上野顕太郎のレビュー一覧

  • しゃばけ漫画 佐助の巻

    購入済み

    モー様最高

    モー様だから即購入。ビジュアルでこんなにも表現するとは眼福。佐助の目線や体つきが実にセクシー。モー様だけのしゃばけ全編読みたいです。是非。

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    2020年08月22日
  • さよならもいわずに

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    ある日突然妻に先立たれてしまった漫画家のノンフィクション。作者自身の自己治療的な意味合いが強い作品。雰囲気は重く読んでいて辛くなるが、作者の思いは伝わってくる。

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    2018年11月05日
  • さよならもいわずに

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    ネタバレ

    ある日突然逝ってしまった妻との別れは、作者の存在を根底からゆすぶるような衝撃をもたらした。その過程を詳細に描いたドキュメントだ。
    上野は様々なマンガの技法をパロディ化して作品を組み立てていく、アプロプリエーションを身上とするギャグ漫画家だが、リアリズムに徹することで孤独感が恐ろしいほどひしひしと伝わってくる。時として慟哭がリアリズムを超えてあふれでて、文字通りのシュールレアリズム的な表現に達している。
    作者は現在、次の生活を見出していることも暗示されている。別れにしっかり向かい合い、弔いのプロセスを経ることこそが、次の一歩を踏み出すための近道なのだ。それは同じような境遇の人にも、力強いメッセー

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    2018年10月27日
  • さよならもいわずに

    購入済み

    先立つのが申し訳なく心が痛む

    余命宣告されて後何ヶ月かハッキリせずとも父母、家内、息子、娘たちの多くの家族を残して旅立つことになりそうです。残される家族皆が優しくなり、皆の優しさに報いるためにも、治療を頑張って奇跡を起こしできるだけ長く生き続けることにこだわりたいのですが、残される家族の辛さがリアルに描かれたこの作品を見ると、先立つことが本当に申し訳なく思います。本当にゴメンなさい。ただ、私は体調や治療など辛いことがありますが、皆が優しくしてくれるのでとても幸せな人生のラストステージを送らせてもらっており、本当に幸せです。だから、私のことを心配しないで下さい。

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    2016年03月03日
  • さよならもいわずに

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    好きと形容するには少しずれている気がする。うまくいえないけど力のある漫画だとおもいました。また忘れた頃に読みたい。でも体力ある時じゃないと再読できない。

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    2016年01月31日
  • しゃばけ漫画 佐助の巻

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    仁吉の巻と同様にしゃばけファンには必読の書。

    それにしても、萩尾望都先生の描く若だんなのかわいいことかわいいこと。
    佐助や仁吉ならずとも一生お守りしたくなること必至である。

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    2015年05月02日
  • しゃばけ漫画 佐助の巻

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    原作未読、萩尾望都・雲田はるこの作家二人に釣られて購入。根岸奉行もの読みだしてから江戸時代ものが凄く気になりだしたのとシンクロして非常に面白く読んだ。萩尾先生は萩尾先生タッチの異世界ものっぽさ、浮遊感をきちんと出されているし、くもはるさんのユーモアはここでも健在。くもはるさんには是非時代物BL描いて欲しいなぁ、って欲が出てしまった。表情の描き分けの凄さはべらんめえ調に凄く合っている気がする。
    妖かしものに惹かれるのは日本人のDNAに組み込まれた何かがあるからかもしれない。祟り神などとは違い、人間を怖がらせはするが直接的に呪い殺したりはせず、「正体の分からないもの」として在るだけで人間の方が勝手

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    2015年01月06日
  • わたしたちの好きなもの

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    原作者自らの手による解題の中に「おっさん達が若い娘をもてあそんでる!!」とあったので、どれどれ、と思って生年を見てみた。

    作画/安永知澄(1979年生まれ)
    原作/「わたしたちの好きなもの」河井克夫(1969年生まれ)
       「ちぬちぬとふる」「カノン」上野顕太郎(1963年生まれ)
       「なぎ」しりあがり寿(1958年生まれ)

    まさにそういう短編集。
    異なる3人の物語を、1人のフィルターを通してから顕現させるっていう試み。赤・青・黄色の3つの円があって、それが全部重なってるところが白で、その白こそが「安永知澄」にしてこの本の表紙の色、みたいな。そんな恥ずかしい比喩を用いたくなるような、

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    2014年02月27日
  • ギャグにもほどがある【電子特典付き】

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    中身がぎっしり詰まっていて、必然的にじっくり読むことを求められるのがうえけんの単行本。科学者の論文を読んでいる感じというか、研究結果がまとめられていると思っているので、そういう読み方をしないと楽しめないんだという姿勢で読んでます。実際そうだし。

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    2013年12月12日
  • ギャグにもほどがある【電子特典付き】

