ホリー・ジャクソンのレビュー一覧

  • 夜明けまでに誰かが

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     ピッパ・シリーズの骨子は三部作であるけれど、その後に発表された前日譚と併せての四部作と言ってもいいだろう。そしてYA(ヤングアダルト)小説と言うには黒すぎる内容、衝撃的過ぎる残酷さを併せ持つホリー・ジャクソン・ワールドは、初のシリーズ外作品とは言え、このあまりに衝撃的な新作でもしっかりと展開されるのである。前作までと同様にイギリス人女流作家でありながらアメリカを舞台にストーリーを展開。ましてや、本書は一夜のできごと。そして舞台は動かず、真夜中の田舎道で動けなくなったキャンピングカーだけで展開する。舞台化するには最適なストーリーであり、それを狙ったわけではないだろうが、いずれ舞台化してもらって

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    2026年01月25日
  • 自由研究には向かない殺人

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    最初手に取った時は分厚い本だな……などと躊躇してしまいましたがそんなことは杞憂でした!主人公の思い切りの良さ、冴え渡る推理、それと同時に高校生ならではの苦悩や社会問題など日本では考えられない背景などが散りばめられ一気に読むことができました。二転三転するストーリーも必見。恋愛部分が無いのも好感が持てました(自分では推理小説に惚れた腫れたがあると雑味に感じられてしますので)

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    2026年01月24日
  • 優等生は探偵に向かない

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    うわー!すごい
    今回もめっっちゃ面白かった
    ゾワってくるポイントは前作より少なかったけど、最後泣きながらページめくりつづけた
    前作の要素だいぶ濃くてもう1回読み返したくなる
    最後のジョーク爆笑した

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    2026年01月22日
  • 夜明けまでに誰かが

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    ネタバレ

    ラストで女性警官に撃たれ、手紙で締めるのが、著者らしい。
    最初どちらが撃ったのか分からなかったが、トランシーバーを銃と誤認した警官が撃ち、娘の元へ無事帰ったで、何のフォローもないのは気になる。
    黒幕が悪徳検事だっただけに、警官の誤射も警察ぐるみで隠蔽はないか警察も大丈夫かと。
    自由研究シリーズ後のノンシリーズだが楽しく読めた。
    コレでデビューシリーズだけでなく、実力を知らしめられた感じ。
    あとがきの、まずはオリバーを殴ってから。話はそれから…は同意。
    まさにそう思いながらクライマックスのページを進めた。
    主人公の名前がレッドフォードでレッドフォードと言えば一番に思い浮かぶのがあの男性俳優。

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    2026年01月20日
  • 自由研究には向かない殺人

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    以前から気になっていた海外ミステリ。

    舞台はイギリスの田舎町。
    主人公のピッパは女子高生で、とても頭脳明晰な人物である。日本人だと馴染みがないが、高校の課題として自由研究があり、彼女はそのテーマに五年前に起きたある殺人事件を選んだ。
    加害者は彼女もよく知るサルという善良な人物。
    サルが加害者ということに疑問を感じる彼女は、サルの弟のラヴィと共に研究を進めていく。

    読み慣れない海外ミステリ、且つ600頁近いボリュームで読むのは大変だったが、少しずつ容疑者を絞り込んでいき、確実に犯人を追い詰めていく展開は息もつかぬほどであり、非常に楽しめた作品だった。

    Netflixで映像作品として見れるよ

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    2026年01月19日
  • 自由研究には向かない殺人

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    行動力溢れる主人公が魅力的すぎる。
    ピップとラヴィと一緒にEPQした気持ちになれた。予想外の結末と、物語の締めくくりが最高。

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    2026年01月18日
  • 自由研究には向かない殺人

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    ネタバレ

    青春版ツインピークスという感じでした。
    ピップの性格といい、物語の展開といいとても好きでした。




    以下ネタバレ






    カーラとナオミの父であり教師でもあるエリオットは、関係を持ってしまったアンディを突き飛ばして頭を強打させ、アンディの恋人だったサルシンに罪を着せて殺してしまう。
    アンディの妹であるベッカは、自身がレイプされた原因のドラッグをアンディが売っていたことを知り、問い詰めるが謝罪もなく無下にされる。小競り合いが起こった時、頭を強打した影響で倒れてしまうがベッカは助けずアンディが死んだ後別の場所の貯水タンクに死体を隠す。
    小説内でも言及されていましたが、エリオットやベッカやア

