鳴庭真人のレビュー一覧

  • 反ミーム部門は存在しない

    Posted by ブクログ

    反ミームは情報を失うこと、つまり忘却。忘却をもたらすものは、物体だったり、化け物(?)だったりするが、そばにいるだけで忘却するので、気配はすれども見ることができない。視点が変わりながら、人類の反ミームとの関係を書いていく。面白いのだけれど、途中でホラー展開になってしまうのが、個人的には残念。(私がホラー苦手なだけなので、ここが好きな人もいるとは思う。)

    0
    2026年09月20日
  • 反ミーム部門は存在しない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    難しかった。俺の理解力がお粗末なせいだけど、書き方が不親切なのもあると思う。

    反ミームという認識災害のアイデアは面白い。忘却されてしまうがメモだけは残っている。それを手掛かりに何度もやり直す。ノーランのメメントみたい。忘却を弱める薬もあり、機関の人間はそれを用いるが副作用があり万能ではない。

    序盤は面白かったんだけど中盤あたりからついていけなくなった。支部がいつの間にか汚染されていた? マリーが起動した装置がアダムに作用した? ヒックスは地下で蜘蛛になっていた?

    中盤のクライマックス以降、主人公が変わる。書き換えられたあとの世界での彼とサンシャインの旅をもう少し読みたかった。サンシャイン、健気に頑張ったのに、彼に助けられて命拾いしたアダムがあっさりしててモヤった。

    最後の方はまどマギみたいにマリーが概念になったってこと? なぜそうなったのかはわからなかったが。

    0
    2026年09月19日
  • 反ミーム部門は存在しない

    Posted by ブクログ

    すごかった 
    はじめ薬物中毒か高熱で見る夢のような感じだったが、後半どんどんしっかりSF色がつよい印象 なんだかよくわからない感じでおわるのも良い

    0
    2026年09月17日
  • 反ミーム部門は存在しない

    Posted by ブクログ

    前半はめちゃくちゃ面白い。記憶に残らないという誠実を持った敵に科学的方法論と閃きで立ち向かっていく人類のお話ということで、AFらしい理屈が通った物語だった。後半に行くにつれてつまらないとまではいかないがだいぶ失速する。前半は「なるほど〜!!」だったのに真ん中あたりから「ほう…?」となり後半は「よくわかんないけどそういうものなんだね。」になる。前半のワクワクさをキープして欲しかった。

    0
    2026年09月16日
  • 反ミーム部門は存在しない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    SCPを軽く知っている状態で読んだ。
    題材上難しい表現が多いと感じたが、サンシャインとの旅のパートが楽しかった。
    財団はここまでの危険を犯して反ミームを収容しようとするのか。
    認識することをやめれば、現れないのではと思ったが、天災やパンデミックのような不明な災害として表れるのかも。

    0
    2026年09月08日
  • 反ミーム部門は存在しない

    Posted by ブクログ

    とにかく難解。読むのに数日かかりました。正直話の半分も理解できているか分かりませんが、没入感は凄まじかったです。海外文学にもSFにも不慣れだったせいで理解が及ばない点が多くあったので、もう少し勉強してからまた読み直してみようと思います。

    0
    2026年08月30日
  • 反ミーム部門は存在しない

    Posted by ブクログ

     海外SF特有の多すぎる登場人物と専門用語に反ミームという抽象概念が悪魔合体して、SF好き以外にはお世辞にも薦められない読み応えハードな一冊。
     裏を返せばそれだけ設定が緻密で練り上げられた至高のSF小説だということ。
     本作は全体を通して人間の記憶について描いている。忘れるとは思い出すこと。テーマである反ミームは、幾度となく過ちを繰り返す人類の愚かさと、全てを失っても再び前へ進む人間讃歌という相反する2つのメタファーだと感じた。