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    タイトルに虚飾、誤表示、誇張、一切無し
    私、好きですねぇ、この手の全力で馬鹿馬鹿しいギャグ漫画は
    小難しい教訓とか、作者が日頃、感じている事を伝えたい、みたいな立派な漫画家みたいな事を考えないで、ともかく、読み手を笑わせる、その一点だけに力を振り絞ってるって感じの内容です
    ちょっとした事で好きな人に誤解された、自動販売機にお金を入れても商品が出てこず、お金も戻ってこなかった、鳥の糞が頭に落ちてきた上に犬の糞を踏んだ、授業で五回連続で指された、程度の悩みや不安くらいなら、これを読んだら、一気に吹っ飛ぶハズ
    正統派なギャグ漫画としての“単純な腕力”で勝負してくるので、実に好感が持てます
    パロディ漫

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    2013年11月19日
  • ギャグにもほどがある【電子特典付き】

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    ちょっwwこれヤバイwww。挑戦作!問題作!ある意味、踏み絵。短いページに名作のキャラとネームの特徴を投影する技と力に脱毛。

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    2013年11月04日
  • さよならもいわずに

    購入済み

    んぐぐ…

    泣いた!!!!

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    2013年11月03日
  • さよならもいわずに

    日常に潜むもの

    妻の死亡を題材にした本人の体験したお話。

    1ページ、1ページ重いですが、
    死んだときに、残された者のつらさや、
    だからと言って、止まるわけでもなく、
    いつも神妙にするわけでもない。

    ここら辺は、上野先生のギャグセンスのたまものです。

    そして、最後には少しの希望を入れている。
    本当に素敵なお話。

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    2013年10月11日
  • さよならもいわずに

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    「ああ、誰かが、俺を狙撃してくれないもんだろうな」「誰かが自分たちを盗撮していてくれなかったろうか」

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    2013年07月28日
  • さよならもいわずに

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    「ああ……誰かが俺を狙撃してくれないもんだろうか」

    全ての描写が衝撃的で
    でも、決して激しいコトバや描写を使っているわけでもなく、ただただ大切なものが無くなってしまった絶望(それは井戸の無い砂漠かのよう)が伝わってきました。

    「愛する人が戻ってきてほしい」読んでいるこちらに訴えかけてくるコトバは一つも無いにもかかわらず、こちらが必死にそう願ってしまうような、そんな風に展開は重くて苦しく、でも、涙を流すほどではなかったのは、
    上野氏がすぐにまた漫画の執筆にとりかかる描写があったからではないかと思いました。
    それは、そこにどうしようもない絶望があったから故の行動だとしても、自分のプロとしての意

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    2013年09月09日
  • さよならもいわずに

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    漫画家にしろ小説家にしろ映画監督にしろ表現者達の業のなんという深さか。 えぐり込むように作者の内側をさらけ出したかと思うと、次のページではゾッとするほど客観的に突き放したような描写があったりと控え目に言っても異常である。 愛する人が居なくなった後に、時間が経ったとはいえ一つの作品として落とし込む事がなんで出来たのだろうか。 張り詰めた緊張感と虚無感、そして執着と愛情。 美しい物語であると同時に、とても「おそろしい」作品だと思う。 ラスト15頁に渡る展開に涙、訳も分からずに涙。

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    2013年05月25日
  • 星降る夜は千の眼を持つ【電子特典付き】

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    これも再再再再読くらい。
    初読のときは、
    「なんで上野顕太郎という作家を今まで知らなかったのだろう」
    と悔やんだくらい面白かった。何回読んでもやっぱり面白い。

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    2012年11月25日
  • さよならもいわずに

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    読み終えた後に表紙を見ると、それだけで胸が痛くなる。最愛の妻との死別を時に淡々と、時にえぐるように描く。「出会ったからには生き別れるか死に別れるしかない」という言葉がまだ三十代の自分にも刺さる一作。

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    2014年09月06日
  • 帽子男【電子特典付き】

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    シュールなナンセンスギャグと破滅的なコストパフォーマンスでおなじみのウケエン初期作品。
    これはウケエンで初めて読んだ漫画だったけど、すんなり入れたなぁ。
    ハッキリ言って、古い!笑
    けどここが今ある鉄板の原点なのかもしれない。だって面白いんだもん

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    2011年01月23日
  • さよならもいわずに

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    ネタバレ

    突然最愛の奥さんを亡くしてしまったたマンガ家の
    悲しみを描いた実話。

    本屋で表紙を見たときから、たぶんいい作品だと
    思ってたのだけど、きっとつらそうだから
    読むのを少しさけていた。

    でも「このマンガがすごい」に載っていて
    やっぱり読みたくなり、買った。

    勘は当たっていた。
    いや、予想以上にすばらしい作品だった。

    読んだあと胸がいっぱいになってしまい
    余韻がしばらく残っていた。

    だんなが帰ってきたときに
    「ん?どうした?」って言ったくらい
    なんだか本当に胸にきていた。

    今のだんなとの生活を本当に大切にしようと
    心から思った。

    「ただいま」「おかえり」

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    2011年11月24日