小川公代のレビュー一覧

  • ケアの倫理とエンパワメント

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    倫理(ケア)には具体的な決断が伴う。だからこそ倫理には悩みや迷いが生じ、それゆえに創造的とも言える。

    法や社会やモラルにただ盲目的に従う「道徳」ではなく、思わず逡巡してしまう「倫理」が人間の身体を作り出す。

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    2021年10月13日
  • ケアの倫理とエンパワメント

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    「正義の倫理」との対立により「ケアの倫理」が導入され、文学におけるその表象と細やかに往復を繰り返しながらその概念の変遷と未来が描き出されている。オスカー・ワイルドから平野啓一郎までを「ケアの倫理」を軸として一気に批評。「ネガティヴ・ケイパビリティー」など鍵概念が反復されたり、各章のむすびに小括が設けられたりしていて、一般書としての読みやすさにも配慮されているところからも「現代性」を感じさせる。

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    2021年09月12日
  • 血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか

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    読書を習慣にして1年たった。
    そういえば習慣にはなってきたけど
    そもそも読書ってなんだっけ?と
    改めて振り返りをするにあたって
    照らし合わせ読んだ。

    個人的にはフォイエルバッハとマルクスの
    阻害理論の部分がおもしろかった!

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    2026年05月18日
  • 血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか

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    かなり読みやすかった。3人の講師が読書をする際に大切にしている考え方・読み方をおすすめの本とともに紹介する本だが、安田 登氏の本とのとっつき方にとても関心を持った。本を何か目的意識を持って読むのもいいが、たまたまふらっと入った本屋で、何となくで手に取ったのをぱらぱらめくって運命的な出会いをする、その際に予め問いを持っておく。また、シンギュラリティを推測するために昔の本を読むというのも面白い角度だと感じた。

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    2026年05月11日
  • 血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか

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    100分de名著、って結構長く続いてる番組だったんですね。5月の『大いなる遺産』回が楽しみ。この本の中では、小川さんパートが特に興味を惹かれました。

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    2026年05月02日
  • ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる

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    本書は、メアリ・シェリーや彼女の書いた「フランケンシュタイン」を起点に、ケアの視点から現実を組み替える「実験」なのだという。
    メアリ自身や、見捨てられた存在であるフランケンシュタイン(人造人間の方)のような、生きづらさを抱えた脆弱な存在の紡ぐ、「小さな物語」を掬い上げ、それがいかに軽視されてきたかを、様々な作品の中に見出だしていく試みとのことである。
    また、物語の中に、他者への配慮や対話・「共話」的な関係を見出だしていくようでもある。

    率直に言えばちょっと読みづらい。
    「戦争」「親ガチャ」「マンスプレイニング」「レイシズム」などのダークなキーワードが続く前半は、どうしても糾弾調になりがち、と

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    2025年10月26日
  • メアリ・シェリー:『フランケンシュタイン』から〈共感の共同体〉へ

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    メアリ・シェリー。初めて聞く名前。
    あの有名なフランケンシュタインの著者だそうな。それも18歳で書いたとか!
    この女性の一生を描いたのがこの本。
    生まれてすぐ母親に死なれたり、17歳で妊娠、死産だったり、
    作家の夫もどうのこうの、、、波乱万丈の人生を送ったようだが、、
    あまり興味を惹かれなかった。

     謝辞
    第1章 遺産
    第2章 ゴシックの叛逆
    第3章 『フランケンシュタイン』
    第4章  初期の女性の語り手──『フランス、スイス、ドイツ、オランダの一地域をめぐる六週間の旅行記』、『マチルダ』(一八一七〜一八二一年)
    第5章 『ヴァルパーガ』、『最後のひとり』、『パーキン・ウォーベックの運命』、

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    2025年04月28日
  • 翔ぶ女たち

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    予備知識がないことが惜しまれる。
    が、その中でもちらと垣間見えた世界は面白かった。

    ・女性とケア
    ・アルファタイプとベータタイプ
    ・魔女がどうやって生まれたか
    ・個に言えないことを種には命じる

    わが身を振り返ると、結婚出産の前後で別人のよう。

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    2024年09月02日
  • ケアする対話 この世界を自由にするポリフォニック・ダイアローグ

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    最近知った、当事者研究やオープンダイアローグ等に取り組んでいる方々の話を聞けました。

    イメージができなくて理解が難しくても、声を傾けることは大事だと思いました。

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    2024年06月26日
  • ケアの倫理とエンパワメント

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    興味深く読んだ。ネガティヴ・ケイパビリティ、カイロス的時間、多孔的な自己という概念がはっきりしてきた。私の理解力では一読で、この手の本を理解することはできないのだけれど、圧倒されつつもぼんやりと自分の中では著者の言いたいこと、私の身の回りで起きていることが繋がっていると感じることはできる。
    そして、この本を読むことで読みたい本が山ほど増えるということも楽しい発見。

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    2024年03月20日
  • 世界文学をケアで読み解く

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    社会的弱者の語りや視野を通し、リフレーミングを示唆する著書を、紹介した本。
    エッセンシャルワーカーの葛藤とか心理面を文学的に表現する内容かと思ったが、「ケア」の概念が広く、メッセージ性はぼやけた印象。
    阻害されている側の変化は、している側の意識の変換が必須であり、また傍観ではなく臨場でとらえる感覚が大事、とかかな。

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    2024年01月26日