吉田修一のレビュー一覧

  • ランドマーク

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    いろんな出来事が、結末に至る前に(中には不吉な示唆を残して)話が終わっていってしまうので、その後が気になってしまいます。女が出て行った本当の理由、ある人物が死んだ理由、告白の行方、そして一番気になるのはO-miyaスパイラルのその後。物語は吉田修一らしい視点で、現代(小泉政権時代の日本のようです)を描いてて相変わらずうまいなーと思います。ただ、読後はすっきりしないので好き嫌いが分かれそうです。

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    2011年03月23日
  • ランドマーク

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    いまいちどの登場人物の心情もよく書かれていないように感じてしまったなぁ…。なんで主人公が貞操器具をつけているの、とか、愛人の人が4pしたいのかがよくわからんかったです。残念。

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    2010年01月26日
  • ランドマーク

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    直前に読んだ『ペダルの向こうに』(池永陽)の感想が「通俗的で捻りが無い」でしたが、これは逆に捻り過ぎられていて。まあ、舞台が捩れた構造の高層ビルだからですかねぇ(苦笑)。
    設定は面白い。特に鉄筋工・隼人のXXXX(あえて伏字)への精神的依存は今までに無いパターンで見事です。しかし、どうもその話と設計士・犬養の家庭の崩壊を二本柱とした物語とした為、二重螺旋のようになり、どうも作者の意図の理解が極めてしづらくなっているようなのです。
    エンディングもどうでしょう。結末まで描くやり方が有ります。さらにそれが進んで「将来を予感させる」終わり方もあります。この物語は、これらに飽き足らず、さらに手前で終わら

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    2016年07月31日
  • 熱帯魚

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    ~内容(「BOOK」データベースより)~
    大工の大輔は子連れの美女、真実と同棲し、結婚を目指すのだが、そこに毎日熱帯魚ばかり見て過ごす引きこもり気味の義理の弟・光男までが加わることに。不思議な共同生活のなかで、ふたりの間には微妙な温度差が生じて…。ひりひりする恋を描く、とびっきりクールな青春小説。表題作の他「グリンピース」「突風」の二篇収録。
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    3編それぞれの主人公はタイプは違えど誰もが自分本位であんまり好きになれない。

    でも、何だか寂しい人だなと思うと嫌いにもなりきれず、ラストの印象的な描写(個人的には「グリンピース」のラストが好き)と合わせて何とも言えな

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    2010年04月02日
  • 長崎乱楽坂

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    ~内容(「BOOK」データベースより)~
    風呂上りの火照った肌に鮮やかな刺青を躍らせた猛々しい男たちが、下穿き一つで集い、日々酒盛りに明け暮れる三村の家。人面獣心の荒くれどもの棲む大家族に育った幼い駿は、ある日、若い衆が女たちを連れ込んでは淫蕩にふける古びた離れの家の一隅に、幽霊がいるのに気づくのだった。湾の見える町に根を下ろす、昭和後期の地方侠家の栄光と没落のなかに、繊細な心の成長を追う力作長編。
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    最近長崎に縁があるので、久々に再読。

    最後の「悠太と離れの男たち」は正直ぞっとした。

    「威勢のよかった男どもにおいていかれた女と、威勢のいい男になれなかった

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    2010年03月16日
  • ランドマーク

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    昔、本を読まないボーイフレンドが、
    本を読むようになって、
    いちばん最初に言ったのが、
    「本って、こんなエロいことが書いてあるのね。
    みんな良く電車とかで読んでるよね。
    真面目に本を読んでいる人の見方が変わったわ」
    でした。
    どんな本を読んだのか、今でも本読みのようです。

    この本を読んで最初に思い浮かんだのは、その時のこと。
    かなりびっくりしちゃった。
    でもどんどん読んでいくと、あれあれ、いろんなこと考えなきゃ
    いけない本になってきた。

    ランドマークになりうるような大きなものに、
    自分しか知らないこと少しずつ少しずつ埋めていくのは、
    気持ちがいいだろうな。

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    2009年12月14日
  • ランドマーク

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    気づいたら話が終わっていて
    吉田修一の気持ちとリンクできないと
    よくわからないまま終わってしまうお話だと感じました

    でも大宮にゆかりがあるので、ちょっと好きです

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    2009年10月04日
  • ランドマーク

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    高層ビル建築現場で働く鉄筋工隼人、そしてその高層ビルの設計士犬飼の日常が描かれる。あまり起伏のない物語。わかりにくい作者の意図。それなのに、なぜか私は惹かれて読んでしまう。出稼ぎにきているおじさんたちや、仕事浸けで妻がわからなくなる犬飼。日常に次第にいらいらしてくる隼人。この作品に渦巻く空気感、人々のありようが「悪人」へと続くのだなと実感できた。「悪人」前段階の不安感を喚起させてくれた。

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    2011年09月18日
  • ランドマーク

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    ねじれたランドマークに、ねじれた社会生活を送る2人の男性を投影して話は進む。
    都市部周辺に住まい仕事をする人々の、日常からでは伺えない、異常な精神状態。

    だいぶ前に読んだんですけど。 本の名前ときれいな水色に惹かれました。 の割りに、内容はどちらかと言えば、人間の心情に迫るもの。心の葛藤とか孤独感とか。30代くらいに確かに考えを巡らせてしまいそうだと、自分に投影するシーンもしばしば。 ねじれた超高層がテーマなので、当時建設中だった、名古屋のアレを思い浮かべながら読みました。それにしてもランドマークってなんで、どうしてもほっそりしたイメージ喚起をさせられるんだろうなぁ。

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    2009年10月04日
  • ランドマーク

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    文庫になっていたので購入。
    相変わらず好みの完全に分かれそうな作風。
    でもついつい買ってしまうのは何でだろ?

