久保田千太郎のレビュー一覧
-
無料版購入済み
面白くないはずがない。
池波正太郎にさいとう・たかを の組み合わせとなると、面白くないはずがない。さいとう・たかを が描くとなると皆ゴルゴ13のイメージが先行してしまうが、長谷川平蔵は結構よく喋り、ゴルゴ13とはまた全く異なる魅力がある。テレビや映画で何度も映像化されたことでもわかるように、実に「絵」になりやすい作品である。付け足し、この時代の江戸城には天守閣はなかったはず、ちょっと気になった。
-
無料版購入済み
今でもすごい
30年以上前、「ビッグコミック」で連載されていた本作を読んでいた。
当時から圧倒的な「戦場のリアルさ」を感じさせる作品だと思っていたが、今久々に読み返してもやはりすごい。
戦国末期の話と言えば、今ではすっかり「キングダム」が代表作となっているが、少年マンガとしての面白さはともかく、戦場のリアルさと言う意味で言えば本作とはやはり比べものにならない。
今回読み返す前でも、古代中国のリアルな戦闘と言えばこの「墨攻」がまず頭に浮かぶほどの圧倒的な存在感があった。
本作はこのジャンルに於いて、稀代の名作の1つと言えると思う。
-
TVドラマが素晴らしい
この「鬼平犯科帳」、故・中村吉右衛門氏主演のTVドラマになっていましたね。彼が演じていました主人公の長谷川平蔵の「火付盗賊改め長谷川平蔵であるぞ」と言う台詞がとても素晴らしかったですし、弱きを助け強きを挫く長谷川平蔵の姿にもとても感動しました。また、「大江戸捜査網」の「芸者小波」の役で有名な梶芽衣子さんも長谷川平蔵の妻の役を見事に演じていましたね。
-
購入済み
傑作時代劇
原作はアレクサンドル・デュマの大長編 代表作である。ロマンティシズムあふれる大時代的な作品であるが、原作の雰囲気 ストーリー展開を大変によく伝えるコミカライズ版となっている。ダルタニアンをはじめとする三銃士たちの立ち振る舞いや言動は、原作の面白さを十分に伝えている。特に女性たちの表現が素晴らしい。
-
購入済み
古典的名著
原作は言うまでもなく司馬遷の世界の古典的名著である。したがってストーリー展開には全く文句つけようがなく、膨大なストーリーをどこまで省略するかが編集者の腕の見せ所である。この作品はかなり思い切った集約をして、読みやすくしている。絵柄は少年漫画風であるが、はっきりしていて読みやすい。
-
購入済み
コミックなのですぐ読めます。
昔、十八史略という新書を読んだことがありますがいろいろな英傑がでてくるのですがそれらの関係、名前が覚えられませんでした。このコミック版の史記はすぐ読めてしまい、主人公とその周囲の人物の関係も理解でき易く大変気に入りました。その知識を元に活字で書かれた史記にも挑戦してみようと思います。
-
無料版購入済み
しっかり楽しめる。
ずっと昔 酒見賢一の原作を読んで感銘を受けた記憶があるのでコミカライズされたこの作品も読んでみた。原作は比較的短めの作品で、戦記物にしては淡々とした筆致で描かれていたのが印象に残っていたが、このコミカライズ版はまるで別物。グロテクスなまでに迫力いっぱいに描いている。これはこれでしっかり楽しめる。
-
購入済み
日本の運命の分岐点
史実を描いた漫画ですし断片的にしか判らなかった事がひと通り判ったです。226決起で青年将校が目指した財閥解体を敗戦後に日本に来たGHQがいとも簡単に実現したであります もし226決起が成功し皇道派が主権取ったら対ソ連戦に備えてアメリカとの戦争は避ける事が出来なかったとしても、もう少し後にずれてボロ負けは無かった勝てなくても引き分けになったかもしれないであります
-
日本の運命の分岐点
2、26決起は統制派による皇道派潰しであります日本はまんまとスターリンの策略に嵌まってしまったであります。勿論これは後の時代だから言えるであります。当時の日本人は解らなかったであります。皇道派が勝利していたら、アメリカとの戦争はずっと後になっていた。日本だけがアメリカと引き分けに持って行けた