ホリー・ジャクソンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「受験生は謎解きに向かない」を読んだ。これでシリーズの本を全て読んだ事になる。
非常に好きなシリーズなので、読み終わってしまったことに対する喪失感がある。
このシリーズの良かった点の一つ目は謎解きの楽しさがあるということだ。
主人公が様々な情報を使って、真実へ近づいてくという過程は読んでいて自分自身も楽しむことが出来る。
主人公自身も頭の良さに自信があり、謎解きに対して楽しみを覚えているという点も共感できる。
伏線をきちんと張り、三部作を通じて、登場人物が重要な役割を巻をまたいで持っているということも良かった。
次に良かったと思う点は、謎を解くだけでは上手くいかないという点が現実的であるという点だ。
謎を解いただけでは、正義が実行されるということはなく、主人公がつらい思いをするという点が物語に深みを与えている。
正直、それで苦しい思いをする主人公はかわいそうに思えたが、それも含めて主人公のキャラクターがよく書けていたと思う。
3つ目の良かったと思う点は、3作目のラストの結末だ。賛否がわかれる内容だと思うが、いままでの内容を踏まえると説得力があった。
また、今までと立場が代わって物語が進んでいくという点が、物語の構成的にもとてもおもしろいアイディアだと思う。
久しぶりにミステリーで面白いと思える本に出会えて本当に良かった。 -
ネタバレ 購入済み
あれ?あれ?そっちに行きます?
前作を読み終え、勢いで2作目も読みました。
皆様仰ってますが、ちゃんと1作目から読んで頂きたい。
いきなり前作のネタバレから始まるので、本作から読むとみすみす傑作ミステリー小説を一冊ドブに捨てる事になります。要注意です。
さて本編のお話、先ずコナーがダルい作者の意図どおりだと思いますが、もう一度言いますコナーだるい、うざ絡みやん、嫌やったら依頼すんなよ!って心から思いました。
一方、ラヴィが出てくるとテンポアップするんですが、コナーとの対比からかラヴィが軽く見える気がしました。
主人公がコーラ?をある人に頭からぶっかけるシーンやA~Bの時間帯に関する情報提供は不要というニュアンスで話すシーン、同級生を集め、ある箇所を捜索した際の解散の下り等、何様?と感じるシーンが多く作者が意図的に行っているとはわかりつつ、前作の頃より主人公A性格拗らせている感を感じました。
アントとローラン?ペアもウザイ!クソウザイ!3作目はこの二人の事件にしようぜ!?
前作の正義感で突っ走る清々しさは薄く純粋さも無く、依頼をされたから、ある意味でのタイムリミットを意識し無くなく対処している感が読者に伝わってきます、狙いなんでしょうケド。
結末もう~ん、ピップ頑張れと思う反面...
三部作の二作目なので、ネタフリ回なのかな?という、あざとい見方も出来ますが
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ネタバレ 購入済み
夏休みの冒険にしては深刻すぎる
遅ればせながら読了。
否定的な意見としては、電子書籍より紙の本の方が
この本の仕掛けをフルに楽しめたかもしれない。
ただズームして見られる点では電子書籍で良かったのかもしれない‥‥老眼なんで。
さて、本編ですが面白い、文句なく面白い。
多少強引な点はあるにしても、最後まで前のめりに
のめり込みました。
主人公のひたむきさと正義感が眩しい物語ではあるが、あ~そこは隠蔽するのか...え~なんか残念というエピソードもあり、そこを読者が高校生の若さととるか、探偵の役得ととるのかで話の見えかたや主人公に対する感情も変わってしまう危うさを感じました。
このミス2位もうなずけるし、1位と遜色ない素晴らしいお話ですが、私は物語内で正義を語る割にちょいちょい身内びいきが目立つ事に、良くも悪くもほろ苦さを感じました、だって彼女は自由研究をしてるだけだからね。
さあ、先ずは読んでみて!
