ホリー・ジャクソンのレビュー一覧

  • 夜明けまでに誰かが

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    ネタバレ

    夜明けまでに誰かがを読み終えてまず強く感じたのは、この作品が単なるサスペンスの枠に収まらない、人間の内面に鋭く切り込む物語であるということだ。極限状況に置かれた若者たちの心理が丁寧かつ容赦なく描かれ、読者はその息苦しさと緊張感を追体験することになる。

    とりわけ印象的なのは、オリヴァーという存在だ。物語の中では重要な役割を担いながらも、「もし現実にこんな人物が身近にいたら」と想像すると、思わず身構えてしまうような不穏さと危うさを内包している。その言動や価値観は、決して理解不能ではないからこそ余計に恐ろしい。誰の中にも潜みうる歪みや弱さを象徴しているようであり、読後にも強い余韻を残す。

    しかし

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    2026年04月03日
  • 自由研究には向かない殺人

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    翻訳小説の、しかもミステリーということで、少々とっつきづらさを感じていたけれど…サクサク読めるし、面白かった!
    かなり分厚くて、最近の文庫本に比べると文字も小さいので、読むのにいったい何日かかるのやら、と思っていたけれど、面白すぎて一気読みしてしまった!主人公は明るい性格だし、重苦しくなりすぎずに読み続けられる。

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    2026年03月31日
  • 夜明けまでに誰かが

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    往年のパニックサスペンスを思わせる展開ながら、テーマはピップ三(+1)部作と通底しています。
    「ホントしょうがねーな、少年少女ども…」

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    2026年03月31日
  • 夜明けまでに誰かが

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    ネタバレ

    自由研究シリーズのホリー・ジャクソン先生の最新作。
    キャンピングカーで旅行しようとしていた、男女6人が森の奥に迷い込んでしまう。引き返そうとしたその時、謎の狙撃者によりタイヤをパンクさせられ閉じ込められてしまう。秘密を離さなければ銃で撃ち殺す---。犯人は6人に明け方までの秘密の告白を要求してきた...。
    一晩とは思えないほどの濃密な展開とどんでん返し、パニック映画のような人間関係の変化と伏線回収の鮮やかさがとても素晴らしかったです。半分ぐらいまでは状況がすべて出そろうまでの過程が描かれているので脱落しやすいかな思うも、後半の怒涛の展開の展開で、スリリングでかなり面白かったです。
    最後まで誰が

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    2026年03月14日
  • 優等生は探偵に向かない

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    ネタバレ

    うわ、心えぐるなぁ。悲痛な叫びと言うべきか、何なのか。2作目だけど、1作目はまだ完結していなかったんだなと思うくらい引っ張ってくる。終盤の勢いは前作以上。是非善悪は難しい。ヒップを目覚めさせた言葉が真逆になって返ってくる。
    探偵役の葛藤、周囲の変化、無力な言葉。この小説は始終、雨が降ってるように感じた。
    個人的には、ローレンとアントの変化に驚いた。何があるんだろうか。

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    2026年03月13日
  • 夜明けまでに誰かが

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    長かった…けりをつける手紙スタイルは、やはり有効で、流石に最後にカタルシスきたが、もう少しレッドちゃんの一人言を刈り込んでもらえると。

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    2026年03月10日
  • 卒業生には向かない真実

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    息苦しくなるほどの正義という檻がピップを苛む。誰もが歪んだ正義を憎んでいて、正したいと思って苦しんでいる。だからといって、世界が変わらないから自分が変えるということは、決してルールの逸脱の理由にはならない。三部作を通じて、描かれ続けた一つの事件が尾を引くことの痛ましさ。全てが環として回り続ける。この作品も三部作の最後であり、また別の物語の始まりになる。終盤、ひたすらに情緒を掻き乱されながらピップと共に辿り着く日常の尊さの再認識。こんなにも矛盾した感情をどう落ち着けたらいいのか分からない。

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    2026年03月09日
  • 自由研究には向かない殺人

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    スリルある展開に読む手が止まらない。主人公ピップと同じ目線で少しずつ点と点がつながっていく構成が好みだった。10代ならではのユーモアに富んだやりとりもシリアスなシーンと重層的に描かれて飽きがこない。 自由研究と聞くと好奇心が動機に見えるが、本当の動機が表れる中盤、そのひたむきさを応援したい気持ちが強くなる。謎が解き明かされないことで苦しむ人もいれば、謎を解き明かすことで苦しむ人もいる。その葛藤のなかでも真っ当に扱われるべき人の救済を一番に据えるピップの芯の強さに胸打たれる

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    2026年03月09日
  • 受験生は謎解きに向かない

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    1作目の前日譚ということで1作目のあとに読んだけど、それでよかった。 本編3作読み終わったあとだったら、温度差で風引くとこだった。

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    2026年02月28日
  • 卒業生には向かない真実

