綱本将也のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
浦和に負けて、チームが一丸になったじんわり胸が熱くなった、自分がサポーターなら「こいつらを信じて次の戦いへいってやる!」という気持ちにさせられた30巻からの続いての31巻。
シーズンとして折り返し、ETUと因縁のある不破さん率いる名古屋との試合。負傷し戦線離脱しているメンバーに変わって新しくはいったGKや、新キャプテンのスギ他皆が少しずつ変化を遂げている31巻。
1人だけが正義なのではなく、ストーリー展開としてそれぞれにドラマがあるのがジャイキリの良さだと思います。不破さんは不破さんのサッカーに対しての考えがあり、その方向性をしっかりと見据えて「慕われる監督」ではなく「嫌われる監督」の中で結果 -
購入済み
最高の読みごたえ!!
個人的に達海さんのファンなので笑
達海さんのプレーが見たかった!!
そういった意味でも楽しめたし、それ以上に達海さんの覚悟に、悔しさや潔さ、選手への希望、期待…色々な気持ちがにじみ出ているのを感じられて、感情移入してぼろぼろ泣きながら夢中で読みました!!
最高の巻だったと思います! -
Posted by ブクログ
サッカーが好きだという人にも、興味がないという人にも推薦したい作品です。私は後者だったのですが、読んだら最後、「続きが気になる!」とすごい勢いで既刊の巻を購入してしまうくらい夢中にさせてくれました。
作品名にもなっているジャイアントキリングは「弱者が強者に打ち勝つ」というような意味ですが、これがまた内容をよく表しています。それでいてシンプルで素敵です。またこういう話は読んでいて気持ちがいいですし、いつの時代でも多くの人に受け入れられるテーマだと思います。
ちなみに私はアニメを観て好きになり原作を購入したのですがアニメでやっていた部分も、それ以降も、とても引き込まれました。
アニメしか観て -
Posted by ブクログ
なんだか上手くいっていた今シーズンのETU。
勢いとか、選手の成長とか、いろんな要素が組み合わさっての結果。その経験が血となり骨となるのか。それとも一過性のメッキで終わるのか。
その岐路に立たされているETU。
大事な瞬間は、その瞬間にはわからないもの。そこに気づくことの出来た人間が、より高みに成長する道筋を見つけられるんでしょうね。
そのきっかけとしての達海のラストダンス。
自分のいる環境の贅沢さと、そこで持つべき覚悟と、使える時間の短さ。
教材とするには強烈すぎる光と影。
達海のプレーの輝きがまぶしいからこそ、現在の達海の残酷さが突き刺さります。
ケガさえなければ。
そう思う選手