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Posted by ブクログ
三部作の一作目は青春ミステリだったのに二作目は重苦しいまま終わったので、最後にスッキリさせてくれることを期待していたら、さらに重苦しくなった(読む人によってはよかったと思えるのかもしれないけれど)。主人公の警察や司法制度への怒りは理解できるものの、選んだ方法は納得できるものではない。作者はそうした気持ちにさせることで問題提起をしているのだろうとは思うが、後味が悪かった。主人公が受けた大きな精神的ダメージを繰り返し繰り返し血や銃声のイメージで表現していることも、効果的ではあるけれど私の好みではなく、早く終わらせたくて急いで読んでしまった。
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Posted by ブクログ
ネタバレ久々に海外ミステリーを読みたくて、以前『自由研究には…』で話題になった作家さんだったので、買ってみました。
読み始めてすぐに主人公のジェットが、思春期ならまだしももう27才だというのに、あまりの口の悪さで全く好きになれず最後まで読み切れるだろうかと不安になりました。
そこを何とか堪えて読み進めていくと、登場人物達が抱える様々な深刻な悩みが明るみに出てきて、私が予想した犯人はことごとく外れて、真犯人がわかった時には、愛する人を亡くし身内にも裏切りたビリーを思うと切なく悲しくなりました。
ミステリーとしてはそれなりに楽しめましたが、やっぱり最後まで読んで思ったのは、頭蓋骨骨折し大手術を受け余命宣告までされた主人公が、走り回ったり車を運転したりすることが、現実離れしすぎていると感じました。 -
Posted by ブクログ
ホリー・ジャクソンは基本的にレベルが高いので、そのなかでは星3相当かなあ。星4でもいい。
本書はRV 車の外から狙われ、誰かが夜明けまでに「秘密」を言わなければならないというタイムアタックもののスリラー。
序盤は丁寧に、丁寧に、…丁寧すぎませんか?
3割ぐらいのところまではほんとにゆっくりで、なかなか読み進めることができなかった。
とはいえホリー・ジャクソンなので、中盤からの怒涛の展開はリアルに手に汗握る。
主人公の心の傷や、危機的状態の中での疑心暗鬼などドキドキものでした。
登場人物については、ちょっと殴りたいな〜という奴もいれば、不真面目そうで常識的な道徳はちゃんとあるねって奴もいる。主人公レッドの親友マディは優しすぎて逆に不穏では?
ほんと容赦ないストーリー。
ヤングアダルト本と聞いていたので、もう少しライトかと思っていたけど、そうではなかった…。
優等生シリーズでわかってたはずなのに…。
今作のあとに出た『余命1週間の探偵として』もよかった。出版ペースが早いのもありがたい。
平均点以上を出してくれるから、間違いなく買う。
安心できる作家さんです。ありがたや。
というか、翻訳がいいですよね。
読みやすいし、ひっかかりがない。
文章もきれいでリズムもよい。
服部京子さん、ありがとうごさいます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最近人気の海外ミステリ。5年前に起きた事件で犯人とされている人物について、主人公のピップはどうしても犯人だとは思えず、自由研究で真実を追い求めていく。
ピップは高校生のため、やってることは主に聞き取り調査。あとはインスタの履歴を五年前までさかのぼって調べるなど。
真相に辿り着くまでにわかりづらかった点はないが、その調査方法だけでよく真相を暴けたなあと思う。
トリックらしいトリックはなく、情報を集めていったらいろいろと知らなかったことが明らかになっていくという流れだった。写真を撮った人物がサルで、その写真を撮った時間が0:09だからその時間まではマックスの家にいたはずなのに、なぜか嘘のアリバイをマックスたちが言っている、とわかったところはトリックっぽかったなと思う。
あとは地道な聞き取り調査での解明だった。
アンディ殺害とサル殺害はそれぞれ別の犯人がいて、本当にたまたま様々な事象が噛み合ってしまって二重殺人が行われていた、というのもまあよくある真相だなと思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最終章でまさかの展開。ピップの中の正義はグレイゾーンに身を落としたまま、終わりを迎えてしまった。2作までの経験を経て警察への不審。正攻法では守れないという失望がピップを最悪に導いた感じがする。初期のピップなら死ぬか逃げるを選択したように思う。
それにしても、ホーキンスとピップは相性が悪い。ピップが期待しすぎたのか、ホーキンスが規定通りすぎたのか。接点を持つほど信頼がなくなっていった。終盤になってホーキンスが規定以上の視野を持っていたのはピップの影響か。だとしたら皮肉なタイミングである。
ラヴィは今作が1番存在感あったけど、個人的に、彼の記憶には初めて出会ったときのピップが強烈に焼き付いていて、神格化されており、本当にピップの支えになれていたのかと疑問が残った。
内容、文字数含めて読み進めるのが大変だった。