鳴庭真人のレビュー一覧

  • 反ミーム部門は存在しない

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    SCPなるものをよく知らない(超常生物?を取り扱ったクトゥルフ神話的な体系という理解)まま、SFホラーという分類に惹かれて購入。いやー面白かった。「反ミームなる概念が存在したらどうなるだろう」というSF的・思考実験的面白さもあり、知覚すること自体が脅威になるというホラー的恐怖感もあり、それでいてストーリー自体は最終的に「U-3125というでっかい強いラスボスを倒そう」というシンプルなところに着地するのがいい。認知戦のステップごとの視点の転換も鮮やかで、小難しい概念をポンポン投げ込まれながらも最後まで飽きずに読めた。

    細部で理解しきれてないところがありそうだから、いつか再読しよう。カバーのよさ

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    2026年08月22日
  • フォワード 未来を視る6つのSF

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    ネタバレ

    面白い!!
    「夏の霜:ブレイク・クラウチ」(パインズ)
     人間はかしこい、AIもまたかしこい。
     けれど、やはり人間はやらかしてしまう。同じようにAIもまたやらかしてしまう。

    「エマージェンシー・スキン:N・K・ジェミシン」(第五の季節)
     ずっとずっとの将来ありそうだな、と思ったり。
     
    「方舟(アーク):ベロニカ・ロス」(ダイバージェント)
     哀愁漂う
     これが一番好き

    「目的地に到着しました:エイモア・トールズ」(モスクワの伯爵)
     後半に出てくるバーの二人がナイスキャラ

    「最後の会話:ポール・トレンブレイ」(終末の訪問者)
     かなしいかな、やめられないのだね

    「乱数ジェネレータ

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    2026年08月22日
  • 反ミーム部門は存在しない

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    新しいSFのジャンルの誕生を予感させる1冊。反ミームとは記憶の残ることを拒むような存在のこと。何かと戦っているんだけど、敵が何なのか記憶することはできないし、認識した時点で敗ける。
    作品の出自がSCPという時点で、ある種の動画をよく見る人は反応すると思う。未知の敵とドンパチするようなお話ではありませんが、何かグイグイと引き込まれる魅力のある作品です。

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    2026年08月18日
  • 反ミーム部門は存在しない

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    認識を阻害する特性を持った敵対存在に対して人類がどう立ち向かうかを描いたSF小説。設定がよく練られていて終始楽しめた。

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    2026年08月16日
  • 反ミーム部門は存在しない

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    ネタバレ

    翻訳されたと聞いた時から読みたかったのをようやく読めた。
    にわかなりにSCPで一番好みなのが使命に殉ずるプロフェショナルの存在なので、それを存分に味わえて良かった。マリーさんかっこいいよ。(アダムさんはプロフェショナルというか愛に生きる人でそれはそれで最高なんだ)
    人間には手の施しようのない不条理さとか、ただただくだらなかったりするやつも好きだけど、やっぱり人間が持てる力全て振り絞って一矢報いる展開は熱くて良い。ポストアポカリプスの孤独なロードトリップも最近好きなので倍増しで最高。

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    2026年08月09日
  • 反ミーム部門は存在しない

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    ネタバレ

    めっちゃ面白かった!
    最初は色んなケースを紹介していって、最後には1つの存在に繋がるみたいな話かと思ってたら違くて、ずっとラスボスと戦って負け続けていて……って楽しい〜!
    組織の紹介とか反ミームの説明をぐだぐだいわゆるThe説明をせずに読ませるとこでもうグッと世界に引きずり込まれた。上手すぎ〜。
    マリークインの人物造形もツボですごいかっこよくて魅力的でした。
    SCP財団系の知識は無くても大丈夫なようになってるのもいいですね。
    コントロールってゲームがSCP財団系で唯一やった事あるけど、それよりかなり分かりやすいというか、ストーリーがシンプルにいいですね。

    存在を知覚すると死ぬってそんなん無理

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    2026年07月21日
  • フォワード 未来を視る6つのSF