    0
    2026年08月28日
  • 反ミーム部門は存在しない

    Posted by ブクログ

    説明がましく無くて良い。が、それが意図的なのか一体全体どうなっているのかよく分からなくなってくる、まるで作中の人物たちと同様に混乱していく。しかし、それが故に引き込まれる深みがあって面白い。

    0
    2026年08月25日
  • 反ミーム部門は存在しない

    Posted by ブクログ

    記憶できない敵との戦い。
    登場人物の記憶が度々消えるため、やや混乱することもあったが、強力な的に挑み続けるストーリーに惹きつけられた。
    職員達の献身には脱帽である。

    0
    2026年08月23日
  • 反ミーム部門は存在しない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    SCPが好きな人ならおすすめ
    反ミーム、自己複製し情報を拡散していくミームに対して、周囲から自分の情報を消し漏れないようにする存在
    読み進めていくと「反ミーム部門は存在しない」というタイトルがどういう意味が込められているのか考えることができます。各章はひとつひとつが独立しているように見えますがある程度繋がりを見出すことができるはずです。反ミーム部門とはどんなところか、扱ってるアンノウンたちはどんな生物であり概念なのか、反ミームという特性を存分に活かした不思議な話が多い印象です。
    最大の敵となる反ミームは概念でありそれに気づいたものを殺す、抗う術がないので"忘れる"しかない、ここの設定は反ミームを最大限に活かしてるなと思いました。最後は偶然が重なった結果と見ることもできますが、優秀な研究員やエージェントたちが忘却している中で最大限やれることをやったひとつの結果なのかなと思いました。
    謝辞にも書いてありましたがしっかりとSFではあるので言い回しなどに慣れが必要かと思いますがSCP好きな人なら大丈夫と思います。

    0
    2026年08月21日
  • 反ミーム部門は存在しない

    Posted by ブクログ

    詳細はほとんど知らずなんとなく聞いたことがある程度のSCPでしたが、それでも興味を持って読むことが出来ました。
    SCPと相対する章がとても好きだったので、
    これから調べてみようと思います。

    「戦争中だと自覚すらしないまま、どうやって戦いに勝つの?」
    「自分と響き合っている。」

    0
    2026年08月19日
  • 反ミーム部門は存在しない

    Posted by ブクログ

    ミームとは自己増殖を繰り返す意で、反ミームとは自己に関する情報をなくそうとするもの。
    人の記憶を食べたり奪ったりする反ミーム生物に対処する組織のSFだが、そもそもこの設定が難しく、記憶という外から見えないものを誰が・いつ・どの程度失ったか、記憶を奪われるだけではなく体を乗っ取られているか、今誰の視点で話が展開しているかを理解しながら読み進めないと途端に話が追えなくなるため、難易度が高く、だからこそ満足度の高い読書経験であった。

    0
    2026年08月18日
  • 炎と血 II

    購入済み

    ドラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」の予習に購入。
    歴史書という形をとっていてサクサク読めますが、家名などは相変わらず難解です。

    0
    2025年06月12日
  • 炎と血 I

    購入済み

    氷と炎の歌、その前日譚をとある歴史学者の独り言のような形式で語っている内容です。
    これらはあくまであり得たかもしれない内容であって、本当にあった真実とは異なる場合もあると思って読まなければならないです。

    0
    2025年04月10日
  • フォワード 未来を視る6つのSF

    Posted by ブクログ

    アンディ・ウィアー目当てで手に取ったが、傑作揃いで良かった。とくに、「夏の霜」の自己進化を続け次第に意図が読めなくなっていくAIの表現、「目的地に到着しました」の主人公の絶望を推測させる書き方が好きだった。楽しみにしてた「乱数ジェネレーター」はとにかく映像映えしそうな…いや内容的にはしないんだけど…そう感じてしまうような迫力のある舌戦で、まだまだ彼の作品が読んでみたくなるものだった。

