吉田修一のレビュー一覧
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直前に読んだ『ペダルの向こうに』(池永陽)の感想が「通俗的で捻りが無い」でしたが、これは逆に捻り過ぎられていて。まあ、舞台が捩れた構造の高層ビルだからですかねぇ(苦笑)。
設定は面白い。特に鉄筋工・隼人のXXXX(あえて伏字)への精神的依存は今までに無いパターンで見事です。しかし、どうもその話と設計士・犬養の家庭の崩壊を二本柱とした物語とした為、二重螺旋のようになり、どうも作者の意図の理解が極めてしづらくなっているようなのです。
エンディングもどうでしょう。結末まで描くやり方が有ります。さらにそれが進んで「将来を予感させる」終わり方もあります。この物語は、これらに飽き足らず、さらに手前で終わら -
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~内容(「BOOK」データベースより)~
大工の大輔は子連れの美女、真実と同棲し、結婚を目指すのだが、そこに毎日熱帯魚ばかり見て過ごす引きこもり気味の義理の弟・光男までが加わることに。不思議な共同生活のなかで、ふたりの間には微妙な温度差が生じて…。ひりひりする恋を描く、とびっきりクールな青春小説。表題作の他「グリンピース」「突風」の二篇収録。
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3編それぞれの主人公はタイプは違えど誰もが自分本位であんまり好きになれない。
でも、何だか寂しい人だなと思うと嫌いにもなりきれず、ラストの印象的な描写(個人的には「グリンピース」のラストが好き)と合わせて何とも言えな -
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~内容(「BOOK」データベースより)~
風呂上りの火照った肌に鮮やかな刺青を躍らせた猛々しい男たちが、下穿き一つで集い、日々酒盛りに明け暮れる三村の家。人面獣心の荒くれどもの棲む大家族に育った幼い駿は、ある日、若い衆が女たちを連れ込んでは淫蕩にふける古びた離れの家の一隅に、幽霊がいるのに気づくのだった。湾の見える町に根を下ろす、昭和後期の地方侠家の栄光と没落のなかに、繊細な心の成長を追う力作長編。
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最近長崎に縁があるので、久々に再読。
最後の「悠太と離れの男たち」は正直ぞっとした。
「威勢のよかった男どもにおいていかれた女と、威勢のいい男になれなかった -
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昔、本を読まないボーイフレンドが、
本を読むようになって、
いちばん最初に言ったのが、
「本って、こんなエロいことが書いてあるのね。
みんな良く電車とかで読んでるよね。
真面目に本を読んでいる人の見方が変わったわ」
でした。
どんな本を読んだのか、今でも本読みのようです。
この本を読んで最初に思い浮かんだのは、その時のこと。
かなりびっくりしちゃった。
でもどんどん読んでいくと、あれあれ、いろんなこと考えなきゃ
いけない本になってきた。
ランドマークになりうるような大きなものに、
自分しか知らないこと少しずつ少しずつ埋めていくのは、
気持ちがいいだろうな。 -
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ねじれたランドマークに、ねじれた社会生活を送る2人の男性を投影して話は進む。
都市部周辺に住まい仕事をする人々の、日常からでは伺えない、異常な精神状態。
だいぶ前に読んだんですけど。 本の名前ときれいな水色に惹かれました。 の割りに、内容はどちらかと言えば、人間の心情に迫るもの。心の葛藤とか孤独感とか。30代くらいに確かに考えを巡らせてしまいそうだと、自分に投影するシーンもしばしば。 ねじれた超高層がテーマなので、当時建設中だった、名古屋のアレを思い浮かべながら読みました。それにしてもランドマークってなんで、どうしてもほっそりしたイメージ喚起をさせられるんだろうなぁ。
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Posted by ブクログ
とてもすらすらと読める文章。コバルト?と思ったが違った。この本の目次が後半で何のことかわかる。主人公を分析した結果。でもこの主人公ある意味一番男の人が好きなタイプなんじゃない。なんとなく何でも打ち明けれて誰かにそばにいてほしいときすぐ思い浮かぶ女の子。最後に彼女は間違ってもいいと動き出す。何を間違えたか。東京に行っても聡の心はもう自分ではなく亜希子というきらきらした過去の元カノに移っていることか。彼女がすきなのはずっと思い続けた彼なのか、今の彼なのか。どっちにしてもあまりいい結果にはならなそうだけど、「間違えて泣いてもいい」なんて思うこと大切だよ。彼女を色にたとえると、う〜ん暖かいパステルカラ
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購入済み
うーん
映画も見てない、一巻だけ読んだ感想としてはうーん..という感じ。
いつのまにかキクオには刺青が入っているし、春江はどなた...?という疑問のままストーリーが進んでいくので読者を置いてく感じがすごい。
小説をはしょってるのか?後からネタバレがあるのか?だとしても普通に物語の流れとして不自然というか下手くそだなという感想。タグつけるのもうーん..という感じ。。
全体のストーリーは面白いと思う。