ホリー・ジャクソンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【2025年93冊目】
2つの事件を解決した女子高生探偵ピップは、大学への進学を控え、順風満帆な日々を送っている、とは言えなかった。過去の事件のトラウマがピップを追い詰めていた。加えて、レイプ魔であるマックスからの訴え、家の周りにで起きる奇妙な現象がピップの精神を蝕んでいく。これは私の事件だ――。自由研究には向かない殺人シリーズ第三弾。
もうね、ずーっと胃が重い展開が続くんですよ。ずーっと、ずーっと、暗い。一作目と二作目も明るいかと言われたら難しいんですけど、少なくとも謎解きに振り切っていてそれを楽しむだけで良かった。なのに今作は謎解き以外の事柄の数々が重すぎてずっとどんより、そして、ハラハ -
Posted by ブクログ
シリーズ三作目。
前作での事件の結末により、常に幻や恐怖に苛まれ、眠れず疲れ果てた日々を過ごすピップ。ドラッグに依存しかけたりして、見ていられない。
そんな状況を乗り越えるために、新たな事件を解決すべきと考えるけれど(それも何だろうな…)、その前に自分が事件に巻き込まれてしまう。
今回はホラー感やサスペンス感が強くて、ドキドキしっぱなし。
ピップが巻き込まれた事件の犯人は、半分いかないうちに判明するけど、犯人との対峙が本当に怖くて、いくらピップでも無事では済まないんじゃないかとハラハラ。
そしてその後も最後のページまで目が離せない。
ちょっと心臓に悪い感じのドキドキだったなぁ。勇敢な少女 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「受験生は謎解きに向かない」を読んだ。これでシリーズの本を全て読んだ事になる。
非常に好きなシリーズなので、読み終わってしまったことに対する喪失感がある。
このシリーズの良かった点の一つ目は謎解きの楽しさがあるということだ。
主人公が様々な情報を使って、真実へ近づいてくという過程は読んでいて自分自身も楽しむことが出来る。
主人公自身も頭の良さに自信があり、謎解きに対して楽しみを覚えているという点も共感できる。
伏線をきちんと張り、三部作を通じて、登場人物が重要な役割を巻をまたいで持っているということも良かった。
次に良かったと思う点は、謎を解くだけでは上手くいかないという点が現実的であ -
Posted by ブクログ
これで本当にシリーズ終わり、、寂しい。まだ闇を知る前の、普通の女子高生のピップと仲良しグループが、ジェイミー・コナー兄弟の家でマーダーミステリゲームをするお話。2作目を読んでアントもローレンも大嫌いになったけど、本当になんで仲良しグループにいるんだ?と思うくらいむかつくやつ。ゲームの結末とピップの推理はシリーズ本編の真相を仄めかすような内容で、本編を読んだ人はすごく楽しめると思う。ほかにも本編を読んでいると「この後こんなことになるなんて...」と思うところがあって、前日譚として面白かった。ホリージャクソンさんの他の作品も翻訳出版されてほしい!
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Posted by ブクログ
ネタバレ高校生探偵ピップの前日譚。
コナーの家での犯人当てゲームに招かれたピップ。参加者はコナー、アント、ローレン、ザック、カーラ、ジェイミー。ゲームと思っていたが次第にのめり込むピップ。さて、ピップの導き出した犯人は——。
見事に推理を披露したピップだが、その推理は間違いとされた。間違うことは嫌い、とピップ。そして同時に自由研究のテーマを決める。これが『自由研究には向かない殺人』に繋がるのか。確かに今後のストーリーに関わる物事や人が散りばめられている。特に同級生たちの性格や行動とか。
特にピップの性格。自分が正しいと思えば突き進む。間違いだと言われたら不満を示さずにいられない。たとえゲームブッ -
Posted by ブクログ
1人の女子高生の信念に基づく調査により、既に解決したと思われていた殺人事件の真相が明らかになっていくお話。
「自由研究」という訳は日本語だと小学校の夏休みを連想しますが、ここでは高校の卒業課題のようなものを指しています。
そもそも主人公の通う「グラマースクール」が日本にあまり馴染みがないので、その辺りの文化の違いで最初はやや感情移入しづらいかも。
主人公の前向きな性格が物語全体を明るくしており、殺人事件の調査という重いテーマでも暗さをあまり感じさせません。
巻末の謝辞もその雰囲気なので、主人公というよりは作者自身の人柄かもしれませんね。 -
ネタバレ 購入済み
あれ?あれ?そっちに行きます?
前作を読み終え、勢いで2作目も読みました。
皆様仰ってますが、ちゃんと1作目から読んで頂きたい。
いきなり前作のネタバレから始まるので、本作から読むとみすみす傑作ミステリー小説を一冊ドブに捨てる事になります。要注意です。
さて本編のお話、先ずコナーがダルい作者の意図どおりだと思いますが、もう一度言いますコナーだるい、うざ絡みやん、嫌やったら依頼すんなよ!って心から思いました。
一方、ラヴィが出てくるとテンポアップするんですが、コナーとの対比からかラヴィが軽く見える気がしました。
主人公がコーラ?をある人に頭からぶっかけるシーンやA~Bの時間帯に関する情報提供は不要というニュアンスで話すシー -
ネタバレ 購入済み
夏休みの冒険にしては深刻すぎる
遅ればせながら読了。
否定的な意見としては、電子書籍より紙の本の方が
この本の仕掛けをフルに楽しめたかもしれない。
ただズームして見られる点では電子書籍で良かったのかもしれない‥‥老眼なんで。
さて、本編ですが面白い、文句なく面白い。
多少強引な点はあるにしても、最後まで前のめりに
のめり込みました。
主人公のひたむきさと正義感が眩しい物語ではあるが、あ~そこは隠蔽するのか...え~なんか残念というエピソードもあり、そこを読者が高校生の若さととるか、探偵の役得ととるのかで話の見えかたや主人公に対する感情も変わってしまう危うさを感じました。
このミス2位もうなずけるし -
Posted by ブクログ
『自由研究には向かない殺人』で、素人探偵として一躍有名になったピップ。警察にも一定の信頼を得たものの、良い事ばかりではない。なぜなら彼女はあくまで学生が本分だ。探偵業がそれではない。恋もすれば将来の希望もある。もっと普通の学生らしい日常を選べたはずだ。
にも拘わらず、周囲は彼女に期待する。友人コニーの兄ジェイミーが失踪し、コニーからピップは調査を依頼される。警察は失踪事件の常として、一定の時間が経たないと捜査しない。ましてやジェイミーは父親とも喧嘩しており、自身で姿を消した可能性もある。事件性がないとして取り合ってくれないが、家族は不安で仕方がない。そのせいもあって、今回友人に頼まれたとは