ホリー・ジャクソンのレビュー一覧
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匿名
謝辞まで読んで
3「卒業生」は、1「自由研究」2「優等生」に続く3部作のため、
興味を持った方は必ず、必ずですよ、
1作目の自由研究から順に読み始めることをオススメします。
1作目の時点では物語として成立していたのに、見事に続編へと、
切っても切り離せないほど強く結びついた物語を書けたものだなあと感心しきりです。
1作目は割と普通の青春ミステリ。
2作目もその域を出なかったけれど、
3作目は衝撃。
予想出来ない展開、手に汗握る心理戦、もし失敗したら…
とんでもない緊迫感でした。
ピップがここまでする動機が1巻2巻、3巻まで及んで丁寧に描かれているため、
どっぷりハマり込みました。
賛“否“両論あった? -
購入済み
自由研究には向かない殺人シリーズの三作目で完結編です。今までの作品よりも不安に満ちていてダークな作品でした。
ピップ視点で臨場感を持って語られ、彼女の焦燥感や苦しみに共感させられるため、途中読むのが辛くなりしばらく寝かせてから読了しました。
一作品目から突出していた彼女の正義感が強くなりすぎた結果がこの結末を導きました。最後に読後爽やかな気持ちになれる要素が描かれましたが、行き過ぎた正義感は彼女自身や周囲の人を強く苦しめたことを思うと、決してハッピーエンドではありませんでした。
ティーン向けのミステリから社会問題を提起する作者の意図を感じ素晴らしい作品でした。 -
購入済み
自由研究には向かない殺人の続編です。
前作から時をおかず、ピップは新たな謎に挑むことになります。様々な悲劇や恐怖を経験したピップは、躊躇いながらも自分の中の強い感情に導かれるようにして依頼を引き受けます。
Tinderやpodcastなど現代らしいアイテムを使って描かれる現代的なミステリーで共感できます。
本国では三作目が刊行されているようなので、翻訳されるのが楽しみです。
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購入済み
とても、面白かった!
イギリスの小さな町の秘密を明かす物語。
寝る間を惜しんで読みたくなるようなミステリでした。
5年前の事件をSNSやデジタルデバイスを駆使して調べるのが、現代のミステリという感じで面白かったです。 -
Posted by ブクログ
主人公のピッパがひたむきに自分の信じたものを証明しようと奮闘し続ける姿に、ミステリとはまた別の軸で感動を呼ぶ作品であった。
ある少女を殺したとされる青年は、その人となりを知っていれば、そんなことをするはずがないと多くの人が思うであろうところ、公的権力が「こうである」と判を押すことで、またメディアが囃し立てることで、いとも簡単に大衆はコントロールされ、その青年が犯人であると信じてやまなくなってしまう。
こうした世間の冷たい目に晒されながらも、それに抗うように最後まで奮闘し続けるピッパの姿が、今の時代のなかで輝きを放つのである。
物語の魅力としては、ピッパが事件の真相に近づいて行く中で、出てく -
Posted by ブクログ
ネタバレ前半は、兄が犯人だと匂わせている。ということは兄ではないんだろうと読み進めていくと、やはり兄ではない。もしかして母親?とも思ったが、真相は違う人だった。
ギリギリまで「やっぱり助かりました」となるか期待していたが、そこはそうならず。確かにそれではご都合主義すぎるし、余韻があってよい結末だったが、残されたビリーと父親の気持ちを思うと辛い。
特に父親…3人の子どものうち1人は自分の子どもではなく、残る2人の実子は妻の不倫相手とその子どもに殺されて。しかも自分の会社も妻の不倫相手の子どもにグチャグチャにされた上、知らないうちに自分も殺されかけてた。後に残ったのは、子どもが殺された事件現場になった自宅 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・あらすじ
アメリカ バーモント州が舞台。
27歳のジェットはハロウィーンの夜に自宅で撲殺された。
運よく目覚めたが、頭蓋骨の骨片が脳内に入り込んだ影響で7日後には脳動脈瘤が破裂して死ぬという宣告を受ける。
最後の7日間、ジェットは幼馴染のビリーと共に自分を殺した犯人を探し出すことにした。
・感想
面白かったし、読みやすかった。
邦訳されているホリージャクソンの作品は全て読んでるので「ホリージャクソン」的展開とかキャラ設定かな、と思った。
悪く言えばマンネリとも感じるかも。
でも、やはりこの手のビターなラストは最高!
このラストがホリージャクソン作品を読む醍醐味だと思ってる。
作者自身が行 -
Posted by ブクログ
初めて読んだ海外翻訳文学がこの『自由研究には向かない殺人』でした。とにかく読めば読むほど容疑者が増え、途中から紙に人物相関図を書きながら主人公と一緒になって作業ノートを読みながら最後まで頭に酸素が足りなくなりながら犯人を追いかけた数日間でした。若さ故の無鉄砲さ、ハラハラドキドキさせられると共に、主人公の常に公平な視点であろうとする姿にハッとさせられる。これだけ没頭できるミステリ小説に出会うのって、本当に稀だなあ幸せだなあと思います。続編もあるとのことですが、この数日間かなり頭を使ったので少し休憩しようかなあと思います。
⚠️動物が亡くなるシーンがあります。事故的という言い方も正しくはないのか