梅田智世のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
イヌと人間の数万年かけて築いた熱い絆の歴史と科学の本。イヌへの愛をより深めさせてくれます。
著者は、人間はもっとイヌに愛情を注ぐべきだと力説します。アメリカ在住、イギリス育ちなので、明るくて、少し大袈裟な表現も読んでいて楽しめました。
科学パート
オオカミからイヌに分かれる時に、イヌにだけ人懐っこさの根源となるウィリアムズ症候群の遺伝子がコードされるようになった。ウィリアムズ症候群は人間にも発生する難病の一つで非常に人懐っこい性格になる。どの段階でこの遺伝子がイヌにだけコードされたのかはまだ明確にはなっていないそう。
歴史パート
人間とイヌの出会いの歴史は、約1.4万年前、イヌが人間の食 -
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Posted by ブクログ
この本、めちゃくちゃおもしろいです。内容は、タイトル通り、イヌはなぜ愛してくれるのか、について、ひたすらに綴っているものです。
イヌは人間を大切に思っているのか?
イヌはなぜ人間を愛しているように見えるのか?
なぜ愛してくれるようになったのか?
ひとつひとつ丁寧に解説されています。
普段何気なく接していたイヌですが、遺伝子レベルの奥深いところから人間と接してくれていた、と知り、本当に感動しました。
もちろんこの本に載っていることが絶対解ではないと思いますし、著者からもそのスタンスは感じますが、基本的に作中の論拠は全て実験に基づいているので、それでも読んでいてある程度納得ができます。
イヌ -
Posted by ブクログ
歴史上最も巧妙な詐欺の数々を約200枚の写真とともに掲載。
詐欺を暴く現代科学技術についても紹介している。
・はじめに
CHAPTER 1 偽金 CHAPTER 2 贋作 CHAPTER 3 偽書
CHAPTER 4 考古遺物の捏造 CHAPTER 5 詐称
CHAPTER 6 信用詐欺師 CHAPTER 7 大義のための偽り
CHAPTER 8 怪しげな科学
索引有
騙すのは人。騙されるのは人。そして暴くのも人。
世界の歴史に残る詐欺とその手法。その悪しき情熱や欲望と、
対抗する多くの科学技術の開発についても詳細に紹介。
それらの果てしない欲は金儲けが主だが、
自分の高い技術を示し -
Posted by ブクログ
まったくそんなつもりで手にした本ではないのすが、結果的にチャールズ・C.マンの「魔術師と予言者――2050年の世界像をめぐる科学者たちの闘い」の続編としての繋がり読書になりました。食料増産の魔術師ノーマン・ボーローグの単一品種大領栽培というモノカーチャーフードシステムとその実践である緑の革命が引き起こした絶滅危惧食リストであり、それに抗う人々の物語です。レッドデータブックは生物だけでじゃなく、食物にもあるのです。食のグローバル化は世界どこでも、食べれないものが無くなっていくことのように思ってしまいますが、逆にそこでしか食べれないものを無くしていくことなのかもしれません。この本棚にも置いています
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Posted by ブクログ
ビッグテックがスマホやSNSを通じて子どもたちの注意や時間を奪っている構造と同じように、食品業界でも似たようなことが起きているように見えてくる。
安くて、おいしくて、どこでも手に入り、つい食べすぎてしまう超加工食品(UPF)。そこには物理的な加工や人工甘味料、香料、添加物だけでなく、マーケティング、研究資金、政策への働きかけまで含めた大きな仕組みがある。
企業も持続可能性や健康に配慮しようとしている一方で、最終的には売上を伸ばすという目標がある。その結果、自ら生み出している問題に対して、また別の商品や解決策を差し出すような矛盾も見えてくる。
タバコや製薬には強い規制があるのに、毎日口にす -
Posted by ブクログ
原著は2024年刊。
ボールを弾ませるタコ、でんぐり返しする子ブタ、宙返りするサル、プレイバウするイヌ、笑うネズミ……さまざまな遊ぶ動物を紹介しながら(カラスも欲しかったな)、なぜ動物は遊ぶかという問題に迫る。仮説はいろいろある。ダーウィンから、ロマニズ、グロース、ボールドウィン、ホイジンガ、ティンバーゲン、フェイゲン、パンクセップ……、はたして答えはあるのか。
狙いはいいのだが、話題がホップステップ。期待していたほどには、議論は深まらない。著者のデイヴィッド・トゥーミーはアマースト大学の英語学の先生。生物系のポピュラーサイエンスの著書もある。
書名がヘン。「遊んで発達する」や「遊びの進化」な -
Posted by ブクログ
モンタナ州のボーズマンに住む友人宅に厄介になり、イエローストーン国立公園へ行った事を思い出した。あの経験が無ければ、この本は手に取らなかっただろうし、実際に体験したことやみた風景と重ねて読むことはなかっただろう。
野生生物やワイルドライフについて知る機会を与えてくれたスティーブ・ブラウン氏とマユさんに感謝です。
この本には、まだまだ読み深める余地がありそうである。文中に登場する日本の狐と神社、そしてラフカディオ・ハーンの著作からの引用。ネイティブ・アメリカンから土地を奪って作られた国の、国立公園や自然という概念。私たちはどこへ向かって生きていくのだろうか。 -
Posted by ブクログ
細菌=悪者?
どうも多くの人は病原性の細菌とどうでないものをごっちゃにしてる節があるし、
過剰に怖がっている感がある気がします。(なのに手洗いはいいかげんだったり…。)
もちろん本書にも病原性細菌や抗生物質耐性菌の話など、細菌について危惧すべきことにも触れられていますが、細菌(特に腸内細菌)がいかに私たちを助けてくれているか、ということにも相当数のページをさいて説明してくれてます。
近年、注目されているマイクロバイオータ(腸内フローラのこと)へ働きかける方法は様々ありますが(プレバイトティクス、プロバイオティクスなど)、結局一番有効なのは・バランスよく食べる・適度な運動・睡眠を取る、ということ -
Posted by ブクログ
イヌ愛が溢れて止まらない科学者たる作者が、イヌの愛を多面的で科学的な視点から紐解いた意欲作。
イヌの「愛」(または愛のようなものや愛を感じる行動)の正体や理由に触れる段ではイヌ好きの琴線に触れるし、動物や人間心理に関わる自然科学が好きな層には、「愛」の正体に迫る実験手法や実験結果に心が躍る。もちろん実験もイヌファーストで行われていることが明示されており、苦情対策のために強調しているわけではなさそうな(純粋にイヌを大事にしたいきもちの発露であろう)ところも好感度が高い。
劣悪な環境におかれているイヌの話も、人間と共存するに至った古代のイヌの話も、興味深く読めた。
イギリス人の少し皮肉っぽい言い -
Posted by ブクログ
これまでジオエンジニアリングやDACについては懐疑的な見方をしていたが、以前キム・スタンリー・ロビンソンの「未来省」を読んで以来、見方が変わりつつある。
もはやパリ協定などの現在の政治的な気候変動対策取り組みはほとんど機能していないという現実を直視して、なんとか生き延びるための技術的な一手も真剣に考えねばならない日がすでにもう来ているのかもしれない。
ここ数年、年々夏の平均気温の上がって「苦しい夏」と感じることが増えてきたが、まだこれでも平年+1度台。本書の中では研究者によっては我々の生きているうちに+4度もあり得るという指摘があり、+4度という世界はその数字以上に我々を苦しめるのだろうと背筋 -
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