鳴庭真人のレビュー一覧

  • フォワード 未来を視る6つのSF

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    ネタバレ

    「夏の霜」ブレイク・クラウチ
    人工知能モノ。最初は世界観が飲み込めなかったが、ゲームだとわかり、そこからは新しい人工知能の誕生にワクワクした。主人公が女性でレズビアンなのがイマドキ。でも子育てや夫婦?仲がうまくいかないところは普遍的。
    主人公と一緒になってマックスに騙された。ブライアンを殺すところはゲームと一緒だったな。
    “喉の奥に金属の味がする。”の絶望感が良かった。
    AIに愛された人類はAIのようにされてしまうのか。

    「エマージェンシー・スキン」N・K・ジェミシン
    宇宙人モノ。はるか昔に分化した地球人類だが。
    温度差がシュールで笑ってしまう。一大隠密プロジェクトのはずが、地球の人には筒抜

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    2023年08月17日
  • 炎と血 I

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    22.10.25〜23.1.15

    HotD S2まで我慢出来なくて、買った。ターガリエン家の歴史を流れで追えるの楽しすぎる。
    この本を読み出して、ゲームオブスローンズをまた見始めちゃった。そしたらジョフリーがレイニラの話してたり、これまで気づかなかった歴史の流れを把握出来るようになっててブチ上がった。
    ダヴォスがシリーン・バラシオンにもらって、文字を覚える本が炎と血なのかな?ヴァーガーを頑張って読んでたし。

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    2023年04月27日
  • 炎と血 II

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    1巻の征服王もジェヘアリーズもいい人扱いだし、レッドウエディングとラムジーより酷いことはないと思い込んで読んでたら、まったくそんなことなくて、さすがターガリエン家。ひどい。

    双竜の舞踏後はヴェラリオン家が結構活躍してて、鉄諸島のその後も気になる。

    エッグでも生き残ってたプリンスの本篇でも、これでもいいからとりあえず続き書いてほしい。

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    2022年12月05日
  • 炎と血 I

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    House of the Dragonの原作だけど、この本自体は歴史学者(大学匠:アーチメイスター)が書いてGRRMが訳した(体裁の)ウェスタロスの歴史書(the World of Ice and Fire)(のターガリエン朝部分)だから「伝聞」や「残された記録」での構成で、真実かどうかはわからない部分もあるし、ドラマが原作にないその真実を描いてるのか、大河ドラマみたいに「史実ではないフィクション」なのか?が入れ替わってておもしろい。

    人の話や書いたものを後世の人がまとめた文書を、さらに現代の人が訳した形の小説…ウンベルト・エーコの『前日島』とか夢野久作『ドグラマグラ』とかみたいで好き。

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    2022年11月25日
  • 炎と血 II

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    ネタバレ

    Ⅰではドラゴン無双なところがあったターガリアンだけどターガリアンの中で争いが起こった為にドラゴン同士の戦いに…。映像化されるとドラゴンが傷付くシーンで絶対しんどくなるなと思いながらも大迫力のシーンになることは必須なので楽しみでもある。ただゲースロでもドラゴン贔屓だったのでやはりしんどい。
    この本を読むキッカケとも言えるデーモン・ターガリアンがなかなかのクズ男(嫁を蔑ろにする、姪に手を出す、娼館通いはする、親子ほど年の離れた女にも手を出すなどなど)ではあるものの戦士として戦略家としては優秀であり、ゲーム・オブ・スローンズシリーズにも関わらず割といい死に方をしているので映像化も期待が大きい。
    本編

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    2021年06月18日
  • 炎と血 I

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    ネタバレ

    ドラマ化予定のHouse of Dragonの原作であり好きな俳優がかなり大事な役を貰ったのもあって読むことに。ウェスタロスに降り立ったターガリアン一族の歴史書風小説。あの世界の歴史書を原作者であるマーティンが翻訳した形。多くはジェへアリーズ一世とその王妃アリサンの記録。初夜権を廃止したアリサンのシーンはとても好き。ゲーム・オブ・スローンズのシリーズは中世くらいをモデルにしているせいか女性が政治の道具であったり力任せに男に乱暴されたりもするが、アリサン妃のようにな女性が描かれることで決して古い価値観だけで描かれていないのが分かって好感度が高い。
    因みにこの頃に盗まれたドラゴンの卵が3個である事

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    2021年06月18日
  • 炎と血 I

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    新刊情報を追っていられなくなっていたので、アプリの発売な通知で始めて知って、ポチッと注文できた。
    発売日より早く通知してくれれば予約ができたのにー
    早く本を手にしたいよ、読みたいよー

    面白いけど
    こーゆーのは本編が完結してからにして!