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    ネタバレ

    「夏の霜」ブレイク・クラウチ
    人工知能モノ。最初は世界観が飲み込めなかったが、ゲームだとわかり、そこからは新しい人工知能の誕生にワクワクした。主人公が女性でレズビアンなのがイマドキ。でも子育てや夫婦?仲がうまくいかないところは普遍的。
    主人公と一緒になってマックスに騙された。ブライアンを殺すところはゲームと一緒だったな。
    “喉の奥に金属の味がする。”の絶望感が良かった。
    AIに愛された人類はAIのようにされてしまうのか。

    「エマージェンシー・スキン」N・K・ジェミシン
    宇宙人モノ。はるか昔に分化した地球人類だが。
    温度差がシュールで笑ってしまう。一大隠密プロジェクトのはずが、地球の人には筒抜

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    2023年08月17日
  • 炎と血 I

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    22.10.25〜23.1.15

    HotD S2まで我慢出来なくて、買った。ターガリエン家の歴史を流れで追えるの楽しすぎる。
    この本を読み出して、ゲームオブスローンズをまた見始めちゃった。そしたらジョフリーがレイニラの話してたり、これまで気づかなかった歴史の流れを把握出来るようになっててブチ上がった。
    ダヴォスがシリーン・バラシオンにもらって、文字を覚える本が炎と血なのかな?ヴァーガーを頑張って読んでたし。

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    2023年04月27日
  • 炎と血 II

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    1巻の征服王もジェヘアリーズもいい人扱いだし、レッドウエディングとラムジーより酷いことはないと思い込んで読んでたら、まったくそんなことなくて、さすがターガリエン家。ひどい。

    双竜の舞踏後はヴェラリオン家が結構活躍してて、鉄諸島のその後も気になる。

    エッグでも生き残ってたプリンスの本篇でも、これでもいいからとりあえず続き書いてほしい。

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    2022年12月05日
  • 炎と血 I

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    House of the Dragonの原作だけど、この本自体は歴史学者(大学匠:アーチメイスター)が書いてGRRMが訳した(体裁の)ウェスタロスの歴史書(the World of Ice and Fire)(のターガリエン朝部分)だから「伝聞」や「残された記録」での構成で、真実かどうかはわからない部分もあるし、ドラマが原作にないその真実を描いてるのか、大河ドラマみたいに「史実ではないフィクション」なのか?が入れ替わってておもしろい。

    人の話や書いたものを後世の人がまとめた文書を、さらに現代の人が訳した形の小説…ウンベルト・エーコの『前日島』とか夢野久作『ドグラマグラ』とかみたいで好き。

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    2022年11月25日
  • 炎と血 II

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    ネタバレ

    Ⅰではドラゴン無双なところがあったターガリアンだけどターガリアンの中で争いが起こった為にドラゴン同士の戦いに…。映像化されるとドラゴンが傷付くシーンで絶対しんどくなるなと思いながらも大迫力のシーンになることは必須なので楽しみでもある。ただゲースロでもドラゴン贔屓だったのでやはりしんどい。
    この本を読むキッカケとも言えるデーモン・ターガリアンがなかなかのクズ男(嫁を蔑ろにする、姪に手を出す、娼館通いはする、親子ほど年の離れた女にも手を出すなどなど)ではあるものの戦士として戦略家としては優秀であり、ゲーム・オブ・スローンズシリーズにも関わらず割といい死に方をしているので映像化も期待が大きい。
    本編

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    2021年06月18日
  • 炎と血 I

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    ネタバレ

    ドラマ化予定のHouse of Dragonの原作であり好きな俳優がかなり大事な役を貰ったのもあって読むことに。ウェスタロスに降り立ったターガリアン一族の歴史書風小説。あの世界の歴史書を原作者であるマーティンが翻訳した形。多くはジェへアリーズ一世とその王妃アリサンの記録。初夜権を廃止したアリサンのシーンはとても好き。ゲーム・オブ・スローンズのシリーズは中世くらいをモデルにしているせいか女性が政治の道具であったり力任せに男に乱暴されたりもするが、アリサン妃のようにな女性が描かれることで決して古い価値観だけで描かれていないのが分かって好感度が高い。
    因みにこの頃に盗まれたドラゴンの卵が3個である事

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    2021年06月18日
  • 炎と血 I

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    新刊情報を追っていられなくなっていたので、アプリの発売な通知で始めて知って、ポチッと注文できた。
    発売日より早く通知してくれれば予約ができたのにー
    早く本を手にしたいよ、読みたいよー

    面白いけど
    こーゆーのは本編が完結してからにして!

