小川公代のレビュー一覧

  • ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる

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    本書は、メアリ・シェリーや彼女の書いた「フランケンシュタイン」を起点に、ケアの視点から現実を組み替える「実験」なのだという。
    メアリ自身や、見捨てられた存在であるフランケンシュタイン(人造人間の方)のような、生きづらさを抱えた脆弱な存在の紡ぐ、「小さな物語」を掬い上げ、それがいかに軽視されてきたかを、様々な作品の中に見出だしていく試みとのことである。
    また、物語の中に、他者への配慮や対話・「共話」的な関係を見出だしていくようでもある。

    率直に言えばちょっと読みづらい。
    「戦争」「親ガチャ」「マンスプレイニング」「レイシズム」などのダークなキーワードが続く前半は、どうしても糾弾調になりがち、と

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    2025年10月26日
  • 翔ぶ女たち

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    予備知識がないことが惜しまれる。
    が、その中でもちらと垣間見えた世界は面白かった。

    ・女性とケア
    ・アルファタイプとベータタイプ
    ・魔女がどうやって生まれたか
    ・個に言えないことを種には命じる

    わが身を振り返ると、結婚出産の前後で別人のよう。

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    2024年09月02日
  • ケアする対話 この世界を自由にするポリフォニック・ダイアローグ

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    最近知った、当事者研究やオープンダイアローグ等に取り組んでいる方々の話を聞けました。

    イメージができなくて理解が難しくても、声を傾けることは大事だと思いました。

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    2024年06月26日
  • ケアの倫理とエンパワメント

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    興味深く読んだ。ネガティヴ・ケイパビリティ、カイロス的時間、多孔的な自己という概念がはっきりしてきた。私の理解力では一読で、この手の本を理解することはできないのだけれど、圧倒されつつもぼんやりと自分の中では著者の言いたいこと、私の身の回りで起きていることが繋がっていると感じることはできる。
    そして、この本を読むことで読みたい本が山ほど増えるということも楽しい発見。

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    2024年03月20日
  • 世界文学をケアで読み解く

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    社会的弱者の語りや視野を通し、リフレーミングを示唆する著書を、紹介した本。
    エッセンシャルワーカーの葛藤とか心理面を文学的に表現する内容かと思ったが、「ケア」の概念が広く、メッセージ性はぼやけた印象。
    阻害されている側の変化は、している側の意識の変換が必須であり、また傍観ではなく臨場でとらえる感覚が大事、とかかな。

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    2024年01月26日