽象化して覚える=芋の発見の場合。体系化して覚える。
    思い出の記憶は変化しやすい。
    多様性の価値=協力するようになった。オオカミやチンパンジーなど他の動物と区別する行動特性。体系的で柔軟。

    将来の危険度を重要視しないのは、狩猟時代の先を予測しても仕方がない、という態度からきている。

    0
    2020年05月24日

    Posted by ブクログ

    進化心理学の非常にわかりやすい解説書。参考文献とか索引とかもついていて、初心者向けながら著者がしっかりと気合を入れて書いたことが伺える。

    0
    2016年10月06日

    Posted by ブクログ

    人の心の働きは人類が進化して来た遺伝子に左右されている。それを理解することで、よりよい社会を構築することができる。例えば人間が蛇を怖がるのは、過去に命を落とす敵として蛇が存在したからで、蛇を見たらすぐに逃げ出せるように身構えられた人が生き残って来た。現代は日常生活で蛇に遭遇するような環境にいなくても、そのときの遺伝子が怖がるように仕向けるのであり、それが強い人は蛇のおもちゃにも過剰に反応する。そのことを理解すれば、蛇を見て過剰に怖がらなくても済む心構えができるかもしれない。まだ新しい分野だそうだが、面白い視点だと思った。

    0
    2014年02月11日

    Posted by ブクログ

    タイトルだけで読んでみようと思った本ですが、大抵タイトル負けしている昨今の本には珍しく、中身が勝っていました。
    騙すというよりも、種の、脳の盲点がどこにある、という科学的な話です。
    規則をつくったり、覚えたりという機能を身につけた代わりに、反射的機能(野生とでもいうべきか)を失った僕たち。
    数字を一瞬表示して覚える瞬間記憶では、なんと人間よりチンパンジーのほうが優れているそうです。
    自分の脳味噌もまるであてにならない。いったい人間らしいというのはどういうことなのか、悩みの種になるような本です。

    0
    2012年05月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    進化心理学というものを初めて知った。実に興味深い学問である。
    長年不思議に思っていた人間の心理について知ることができた。
    生物進化論を心の仕組みの理解に応用した分野だそうで、うまく説明がついているものだと思う。
    特に、現実とそれをいかに知覚するかの違いなどはまさにふだん感じていることだったので、我が意を得たりという感じであった。

    人間というのは実に奇妙な生き物なのだなあというのが全体を通しての感想である。

    0
    2011年08月12日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    簡単に書こうとしすぎていて読みにくいというか、かえってわかりにくい部分もあった。もう少し詳しく書いてくれた方がいいのにな。
    でも、全般的にはとても面白かった。巻末にきちんと参考文献が載っているので助かる。もっと読みたい本がでてきた。

    0
    2022年05月19日

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    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 理工
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    ブルーバックス
  • タイトル
    :
    人はなぜだまされるのか 進化心理学が解き明かす「心」の不思議
  • タイトルID
    :
    289610
  • ページ数
    :
    298ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年11月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    21MB

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