    ってか舞台が大宮!あまりに地元なんで書かれている風景がまじまじと浮かび面白い。

    出だしがHap`1 Kingdamだもんな〜。
    地元愛で星プラス1してます。

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    2009年10月04日
  • 熱帯魚

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    080529(n 080727)
    081226(n 090216)
    091128(s 100105)

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    2010年01月22日
  • ランドマーク

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    いつか読もうと思っていた吉田修一。
    入社直前に読めました。

    たぶんこの作品は代表作じゃないんだろうけど、充分に彼の特性がわかる一冊だった。


    彼の小説は、小説なのに非常にリアリティーのある小説だ。
    つまり現代社会を映し出す鏡のような役割を自作に担わせている。

    そういう点で村上龍に近いものを感じたし、非常に力を持った作家だということがわかった。
    もう一冊くらい読みたいな。時間があれば。。

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    2009年10月04日
  • 長崎乱楽坂

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    ヤクザの一家に育った普通の少年を描いた作品です。
    形式的には連作短篇で小学校低学年から大人になるまでをスポット的に描いて行きます。
    作風が幅広いのか、それとも方向転換を目指しているのでしょうか。これまで読んできた吉田作品とはかなりイメージが違います。
    生々しさ、熱気、猥雑。そうしたものが無かったわけではないのですが、この作品では一気に表に出てきた感じです。その分、力強さは感じられるのですが、では何を描きたかったのかというとそれが少し判りにくい。
    少し時間を置いて見直してみたいと思います。

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    2016年08月07日
  • 長崎乱楽坂

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    吉田修一お得意の短編ごとに主人公が成長していく書き方。

    長崎にはいったことないけど、長崎の片田舎らしさがでてていいんじゃないか。

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    2009年10月04日
  • 7月24日通り

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    とてもすらすらと読める文章。コバルト?と思ったが違った。この本の目次が後半で何のことかわかる。主人公を分析した結果。でもこの主人公ある意味一番男の人が好きなタイプなんじゃない。なんとなく何でも打ち明けれて誰かにそばにいてほしいときすぐ思い浮かぶ女の子。最後に彼女は間違ってもいいと動き出す。何を間違えたか。東京に行っても聡の心はもう自分ではなく亜希子というきらきらした過去の元カノに移っていることか。彼女がすきなのはずっと思い続けた彼なのか、今の彼なのか。どっちにしてもあまりいい結果にはならなそうだけど、「間違えて泣いてもいい」なんて思うこと大切だよ。彼女を色にたとえると、う〜ん暖かいパステルカラ

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    2011年07月16日
  • ランドマーク

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    物語の中心となる超高層ビルのねじれた構造と、登場人物の人生のねじれを対比(あるいはリンク)しているのだろうか?

    ビルの設計者と鉄筋工の日常が並行して描かれ、最後に交差するという展開は、吉田修一が得意とする手法ではあります。
    しかし、読後に残るものはあまりありません。

    元々、淡々と語り続けるような作風なので、本作に限ったことではありませんが、結論を明確に示して欲しいという読者には、お薦めできません。

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    2009年10月07日
  • ランドマーク

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    高層ビル「O-miya スパイラル」に携わる設計士、鉄筋工たちの話。それぞれの話が最後に交わる。

    けっこう面白かった。けど浜崎あゆみの歌詞を引用してたのが残念。ということで星は3つ。

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    2009年10月04日
  • 長崎乱楽坂

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    父が死んで幼い兄弟が引き取られた家は、母の実家である極道が住む家だった―――何十年か前の長崎を舞台に、ある極道の家が最盛期から勢いを失っていくまでを描いた、閉塞感に満ちた息苦しい一冊。男たちの物語ではあるけれど、おそらくこの本の本当の主役は、男たちの臭いの満ちた古い陋屋なのだろうと思う。内容としては違うのだろうけれど、ふと遠い昔に読んだ中上健次の『千年の愉楽』を思い出しました。

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    2009年10月04日
  • 長崎乱楽坂

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    相変わらず彼の作品は主人公がSO COOL!
    うーーーん、せっかくおもしろい内容なんだから
    もうちょっとじっくり描写してもいいかなあ?
    それともあえて短いのが作者の狙いなのか?

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    2009年10月07日
  • 国宝 1

    購入済み

    うーん

    映画も見てない、一巻だけ読んだ感想としてはうーん..という感じ。
    いつのまにかキクオには刺青が入っているし、春江はどなた...?という疑問のままストーリーが進んでいくので読者を置いてく感じがすごい。
    小説をはしょってるのか?後からネタバレがあるのか?だとしても普通に物語の流れとして不自然というか下手くそだなという感想。タグつけるのもうーん..という感じ。。
    全体のストーリーは面白いと思う。

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    2025年09月15日