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    2021年01月27日
  • 反ミーム部門は存在しない

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    記憶できない敵との戦い。
    登場人物の記憶が度々消えるため、やや混乱することもあったが、強力な的に挑み続けるストーリーに惹きつけられた。
    職員達の献身には脱帽である。

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    2026年08月23日
  • 反ミーム部門は存在しない

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    ネタバレ

    SCPが好きな人ならおすすめ
    反ミーム、自己複製し情報を拡散していくミームに対して、周囲から自分の情報を消し漏れないようにする存在
    読み進めていくと「反ミーム部門は存在しない」というタイトルがどういう意味が込められているのか考えることができます。各章はひとつひとつが独立しているように見えますがある程度繋がりを見出すことができるはずです。反ミーム部門とはどんなところか、扱ってるアンノウンたちはどんな生物であり概念なのか、反ミームという特性を存分に活かした不思議な話が多い印象です。
    最大の敵となる反ミームは概念でありそれに気づいたものを殺す、抗う術がないので"忘れる"しかない、

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    2026年08月21日
  • 反ミーム部門は存在しない

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    詳細はほとんど知らずなんとなく聞いたことがある程度のSCPでしたが、それでも興味を持って読むことが出来ました。
    SCPと相対する章がとても好きだったので、
    これから調べてみようと思います。

    「戦争中だと自覚すらしないまま、どうやって戦いに勝つの?」
    「自分と響き合っている。」

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    2026年08月19日
  • 反ミーム部門は存在しない

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    ミームとは自己増殖を繰り返す意で、反ミームとは自己に関する情報をなくそうとするもの。
    人の記憶を食べたり奪ったりする反ミーム生物に対処する組織のSFだが、そもそもこの設定が難しく、記憶という外から見えないものを誰が・いつ・どの程度失ったか、記憶を奪われるだけではなく体を乗っ取られているか、今誰の視点で話が展開しているかを理解しながら読み進めないと途端に話が追えなくなるため、難易度が高く、だからこそ満足度の高い読書経験であった。

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    2026年08月18日
  • 反ミーム部門は存在しない

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    SCPの事は大枠しか知らないけど、それでも臨場感含めて楽しく読めた。スケールがでかすぎてたまに何言ってるか分からなさすぎたし、場面転換が多いのでストーリー構成上どことどこが繋がっているか中々に理解しづらいけど、全体のストーリーは何となく理解できた。解説ありきで読み直すとさらに面白い系の作品だな〜と思う。

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    2026年08月04日
  • 反ミーム部門は存在しない

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    存在そのものが認識不可能という性質を持つ怪異「反ミーム」。この脅威に対し、某秘密組織が人類を守るため密かに戦争を続けている、というSFホラー。「自分が何と戦っているのかさえ思い出せない」という極限かつ絶望的な知能戦は、「忘却」と「認識」を巡る壮絶な概念バトルへと展開し、最期は切実なる人間賛歌へと辿り着く。脳を揺さぶられる圧倒的読後感。面白かった!

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    2026年07月19日
  • 反ミーム部門は存在しない

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    傑作
    前半はちょっと説明っぽいけど、中盤である異常存在が出てきてからは怒涛の展開で一気読み必至
    強力な認識阻害にどうやって対抗するかがかなり面白いし、終盤結構アツい展開になるからおすすめです
    読んでてTENETとかメメントとかのノーラン作品を思い出したのでこの辺が好きならハマると思う

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    2026年07月18日