    0
    2024年07月15日
  • 金色昔日【こんじきせきじつ】 現代中国SFアンソロジー

    Posted by ブクログ

    作品紹介・あらすじ

    北京五輪の開会式を彼女と見たあの日から、世界はあまりにも変わってしまった――『三体X』の著者・宝樹が、中国の歴史とある男女の運命を重ね合わせた表題作、『三体』の劉慈欣が描く環境SFの佳品「月の光」、春節シーズンに突如消えた列車の謎を追う「折りたたみ北京」著者の郝景芳による「正月列車」など、14作家による中国SF16篇を収録。ケン・リュウ編による綺羅星のごときアンソロジー第2弾。解説/立原透耶 本書は新☆ハヤカワ・SF・シリーズ『月の光 現代中国SFアンソロジー』を改題・文庫化したものです。
    〈収録作品〉
    序文
    ケン・リュウ
    夏笳(シアジア)「おやすみなさい、メランコリー」
    劉慈欣(リウ・ツーシン)「月の光」
    糖匪(タンフェイ)「壊れた星」
    韓松(ハン・ソン)「潜水艇」「サリンジャーと朝鮮人」
    程婧波(チョン・ジンボー)「さかさまの空」
    宝樹(バオシュー)「金色昔日」
    郝景芳(ハオ・ジンファン)「正月列車」
    飛氘(フェイダオ)「ほら吹きロボット」
    張冉(ジャン・ラン)「晋陽の雪」
    吴霜(アンナ・ウー)「宇宙の果てのレストラン――臘八粥」
    馬伯庸(マー・ボーヨン)「始皇帝の休日」
    顧適(グー・シー)「鏡」
    王侃瑜(レジーナ・カンユー・ワン)「ブレインボックス」
    陳楸帆(チェン・チウファン)「開光」「未来病史」
    エッセイ 王侃瑜/宋明煒(ソン・ミンウェイ)/飛氘

    *****

    中国SF短篇集で「折りたたみ北京」に続く第2弾とのこと。
    色々なタイプの作品が収められているので玉石混交なのだけれど、僕にとっては玉の方が多かった。
    「折りたたみ北京」は積読状態だし「三体」は長編過ぎて読むのを躊躇しているのだけれど、俄然読みたくなってきた。
    ただ700頁を超える文庫なので、上下巻に分けても良かったような気がする。
    読んでいてちょっと手が疲れてしまった(体力付けろ! ってことだろうか)。

    0
    2023年07月05日
  • フォワード 未来を視る6つのSF

    Posted by ブクログ

    アメリカが誇る実力派SF作家の中編集。
    仮想空間内のキャラクターが人格を持ち始める編者クラウチの「夏の霜」から始まり、今や泣く子も黙る、飛ぶ鳥を落とす勢いのアンディ・ウィアーの量子コンピュータでカジノをハックする「乱数ジェネレータ」で締める。どれもモダンでキャッチー。イマドキのSF。退屈な小片などひとつもなかった。
    SF的素養はいらない。ほんの少しの想像力で豊かな読書体験ができる。よかったなー。

    0
    2023年04月18日
  • 金色昔日【こんじきせきじつ】 現代中国SFアンソロジー

    Posted by ブクログ

    『金色昔日』は良かった。
    この手法で読ませるストーリーになっている。
    『月の光』もありそうな未来で面白かった。

    0
    2023年02月19日
  • 炎と血 II

    Posted by ブクログ

    本物の「歴史書」を読んでいるようだった。時代が過ぎるにつれ、登場人物も増え、同じ名前、似た名前も多く、巻末の家系図を確認しながら読んだ。そこもまた本当の歴史書みたいだった。

    0
    2023年01月25日
  • 炎と血 I

    Posted by ブクログ

    ターガリエン家の治世を綴った本。「アーチメイスター」が書いたという設定になっていて、最初は歴史書を読んでいるかのように感じた。小説としては味気ないようにも感じたのだが、読み進めていくと、どんどん面白くなっていった。

    0
    2023年01月05日