ホリー・ジャクソンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
三部作の前日譚。
150ページほどの短さでサクッと読めるが、第一作とのリンクが多く、シリーズ読者には楽しめる一冊。
単体では小品ながら、全体を補完するボーナストラックの様な一冊。
マーダーミステリーを楽しむ登場人物たちを描きつつ、物語自体が作中作のように進行していく。
「用意された結末」と「辿り着いた結末」がせめぎ合うのも一興。
登場人物に“役名”が与えられて少し混乱するものの、この分量なら問題なし。
単体では少し物足りないけれど、三部作を読んだあとに手に取ると、その静かな余韻が心地よく響く。
シリーズを締めくくる、静かな余白のような前日譚。