夜馬裕のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
厭な気持ちに浸れます
夜馬裕さんの厭な後味の怪談が大好きなので、一冊丸々堪能させていただきました。怪異が恐ろしいのか、生きてる人間が恐ろしいのか、分からなくなるような気分になれました。最後まで読むとまた初めから読み返したくなるような仕掛けの本です。2回目はまた違う怖さが堪能できそうで楽しみです。
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購入済み
特殊な趣味と怪奇
前作もそうだったが、よくこれだけのマイナーな趣味と怪談を集めたものだ。その趣味に関わるユニークな話が多く集まっている。目の付け所と実際に実現させたことに脱帽。
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購入済み
じっとりと怖い
夜馬裕さんの怪談は動画等で拝見していて、何とも言えない後味の悪さがクセになっていましたが、文章で読んでもまさに厭な感じが最高でした。解決せず、もやもやした終わりかたが多いですが、それが後味を引くような。今後のご活躍にも期待します。
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Posted by ブクログ
ネタバレ2025年6冊目。
TXQのなかでは「イシナガキクエを探しています」がお気に入りなのでどんな感じなのかと。そもそも3で終わりで、4が追加だっていう構成もわかってなかったから、「へぇ〜」ってなった。書籍が解明編になるのかと思ったけど、実際追加の追加という感じ。濃くなってはいるけどふわぁっとしたところもあり、むしろふわあっとした裾野はこれでまた広がったんじゃねぇか感もあるので、うん、そわそわするねなんとも。ラストでいきなり心霊っぽく、というか都市伝説的になるのワクワクしちゃうな。すきよ。
でもここにきて大量のイシナガキクエが世に放たれてる可能性が出てきて、それを踏まえた上での番組初回への大量の目撃 -
Posted by ブクログ
面白い。そして、怖い。
不慮の事故で娘を亡くしてしまった母親が、骨董市で売られていた日本人形を購入し、子供のように可愛がる。
その後、2人目の娘を授かり、人形への愛情が希薄になり、徐々に奇妙な現象が起き始める、という割とありがちなストーリー。
映像化向き、の作品だと思う。
まあ、映像化、映画からのノベライズなのだから、当たり前と言えば当たり前なのだけど。
ホラーはこれくらい単純の方が恐怖感を与えるという意味では良いのかもしれない、と感じた。
ただ、好みかと訊かれると「うーむ。。。」と唸ってしまうところがあり、なんでだろうと自問自答したら、鈴木光司さんの「リング」や貴志祐介さんの「十三番目 -
Posted by ブクログ
ネタバレ未だ不明瞭な点は残るが、より詳しい真相を知ることができて面白かった。
ある程度結末が書かれているため、人によっては考察の余地が無くなってつまらないという意見もあるようだが、私は真相を知りたかったため面白いと感じた。
TVerでのみ見れる4回目の放送の意図もわかり、またイシナガキクエの本体についても書かれておりなるほどと思った。だから写真が全て不明瞭なのかと。ただ、この写真を撮る意図はなんだったのだろうか。イシナガキクエの霊体を見つけ出し処置することが目的なのであれば、写真を撮らずにそのまま処置しても良さそうな気がするがそうしなかったのは、米原さんが写真を撮ることが好きだったからなのか。
またあ