鳴庭真人のレビュー一覧
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SCPなるものをよく知らない(超常生物?を取り扱ったクトゥルフ神話的な体系という理解)まま、SFホラーという分類に惹かれて購入。いやー面白かった。「反ミームなる概念が存在したらどうなるだろう」というSF的・思考実験的面白さもあり、知覚すること自体が脅威になるというホラー的恐怖感もあり、それでいてストーリー自体は最終的に「U-3125というでっかい強いラスボスを倒そう」というシンプルなところに着地するのがいい。認知戦のステップごとの視点の転換も鮮やかで、小難しい概念をポンポン投げ込まれながらも最後まで飽きずに読めた。
細部で理解しきれてないところがありそうだから、いつか再読しよう。カバーのよさ -
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ネタバレ面白い!!
「夏の霜:ブレイク・クラウチ」(パインズ)
人間はかしこい、AIもまたかしこい。
けれど、やはり人間はやらかしてしまう。同じようにAIもまたやらかしてしまう。
「エマージェンシー・スキン:N・K・ジェミシン」(第五の季節)
ずっとずっとの将来ありそうだな、と思ったり。
「方舟(アーク):ベロニカ・ロス」(ダイバージェント)
哀愁漂う
これが一番好き
「目的地に到着しました:エイモア・トールズ」(モスクワの伯爵)
後半に出てくるバーの二人がナイスキャラ
「最後の会話:ポール・トレンブレイ」(終末の訪問者)
かなしいかな、やめられないのだね
「乱数ジェネレータ -
Posted by ブクログ
ネタバレめっちゃ面白かった!
最初は色んなケースを紹介していって、最後には1つの存在に繋がるみたいな話かと思ってたら違くて、ずっとラスボスと戦って負け続けていて……って楽しい〜!
組織の紹介とか反ミームの説明をぐだぐだいわゆるThe説明をせずに読ませるとこでもうグッと世界に引きずり込まれた。上手すぎ〜。
マリークインの人物造形もツボですごいかっこよくて魅力的でした。
SCP財団系の知識は無くても大丈夫なようになってるのもいいですね。
コントロールってゲームがSCP財団系で唯一やった事あるけど、それよりかなり分かりやすいというか、ストーリーがシンプルにいいですね。
存在を知覚すると死ぬってそんなん無理 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「夏の霜」ブレイク・クラウチ
人工知能モノ。最初は世界観が飲み込めなかったが、ゲームだとわかり、そこからは新しい人工知能の誕生にワクワクした。主人公が女性でレズビアンなのがイマドキ。でも子育てや夫婦?仲がうまくいかないところは普遍的。
主人公と一緒になってマックスに騙された。ブライアンを殺すところはゲームと一緒だったな。
“喉の奥に金属の味がする。”の絶望感が良かった。
AIに愛された人類はAIのようにされてしまうのか。
「エマージェンシー・スキン」N・K・ジェミシン
宇宙人モノ。はるか昔に分化した地球人類だが。
温度差がシュールで笑ってしまう。一大隠密プロジェクトのはずが、地球の人には筒抜 -
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House of the Dragonの原作だけど、この本自体は歴史学者(大学匠:アーチメイスター)が書いてGRRMが訳した(体裁の)ウェスタロスの歴史書(the World of Ice and Fire)(のターガリエン朝部分)だから「伝聞」や「残された記録」での構成で、真実かどうかはわからない部分もあるし、ドラマが原作にないその真実を描いてるのか、大河ドラマみたいに「史実ではないフィクション」なのか?が入れ替わってておもしろい。
人の話や書いたものを後世の人がまとめた文書を、さらに現代の人が訳した形の小説…ウンベルト・エーコの『前日島』とか夢野久作『ドグラマグラ』とかみたいで好き。
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ネタバレⅠではドラゴン無双なところがあったターガリアンだけどターガリアンの中で争いが起こった為にドラゴン同士の戦いに…。映像化されるとドラゴンが傷付くシーンで絶対しんどくなるなと思いながらも大迫力のシーンになることは必須なので楽しみでもある。ただゲースロでもドラゴン贔屓だったのでやはりしんどい。
この本を読むキッカケとも言えるデーモン・ターガリアンがなかなかのクズ男(嫁を蔑ろにする、姪に手を出す、娼館通いはする、親子ほど年の離れた女にも手を出すなどなど)ではあるものの戦士として戦略家としては優秀であり、ゲーム・オブ・スローンズシリーズにも関わらず割といい死に方をしているので映像化も期待が大きい。
本編 -
Posted by ブクログ
ネタバレドラマ化予定のHouse of Dragonの原作であり好きな俳優がかなり大事な役を貰ったのもあって読むことに。ウェスタロスに降り立ったターガリアン一族の歴史書風小説。あの世界の歴史書を原作者であるマーティンが翻訳した形。多くはジェへアリーズ一世とその王妃アリサンの記録。初夜権を廃止したアリサンのシーンはとても好き。ゲーム・オブ・スローンズのシリーズは中世くらいをモデルにしているせいか女性が政治の道具であったり力任せに男に乱暴されたりもするが、アリサン妃のようにな女性が描かれることで決して古い価値観だけで描かれていないのが分かって好感度が高い。
因みにこの頃に盗まれたドラゴンの卵が3個である事 -
Posted by ブクログ
ネタバレSCPが好きな人ならおすすめ
反ミーム、自己複製し情報を拡散していくミームに対して、周囲から自分の情報を消し漏れないようにする存在
読み進めていくと「反ミーム部門は存在しない」というタイトルがどういう意味が込められているのか考えることができます。各章はひとつひとつが独立しているように見えますがある程度繋がりを見出すことができるはずです。反ミーム部門とはどんなところか、扱ってるアンノウンたちはどんな生物であり概念なのか、反ミームという特性を存分に活かした不思議な話が多い印象です。
最大の敵となる反ミームは概念でありそれに気づいたものを殺す、抗う術がないので"忘れる"しかない、