藤野智哉のレビュー一覧
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精神科医の方で発信していたり本を出してる人は沢山おられるけど、この本はとても日常的でゆるい気持ちの切り替え方の知恵、と言った感じです。自分と比べたらとても若い方ですが、落ち着きがあり、表面的な言葉の羅列ではなく、この人自身の生きる姿勢や感性を感じられ、生きづらさなどにそっと寄り添ってくれるような雰囲気があると思いました。気持ちの持ち方などはスッと取り入れられるようなものが多いと思います。
承認欲求を拗らせたり過剰な競争社会やマウントの取り合い、何かあると批判などに晒される世の中で、緩やかに静かに止まっているような、達観したようなものを感じました。読んで癒される文章だと思います。私が特にいいな、 -
Posted by ブクログ
不機嫌の中にある「怒り」と「悲しみ」についてまとめてある本だった。どちらもネガティブで、できれば感じたくない感情だけど、誰の中にも自然と湧いてくるもの。だからこそ、無理に消そうとするのではなく、ちゃんと名前をつけて、飼いならしていこう――そんな視点が印象的だった。
私自身、イライラや不安、ネガティブな思考が次々に浮かんでくると、「みんなもこんなに悩んでるのかな?」って思う。でも最近は「riinaさんって悩みなさそう」「いつも穏やかだよね」って言われることが増えた。きっとみんなも同じように感情を抱えながら、上手に隠して、スマートに生きてるだけなんだろうなと思う。
だからこそ、不機嫌も怒りも悲 -
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本書は真面目で優しい人で他人の期待やプレッシャーを過度に抱え込みやすい人に向けて、自分を犠牲にして他者へ尽くす行為は本末転倒と説く良書である。
自分を犠牲にする優しさや結局は自分自身に大切にしていないので、その他者への優しさの中身はからっぽになってしまう。だからまずは私やあなたが自分を大切にして、から周りの人に優しくするといいのだ。
仕事も家庭も人間関係やすべても自分一人で抱え込んではいけない。自分の中で調節しながら、もしくは精神科医、カウンセリングなど専門家の力を借りながら他者との距離感を調節していくことがいいだろう。
本著の本質は、「自分を大切にして幸せにしてこそ、周りの人も幸せにできる」 -
Posted by ブクログ
そのままの自分を生きていいんだよってたくさんの人が言われたがっているんだろうなと思った一冊。ところが、現実世界では、疲れているとき、弱っているときにそんな言葉をかけられないのではないでしょうか。本書のような内容が本になるということはそういうニーズがあるのでしょう。弱っているときに特に本書の前半を読めば、自分がかけてもらいたい言葉をかけてもらえる気がして、少し気がラクになるきっかけになるかもしれません。他人に期待しない、自助ですね。 中盤、内容がだれてしつこい感じがしたので☆マイナス1にしました。もっと短いほうが読みやすいです。
■他人を目指した先に理想の自分はいません
これ、結構無意識にやっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ
ちょっと疲れた時、自分の軸ではなく他人軸かも、他人の評価気にしすぎかも?と思ったときに読んでみると参考になることがあるので良いと思った。
要は考え方や自身の捉え方、あとがんばりすぎなくてもいい、今関わっている嫌いな人は100年後は皆灰になっているから
そんな人のために思い悩まなくていい。
自分に優しくしてあげることがポイントだと思った。
同じことが起きてもポジティブ思考の人はいまの状況をどう捉えるかな?
周りにいい結果残してたり周りに人が集まるひとがいたらその人になりきって思考転換する癖を身につけるといい。
今だったらチャットGTPにこの状況をスティーブジョブズならどう解決するか?
など問 -
Posted by ブクログ
去年の様に思い通りに時間が使えなくなってきた今年。
早起き出来なくなってきた時、
「このままじゃダメ」と何度も思った。
あれもしなきゃ、これもしなきゃと詰め込み過ぎていたかもしれない。
思いっきり惰眠を貪り、美味しものを食べて自分を労りました。素のままの自分を受け入れるのって怖くて現実から逃げたいことも多いけど、今は人生100年時代。こんな瞬間があってもいいのではないかと思う。
焦らないことが重要。
ネガティブ・ケイパビリティ精神を意識して、時間をかけて慣れていこう!
まずは変えられるところから変えて、より過ごしやすい環境に身をおくことを最善にしよう。