あさりよしとおのレビュー一覧
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購入済み
映画的な感動がある
テイストはいつも通りの先生なのだが、この話はちゃんと人に伝わる終わり方をしている。
今となってはちゃんとした企業になってる夏のロケット団の原点、楽しめる作品だ。 -
購入済み
おもしろいですね!
とりあえず、たくさんのキャラクターが出てきて、ギャグも満載!かわいいキャラもいるのでぜひ、購入してはいかがでしょうか!
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購入済み
やはりあさりよしとおは…
…あさりよしとおだった。
宇宙モノとは云っても、ここまで来れば「ストーリーのあるマンガサイエンス」だ。
そして、だからこそブラックな面白さがある。「宇宙で生きる」という事のブラックな側面(切片?)を見たいのなら、お勧め。
特に、最終話は、「冷たい方程式」のカウンターヴァージョン。(そう思うのは、こっちがもう、子育てを終えた爺だからだろうが…)
笑える。 -
購入済み
なつかしい!
初版発行されたときにシリーズを全部読みました(当時大学生でした)。
「砂の器」は感動しました。
他でもでてくるいろいろな映画ネタなど、とても楽しませてもらっています。 -
購入済み
嬉くってしょうがない
「実録なつのロケット団」の関連書籍として見付け、入手した。
「風の谷のナウシカ」をロードショーで見たのが20才台の前半。5年程たって、同人誌でメーヴェとガンシップの空力特性の解析をやったのを思い出した。その時の結論としては、現代技術では実現不可能な構造重量だが、それだけをフィクションと割り切れば、操縦者の腕次第で飛行可能とした。
この「構造重量」を「飛行可能な翼面荷重」と「参考用に買ったメーヴェのプラモデルの縮尺から算出した機体サイズ」から逆算したのだが、これを「飛行可能な翼面荷重」と「現代技術で実現可能な構造」の組み合わせでリサイズしたのが、本書の「M-02J」なのだ。
ああ、ただのヒコーキ -
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ネタバレ人生をこんなにも楽しんでいる大人達がいるのか
これが、読後の感想だった。
ポップな表紙にあさりさんのキュートな差絵、勇ましい男達の集合写真やロケットの爆破写真。統一感があるようで、ない。本書は、自作ロケットで宇宙へ行こうとしている「なつのロケット団」の活動記録とも言うべき一冊だ。国家を頼らず、あくまでも民間主体で開発を進める集団。職業も様々で、ホームセンターで購入した材料で、自宅の台所や風呂場でせっせとロケットのパーツを作成し、月に一度、全員が集合し、検討を重ねる。正気の沙汰ではない。届かぬ夢だ、と思いつつ読み進めるも、気持ちは徐々に宇宙へと飛んでいく。会社を辞め、一人、富士の袖野でロケット -
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Posted by ブクログ
ネタバレ本書は八谷さんがアニメ「風の谷のナウシカ」に出てくる”メーヴェ”を自分で作ろうと思い立ち37歳でプロジェクトを立ち上げてからの10年を綴ったものである。
手に取るまでは、専門用語と数式ばかりの字が細かい論文のようなものだったらどうしようと心配していたが杞憂に終わった。
八谷さんのの話を猪谷さんがまとめてテキストにしているので、ある意味客観的に、想いや、アクシデントの起きた時の心境を綴ってあるので、八谷さんがプロジェクトと並行して、仕事をし、結婚して子育てもするバランス感覚と、製作費を捻出するための交渉力、行動力、柔軟さに時には目頭が熱くなり、時には、顔がにやける。まるで自分がこのプロジェクトに -
Posted by ブクログ
すごく面白かった。
特に第3章、八谷さんの生い立ちが書かれていて、いろいろ参考になる。
いろいろなプロジェクトを並行してかかえ、お金になる仕事はその半分、とか。
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(オープン・スカイについて)「タイトルは誰もが知っている英単語ふたつを組み合わせてつけること」です
滝川にある
300万かけて制作した模型は熊本市現代美術館に売れてトントン
総予算3000万円
人工衛星を飛ばすプロジェクトに個人的に取り組み作品化している篠田太郎さん
(ペットワークスを)ソニーとシュタイフとホンダを合わせたような会社にしたい
見積もり力
自分は何者かと聞かれたら「プランナー」という答えが一番、しっくりきます。
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Posted by ブクログ
大のおとなが5人も6人も集まって、ホームセンターで買った工具や資材を持ち寄り、交代で晩ゴハンなんかも作っちゃう。ここだけ見ると、日曜大工愛好家の集団か何かのような感じがするが、なんと作っているのは本物のロケットなのである。
もちろん日本でも国家プロジェクトとして宇宙開発は行なっているが、実は有人飛行の計画は無いらしい。そう、このDIY集団「なつのロケット団」の最終的な目標は、ロケットで宇宙船を飛ばし有人飛行を行なう事らしいのだ。
海外では民間ビジネスで宇宙旅行を企画しているという話を聞くが、あれは大気圏外にチョットだけ出て戻ってくる弾道飛行というものだそうだ。
なつのロケット団が第一の目標 -
Posted by ブクログ
液体燃料ロケットをDIYする目的のもと、漫画家あさりとしおを中心に集まった「なつのロケット団」のロケット制作物語である。
著者の視点から、全編描かれている。
ロケット団には、かの堀江貴文もメンバーとして名を連ねる。
最近、彼のことを見直した私は、やはり彼の行動に注目してしまう。
「開口いちばん、出た言葉が、
『せっまい所でやってんなあ」
だった。
(はい、確かにそのとおりです。でも、アナタの住む豪邸と比べるのはやめて)
心のなかでつぶやく。
そうは言いながらも堀江はパイプの切り出しなどを手伝ってくれた。
『普段マウスより重い物を動かしたことがないの」
とでもいう感じの漫画家や作家やIT