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    2021年01月27日
  • 炎と血 II

    購入済み

    ドラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」の予習に購入。
    歴史書という形をとっていてサクサク読めますが、家名などは相変わらず難解です。

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    2025年06月12日
  • 炎と血 I

    購入済み

    氷と炎の歌、その前日譚をとある歴史学者の独り言のような形式で語っている内容です。
    これらはあくまであり得たかもしれない内容であって、本当にあった真実とは異なる場合もあると思って読まなければならないです。

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    2025年04月10日
  • 赦しへの四つの道

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    ネタバレ

    これまでのシリーズで謎が多めだったハイン人の暮らしぶりや生い立ちが紐解かれた

    『星を継ぐもの』のチューリアンに近いハイパーテクノロジー文明を想像してたけど、意外と土着の暮らしや風習めいたものも残ってる(た)のね、、とか エクーメンの在り方にも通じるところあり、面白い

    ハイニッシュユニバースシリーズの新作が現代でも出版されたことに感謝

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    2025年01月29日
  • フォワード 未来を視る6つのSF

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    アンディ・ウィアー目当てで手に取ったが、傑作揃いで良かった。とくに、「夏の霜」の自己進化を続け次第に意図が読めなくなっていくAIの表現、「目的地に到着しました」の主人公の絶望を推測させる書き方が好きだった。楽しみにしてた「乱数ジェネレーター」はとにかく映像映えしそうな…いや内容的にはしないんだけど…そう感じてしまうような迫力のある舌戦で、まだまだ彼の作品が読んでみたくなるものだった。

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    2024年07月15日
  • 赦しへの四つの道

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     本書は「闇の左手」や「所有せざる人々」等と同じく〈ハイニッシュ・ユニバース〉シリーズに属し、四つの短編からなる。それぞれの短篇はゆるやかに関連をもって描かれている。

     〈ハイニッシュ・ユニバース〉に世界は以下の通り。
     惑星ハインに住む古代ハイン人は高度な文明を持ち、居住可能な多くの惑星に人間型生命種をまいて植民を行なっており、地球も植民地の一つとされている。ハイン人の文明は一度は衰退し、植民惑星の記憶も失われたが、その後、再興したハイン人たちは失われた植民惑星の探索を始め、地球を含むかつての植民惑星を発見していく。それぞれの住人は長い年月の中で独自の文化を発達させていた。そうした惑星の一

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    2023年12月10日
  • 金色昔日【こんじきせきじつ】 現代中国SFアンソロジー

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    作品紹介・あらすじ

    北京五輪の開会式を彼女と見たあの日から、世界はあまりにも変わってしまった――『三体X』の著者・宝樹が、中国の歴史とある男女の運命を重ね合わせた表題作、『三体』の劉慈欣が描く環境SFの佳品「月の光」、春節シーズンに突如消えた列車の謎を追う「折りたたみ北京」著者の郝景芳による「正月列車」など、14作家による中国SF16篇を収録。ケン・リュウ編による綺羅星のごときアンソロジー第2弾。解説/立原透耶 本書は新☆ハヤカワ・SF・シリーズ『月の光 現代中国SFアンソロジー』を改題・文庫化したものです。
    〈収録作品〉
    序文
    ケン・リュウ
    夏笳(シアジア)「おやすみなさい、メランコリー」

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    2023年07月05日
  • フォワード 未来を視る6つのSF

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    アメリカが誇る実力派SF作家の中編集。
    仮想空間内のキャラクターが人格を持ち始める編者クラウチの「夏の霜」から始まり、今や泣く子も黙る、飛ぶ鳥を落とす勢いのアンディ・ウィアーの量子コンピュータでカジノをハックする「乱数ジェネレータ」で締める。どれもモダンでキャッチー。イマドキのSF。退屈な小片などひとつもなかった。
    SF的素養はいらない。ほんの少しの想像力で豊かな読書体験ができる。よかったなー。

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    2023年04月18日
  • 金色昔日【こんじきせきじつ】 現代中国SFアンソロジー

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    『金色昔日』は良かった。
    この手法で読ませるストーリーになっている。
    『月の光』もありそうな未来で面白かった。

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    2023年02月19日
  • 炎と血 II

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    本物の「歴史書」を読んでいるようだった。時代が過ぎるにつれ、登場人物も増え、同じ名前、似た名前も多く、巻末の家系図を確認しながら読んだ。そこもまた本当の歴史書みたいだった。

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    2023年01月25日
  • 炎と血 I

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    ターガリエン家の治世を綴った本。「アーチメイスター」が書いたという設定になっていて、最初は歴史書を読んでいるかのように感じた。小説としては味気ないようにも感じたのだが、読み進めていくと、どんどん面白くなっていった。

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    2023年01月05日
  • 金色昔日【こんじきせきじつ】 現代中国SFアンソロジー

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    全体的に見てやや分かりにくい作品が多い印象。『折りたたみ北京』の方が分かりやすく面白い。だからマストバイとは言いにくいのだけど、糖匪(タンフェイ)「壊れた星」の一編だけは怪奇SFとして至極の出来なのでぜひ読んで欲しい。お気に入りは「壊れた星」「金色昔日」「開光」。

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    2022年12月20日
  • 金色昔日【こんじきせきじつ】 現代中国SFアンソロジー

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    時間をテーマにした作品が目立つのが興味深かった。時の進み方は相対的なんだよ、と諭されてるようで。また、多次元宇宙というのは昨今の流行りなのかな。

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    2022年12月11日
  • 炎と血 II

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    今月に控えるGOTのスピンオフ
    ハウス・オブ・ザ・ドラゴン の原作。
    とんでもない規模で一族間が争うので戦争の規模やドラゴンの数が桁違い。
    ドラゴン同士よ激しい闘いなども詳細に描かれるため、ドラマ版は物凄いアクション大作になる可能性が高くてめちゃくちゃ楽しみ

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    2022年08月13日