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    2026年01月03日
  • 受験生は謎解きに向かない

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    ホリー・ジャクソン『自由研究には向かない殺人』の前日譚。本作では友人宅で行ったマーダーミステリーの一夜を扱っている。主人公のペップがどんどんゲームの謎解きにはまっていくのは心地よかった。短い小説で本編を読んでなくても十分に楽しめる作品だと思った。短いのでサクッと読めちゃうし。などと書いてるけど、まだシリーズの残り2作は読んでないんですよね。

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    2025年12月31日
  • 自由研究には向かない殺人

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    最初から最後まで面白かったです。
    自分の町で起きた殺人事件の真相を掴むため自由研究の題材として選んだ高校生の主人公。誰もが終わった事件として考えている中様々な視点、人に関わることによって少しずつ掴めていく事実。学生ならではの問題、アメリカの社会問題についても触れられている作品でとても興味深く読むことができました。

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    2025年12月21日
  • 夜明けまでに誰かが

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    ドキドキしながらあっという間に読み終えた。
    「自由研究には向かない殺人」を読んだ時は皆の評価ほど好みでは無かったので、この作品には驚かされた。仲良しの6人組だったはずが、切羽詰まった時、それぞれの本性が見てられないほどに、あぶり出される。本当の勇気もジャッジされる。
    そんな中、未熟と言っても良いほどの若者の幼さと純粋さも垣間見られて切ない思いも感じた。

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    2025年12月20日
  • 夜明けまでに誰かが

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    ネタバレ

    主人公の性格がいまいち掴めず、最初は読むスピードが遅かったけど狙撃者からの連絡が入ってからは急展開の連続で一気読みしてしまった。

    レッドのお母さんのこと、狙撃者の狙いの秘密と何か関わりがあるのかな?となんとなーく思ってたら最後にそう来る?!って!!
    確かにチャイムの音の下りがあって、でもお母さんが亡くなった現場は住宅街じゃなくて……
    マディがRVの外に出ていくまでのレッドの心情は泣きながら読んでしまった。

    海外ミステリーか〜ぐらいの気持ちで読んだけどすっごくおもしろかった!読んで良かったです

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    2025年12月16日
  • 自由研究には向かない殺人

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    ネタバレ

    こんなに魅力的な主人公と相棒の出てくる作品は久々に読んだなぁ。

    読み始めの最初の時点で読者は主人公ピップのことを好きになるに違いない。17歳ということで本来であれば子どもの大人の間でせめぎ合っている年頃の女性なのだが、本人はそういった部分を感じさせず快活で芯のある姿が描かれていてこちらもなんだか元気をもらえた気がする。それと普通に知識も豊富で年齢に見合わない知性を感じる。……羨ましい。
    続いて登場する相棒ラヴィも事件で兄を失い、当初非協力的ながらピップの人柄や事件を追う真剣さに触れ、徐々に心を開きユーモアに富んだ受け答えをして楽しませてくれる非常にいいキャラクターだった。意外に漢気にも溢れて

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    2025年12月11日
  • 優等生は探偵に向かない

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    前作の完成度に惹かれ続編に挑戦。
    とは言え「はい、次のお話」というものではなく、前作の事件の直後という時間軸から始まり、登場人物やコミュニティがその余波を色濃く受けたまま話は始まる点が新鮮かつ印象的。

    好感の持てた主人公は、今や前作の事件を題材にした人気ポッドキャストの配信者に。
    序盤に前作の核心に触れる部分があるため、やはり順に読んでいくのが良いだろう。

    今作では行方不明となった友人の兄を追うことになるが、調査パートの取材・推理の描写が相変わらず巧みで、翻訳も合っていてスムーズに読み進められた。

    物語は後半で一気に加速し、感情の渦に巻き込まれる主人公の視界をそのまま共有しているような没

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    2025年12月11日
  • 自由研究には向かない殺人

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    前々から気になっていたが、厚さと登場人物の多そうなところに気が引けて先延ばししていたところ、ちょうど気が向いたので挑戦。