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    ああああああ... なんでぇぇ... どうしてぇぇ...って思いながら読んだ。
    今までの経験から警察も司法も信じられなくなってしまう主人公に、最大の試練が訪れる。決して正解ではないと分かりながらも、それ以外の選択肢がないほど追い詰められる主人公。心えぐられます。恋人や親友、今まで救ってきた人たちとの絆が痛々しくも何よりの救い。

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    2026年02月28日
  • 優等生は探偵に向かない

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    もう事件に首を突っ込まないと決めていた が、友人からの懇願と自分の直感を信じ、再び事件を解決するために調査に乗り出す。前作より身近に忍び寄る危機に、友人との不和など少し不穏な雰囲気で進みなが らも、読む手は止まらない。あまりにも深 い傷を負う主人公に思わず心臓がきゅっとなった。

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    2026年02月28日
  • 卒業生には向かない真実

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    なんなのこれは。
    というのが読後の感想。
    前の2つでは直向きに事件を追ってたピップが、今作では前作のトラウマで苦しんでるし、中盤では自分もそれまで追ってた側に行ってしまうし。
    法治国家にいる私にはこの展開に全然光を見出せないんだけど、それを考えてもピップが本当の意味で救われてないと思う。

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    2026年02月24日
  • 自由研究には向かない殺人

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    久々に読んだ翻訳ミステリ。探偵役はSNSを駆使する今時の女子高生・ピップ。ピップの危なっかしくも勇気ある行動力にハラハラしながら読み進めました。二転三転する真相に、中盤からグッと面白くなった印象。映像作品や続編も気になります。

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    2026年02月23日
  • 夜明けまでに誰かが

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    前作までの“向かないシリーズ“を読んでいたから、どうせ今作もえげつない展開が待っているんだろうな…と思いつつ読み進める。
    中盤まではそこまで大きな展開はなく、「今作はそうでもないのか」と思ったのも束の間、案の定、終盤で怒涛の展開が繰り広げられる。
    途中までのモヤモヤした気持ちを最後払拭してくれてスッキリはするものの、「もうやめてくれー!」と思うほどにこてんぱんになる。
    やはりこの作者さんにかかるとただでは済まないんだなぁ…。

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    2026年02月23日
  • 夜明けまでに誰かが

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    ネタバレ

    自由研究シリーズでもそうだったけどホリー・ジャクソンさんは極限状況研究シリーズでもそうだったけどホリー・ジャクソンさんは極限状況での緊迫感とウザいキャラを描くのが本当に上手い。前作のマックス・ヘイスティングスも今作のオリヴァーも殺したくなるくらい憎たらしい。終盤はページをめくる手が止まらない。

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    2026年02月18日
  • 自由研究には向かない殺人

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    ネタバレ

    高校の自由研究のなかで過去の殺人事件に迫るという新鮮な設定に、高校生ならではの向こう見ずな行動や友人関係なども相まって、主人公のキャラクターも立ったストーリーだった。肝心の謎解きに関しても、一筋縄ではいかない展開に、後半は先に先にと手が進んだ。訳も自然で、描写に面白いと思うシーンもあり、翻訳小説という感じがあまりしなかった。続編もあるということで、追っていきたい。

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    2026年02月15日
  • 受験生は謎解きに向かない

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    三部作を読んだ後に読む「自由研究には向かない殺人」前日譚。
    短いけれど十分面白かったです。
    朝ドラヒロインのようだったピップがここにいる!

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    2026年02月15日
  • 夜明けまでに誰かが

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    ホリー・ジャクソンと言えば【自由研究に向い無い殺人】を筆頭とした人気シリーズが代表的です!!

    今作【夜明けまでに誰かが】はそんな人気シリーズの次に出る作品でプレッシャーもあったと思いますが、見事に新たな作品が産まれました!

    密室、タイムリミット、ミステリー、サスペンス等色々な要素がある作品で、何よりも『読ませる力』がある素晴らしい作品でした!!

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    2026年02月12日
  • 自由研究には向かない殺人

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    読み応えバッチリな一冊でした

    自由研究…にしては自由すぎない?これが高校生の本気の自由なのか…
    しかも多くの人がその子のしている自由研究を知ってる状態って…ド田舎だとあるあるなのだろうか…わからない感覚すぎる…
    ともあれ謎解きも楽しめたし良かったです!

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    2026年02月11日
  • 受験生は謎解きに向かない

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    3部作の前日譚。
    結構内容がヘビーだった3部作。
    こういうわいわいしたティーンエイジャーしてるピップたちを読めて感動。
    架空の殺人事件の推理ゲーム。
    そういうシナリオを提供する団体があるのか、おもしろい。
    でも脚本が、甘い。
    ピップが推理したものの方が、物語的には絶対面白いのに。
    納得いかない!と拗ねるピップ。
    最初は乗り気じゃなかったのに一番本気になるピップ。
    やっぱり素敵な女の子だった。

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    2026年02月08日