秋山はるのレビュー一覧
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落語コミックモノ
雲田はるこの昭和元禄落語心中に代表される落語コミックモノが何点かあるが、この作品はその中では出色の出来である。私自身結構落語好きということもあって、作中の落語に関するトリビアに惹かれてしまった。絵があまりうまくないところがやや残念であるが、落語をテーマにしたストーリー展開がとても面白いので、帳消し。
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購入済み
No.1!
ここ最近、落研や落語を題材にした漫画は幾つかありますがこの作品が1番面白いと思います。
鉄板の「寿限無」「子褒め」「時そば」以外にも色々な噺の粗筋がわかりやすく描かれているのが良いです。
落語家ネタもあったりで少しコアな内容ですけれど笑えますッ! -
『蟲師』特別篇収録〜!
2014年1月4日の深夜に放送されたアニメ『蟲師』特別篇「日蝕む翳」の原作収録!
2014年4月から新章の放送も発表されて、ますます今後の連載が楽しみ!なので、早速購入しちゃいました♡ -
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今回一番ドキドキしたのは、しおりが雪乃にキスしようとしているところを節子さんが目撃した⁈と思わせるシーンでした。数ページ前のシルエットとハイヒールのカットに上手く騙されてしまいました。
あと仕事を断った節子を雪乃が問いただしている時に流れのが携帯の着メロなどではなく、炊飯器の炊き上がりのメロディなのがすごいと思いました。その後食卓で二人がきちんと話ができるよう、自然な流れが作られているなと感じさせられました。(切っ掛けが炊飯器なのが少し笑えましたけど…)
最終巻で雪乃がぐっと大人になったように思います。節子に頼ってばかりではなく、対等に生きて生きたいという強い意志を感じました。
相手の気持ちが -
Posted by ブクログ
迫り来る百合。宮下雪乃、18歳。三流アイドルとしてデビューし、上京したが、夢破れ帰郷。地元の人々のいやらしい目に耐えきれず自主退学し、ふたたび上京。事務所のマネージャーとして糊口をしのぐ生活のなか、コインランドリーで岩井節子と出会う。元ミュージシャンという自分と似た境遇を持つ節子に、共感を抱き、ついには・・・いわゆる百合マンガであるが、女子同士が乳繰り合っているだけの凡百の百合マンガとは一線を画する出来。金字塔と言っていい。まず、感情の移り変わりの表現や台詞回しという、文学的な素養が高いというのが前提にある。百合でマトモなマンガをかこうと思えば、これはあるいみ必要不可欠な条件である。その上でス
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購入済み
感想 オクターヴ(1)
現実と清廉であろうとする主人公の対比が上手く描かれていると思います。そして、主人公の中にも醜い現実が存在している事をさらりと描く巧さが良い。
同性愛モノとして語るだけでは少し勿体ない。
エロ、グロな現実を語りつつ、とにかく、美しいと云える漫画です。 -
Posted by ブクログ
雪乃は恵まれています。
可愛い容姿に和み系の雰囲気。
男にも女にもモテる。
そして何より、ずっと一緒にいたいと思える大好きな人がいるのです。
でも、アイドルになれなかった挫折感が根深く、恋愛依存気味な体質。
相手の言葉に過剰反応して、嫉妬したり、劣等感を感じたり。
面倒臭い子なんですよね。
もっと幸せを感じてもいいのに。
同性愛だという障壁はもちろんあるけど、将来の保障がないのはどの恋も同じです。
そんな雪乃は傷つきながらも成長していきます。
不安もあるけど、今の幸せを最大限に享受し、少しづつ前に進んでいく。
素敵な終わり方だったと思います。