    いわゆる青春ミステリーと呼ばれるものにはなるんだろうけど、大きな謎やトリックなどはなく、ミステリーの部分は薄い。
    しかしながら視覚的に工夫を凝らした記載で主人公と共に調査を進めていくような気になる構成は、映画「search」にも通じる印象で、現代らしくも上手い見せ方。
    また翻訳家が合っているのか読みやすい筆致ですいすいと読み進めることができた。

    人種問題や小さな町でのドロドロ、重めのストーリーを主人公のキャラクターでカバーしているのも良い。最後の方の選択には賛否もあるだ

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    2025年12月11日
  • 自由研究には向かない殺人

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    ピップとラヴィのコンビ好きだなぁ。海外特有の言い回しやユーモアたっぷりな2人に和みつつ、事件の解決に向かっていく勇敢なストーリーに一気読みだった!続編も期待したい。

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    2025年12月07日
  • 夜明けまでに誰かが

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    最初の十数ページは遅々として進まず、読みたいと思えず。
    ホリー・ジャクソンどうした⁈と思ってしまうほど。
    でもやはりホリー・ジャクソンはホリー・ジャクソンだった。
    中盤からは想像を超える展開でハラハラしながら読み終えた。
    レッドとアーサー。
    会えてたらいいな。

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    2025年12月07日
  • 卒業生には向かない真実

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    とんでもない話だった。前作の終わりからして、3作目は「戦い」の巻になるだろうと思っていた。主人公が受けた傷に立ち向かう、そんな話になると思っていた。
    ところが読み進めていくと、これは確かに戦いだけど、思っていたのとは全然違う方へ話は転がっていく。
    ずしんと心が重い。この物語にはいろんな捉え方があると思う。

    個人的にはこんな展開になってしまったことが悲しい。これは、ハッピーエンドなのだろうか?私にはバッドエンドの様に思える。

    真に正しい、とはどうあることなのか。

    この終幕のあと、二人は取り戻せるのだろうか。守るために失ったものは、あまりにも大きすぎる。

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    2025年12月04日
  • 優等生は探偵に向かない

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    1作目の内容を全然覚えていなくて、冒頭ちょっと戸惑った。事件の本筋に入ってからはのめり込む様に読んで、読み終わって感慨に浸ってる。興味を引く事件、飽きさせず進んでいく展開、それから心に残る結末。一気読みした。
    ビップは優れた探偵役だけど、ヒーローじゃない。悩んで苦しみながら、事件をおいかける、一人の少女だ。彼女がもがく、等身大の様子に心奪われる。
    「事件」には綺麗な解決や終わりなんてない。物語としては幕を閉じても、誰かの心、その人生に爪痕を残す。それは時に悪意の輪となることもあれば、何か導きの様に人生を繋いでいくこともあるのだろう。ビップはこの先、どう消化して立ち向かっていくのかな。
    続編も読

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    2025年12月02日
  • 夜明けまでに誰かが

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    キャンピングカーで旅行に出かけた高校生4人とその1人の兄のカップル大学生2人。
    人里離れた場所で狙撃され車に閉じ込められ、狙撃者から6人のうち誰かが秘密を抱えている、夜明けまでにその秘密を打ち明けろ、という要求が。
    さすが「自由研究には向かない」シリーズのホリージャクソン、高校生主人公のミステリはこの人ほど上手い人はいないんじゃないなと思える非常に良くできた作品です。
    大人になりきれていない、でも子供でもない。親友にも弱みは見せられないし、家庭の事情を全て晒すのはプライドが傷つく。上手くやってると思った人間関係をすぐにダメにしてしまう自分に嫌気がさしてしまうレッド...ハグしてあげたい気持ちに

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    2025年11月22日
  • 卒業生には向かない真実

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    ネタバレ

    なかなかショッキング。始終ドキドキしっぱなしでボリュームはあるけど後半は一気読み。これが良かったのかは分からないし、元通りにはならないけれど最後ちょっとだけホッとしてしまった。警察や司法をもっと信用できたら、、もっと機能してたらこんなことにはならなかったのにと思ってしまう。これを一生背負って生きていくのは罪を犯した人間なら当然ではあるけれど、ピップがラヴィや家族や友達とまた笑って過ごすことができたらいいな。
    3部作完結!面白かったー。あの頃のピップが好き!

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    2025年11月12日