尾道理子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白くなってきた。
今回は、まさに急展開のストーリーといえる。薫胡の正体が偽姫ではなく、本物の玄武公の娘であること、麒麟の血を引く彼女の「呪い」というのも前巻までで判明し、衝撃を受けていた。
また、作中では明確にされてはいないと思うが、何かと彼女の行く手に立ちはだかる尊武が薫胡を好きなのだろうという推測は容易にできていた。
今回、ついにその尊武が薫胡の正体を知るわけだが、作者は更に衝撃的な結末を用意していた。
何と尊武の正体があの「マゴイ」!?
麒麟の血を引く姫君を欲し、薫胡を何度となくさらおうとしたマゴイの一味なのか?
これはまったく想定外の展開であり、私も読みながら思わず叫び声を上げてしま -
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白くなってきた。
本巻では、ついに薫胡の出生の秘密が明かされ、皇帝黎司は、薬膳師の薫胡と玄武の后が同一人物だと知ることになる。皇帝にとっては、薫胡が男ではなく女であると知ったときの愕きより今回の方が更に衝撃であったに違いない。
それにしても、真実、薫胡が玄武公の一の姫とすれば、尊武は彼女の兄ということになる。見たところ、彼は薫胡に強く惹かれているようなのだがー。
皇帝も実の兄すら魅了されるのは、白龍が語った「麒麟の血の呪い」によるもなのか?
そんな混乱の中、朱璃とともに百滝の社まで子宝詣でに出かけていた薫胡がマゴイに狙われてしまう。
まだ尊武本人さえ気付いていない尊武の「妹」への恋情、 -
ネタバレ 購入済み
帝の予言
自分のために、先読みをしなくてはならなかった帝が、自分の敵であるはずの玄武の姫の言葉により、民のため予言を受けたいと思ったから、だよ!!!
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Posted by ブクログ
青龍の后を病から救い出したことで黄軍の将軍2人が味方についたものの、
ラスボス(だと私は思っている)尊武に正体を知られてしまった。
東都青龍では后の病に端を発した医術の混乱が生じ、
それを鎮めるための特使団長として、医術の都玄武の嫡男尊武を派遣すると黎司は決定した。
董胡の饅頭を気に入った尊武は董胡を使部として連れて行くと決め、ほぼ脅迫された董胡は同行するしかなくなってしまった。
ただ、尊武は単純ではないので、よくわからんなーって正直思う。
董胡に利用価値ありだと手元においているところも見受けられるし、
「なんかおもろいなコイツ」といった感じのペット的な扱いしている気もする。
自分を悪人だ -
Posted by ブクログ
ぎゃー!
ラスボスは玄武公なんかじゃなかった!
玄武一の姫としての妃と、薬膳師としての二重生活を続ける董胡。
すべては皇帝である黎司を支えるためです。
でも、自分の出自が忌むべきものかもしれず……
最年少で難関医師免許を取得し、麒麟寮を首席で卒寮した董胡だからもちろん優秀だし、富や名声のためでなく人助けをするために医師になったのだから、
目の前に困っている人がいたら助けずにはいられない性分で、
わかってはいるのだけど、ハラハラしっぱなしの王琳にひどく共感しています。
宿敵ともいえる玄武の尊武に正体がばれて、弱みを握られてしまいました。
どうするのがベストなのか、董胡といっしょに悩んでし -
Posted by ブクログ
董胡と鼓濤の二重生活(侍女頭代理で三重?)は
いつバレてしまうかと、ハラハラしっぱなし。
茶民や壇々の気持ちのほうに共感しがちです。
安否不明だった楊庵と再会できたことはなによりでした。
黎司と董胡は、お互いに正体を隠したまま
言葉を交わせるほどの距離での再会が叶いました。
黎司の正体は気づいてる董胡だけれど、気づかないフリで。
ていうか、あれ、そもそも董胡って男の子のフリしてたから………
真実を話すとしてもどこから話せばいいのやらってことになりそう。
これまで鼓濤の存在を無視していた皇太后さまから、突如お茶会のお誘いが来て、
さらにはそのお茶会にはラスボス玄武公をはじめとして、董胡を見 -
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購入済み
先が楽しみ
おもしろかったです。
テンポも展開もよくて、サクサク読めちゃいました。
薬膳にもうっすら興味がでてきました。
皇帝と妃、レイシとトウコ。
こらから先が楽しみです。