久米田康治のレビュー一覧
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懐かしい時事ネタ
重箱の隅をつつく勢いであらゆることにネガティブを見出す男性教師と彼の受け持っている生徒たちが巻き起こすコメディ漫画第三巻。
*外出先から戻ってきた糸色先生は家に妹の糸色倫(いとしきりん)と執事の時田がなぜかいるのを見て驚く。
きもだめしをしようと思っていると糸色先生に言う倫。
先生は生徒たちを集めて古今東西の気持ち悪いものを集めて気持ち悪がるキモイだめしをすることになるが……。
*高校の図書室で本を読んでいる二のへ組の久藤はカフカから本の虫だね、と言われる。
ありとあらゆるものを読んでみたいという久藤に対して、そこへ通りがかった糸色先生が「どす黒く卑しい自分の心まで読むつもり -
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アニメ化した作品
何に対してもネガティブな割に生き汚い男性教師と彼の受け持つクラスの生徒たちが織り成す時事ネタ満載のブラックコメディ第二巻。
七夕のお祭りに来ていた二のへ組の面々。
*そこに飾られてる短冊を見た糸色先生は願い事なんて叶わないと否定するが、満天の星空を見たカフカが「きっとお星さまが叶えてくれますよ。」というので短冊を書いてみるが……。
*通知表を配る糸色先生。しかしその中身は黒く塗りつぶされてるものばかりであった。先生が言うには、「非通知なので通知しません。みんな自分の成績なんか知りたくないでしょう。知る権利があるのと同じように知らないでいる権利だってあるはずです。」と。
そこからいろんな -
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名(?)作
何かと絶望し自殺の衝動に駆られる教師と彼の教え子たちとのやりとりを描いたブラックコメディ漫画。
4月、なんでもポジティブにとらえる少女・風浦可符香(ふうらかふか)は通学中に男性が首をつっているのを見かける。
すぐに助けようとして彼を引っ張るが、そんな彼は「死んだらどうする」と言った。
そこで可符香は自分が思い違いをしていたと気づく。
「こんな素晴らしい日に命を断とうとする人なんかいない」と。
持ち前のポジティブさで彼が身長を伸ばすためにやっていたと結論付けた可符香は学校へ行く。
先ほど自殺しようとした男性と再会し、彼が2のへ組の担任だということに気づく。
彼の名は糸色望(いとしき -
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1P目
アニメから。作品自体のネタバレを知った上でも、構成からストーリーまでが非常に面白い
冒頭の姫(18歳)が語るモノローグから全てが始まる。この段階から何かただ事ではない雰囲気を感じさせる
読み進めて行くと過去の話となるため、肩透かしかと思いきや……とチラホラ出てる伏線も中々巧妙に隠してるのもニクイ
”描く事”を仕事にする先生の”隠し事”は一体なんなのか。アニメ版を知らない方は読んでおススメです -
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途中にある登場人物の紹介ページも
個性が出てて思わずクスッと笑える感じが
ほっこりできて好きです。
最後の姫ちゃんが成長した頃のお話も
次を気にならせる感じが好きです! -
Posted by ブクログ
父は、昏睡から目覚めたけれど。
結局、仕事好きなのね。
好きなことを仕事にできるって、やっぱり幸福なんだと思う。
で、父は、娘の幸福を一番にって願っているけれど、父が幸福じゃないと娘だって幸福になれない。
つか、お互いがお互いの幸せを願っているって、すごく幸福なことなのだと思う。
って、なんだか、全体的に何かを思いやる気持ちにあふれているなと思い始めた。
アニメ化のくだりとか、特に。
まぁ、???ってなるアニメ化も多々あるけれど、出発点はその作品への愛であることは間違いない。まぁ、その後いろんな事情とか欲とか、そういうのが混ざってきて、???ってなるんだろうけどね。
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Posted by ブクログ
ようやく、過去と今がつながり始めて…。
姫ちゃんを一人にするなんてありえないと思っていたら、そういう事情で。
もう、これだけで落涙。
ま、サ〇デーや、マガ〇ンだったら大丈夫だった、には爆笑しましたが。
で、お小遣いから始まって、自分の価値観というか、存在意義にまで話をもっていくところが、相変わらずうまい。
笑って笑って、うむ、と考えさせられる。
久米田先生すごいです。
そして、なぜ筆を折ったかが語られ…。
そんなことで、と思うけれど、でも、やっぱりああいう情報が出てしまったら下ネタ漫画書き続けるのは無理だよな。結局は、お客あっての商売だもの。
好きなことを仕事にでき -
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感動した
11歳になりましたのコマの姫ちゃんが最高に可愛い。
内容の面白さもさることながら、やはりこの漫画の最大の魅力は姫ちゃんが可愛く描かれていたことだったと思う。
アニメED曲のフレーズを引用した演出は泣けた。 -
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やっぱり面白い
昔マガジンで下ネタ満載のギャグマンガを書いていた久米田先生。
この方はたぶん天才だと思う。それか相当ねちっこくて細かい性格か。常にクスッと笑える作品です。漫才の台本を書かせても面白いの出来そう。