藤野智哉のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
なんとなく、避けがちなんだよな。現状の自分を肯定するような本。
だって、そうやってありのままの自分がこの資本主義の世界で取り残されても、そのありのままで良いって言葉は責任とってくれないから。
だけど、ただ現状を肯定する本じゃなくて、自分が変わることをポジティブには捉えている本だった。
変わろうと素直に自分が思えるタイミングか(休むを優先すべき時もある)
変わるべきで、無理に変わろうとしていないか
他人の評価ベースで、自分を変えようとしていないか
あくまで自分のために、自分の幸せを基準に変わると言う選択をしようね。
その前にまずは休むが必要なこともあるし、そもそもの自分を知る必要がある。
す -
Posted by ブクログ
ネタバレ絵本専門の移動図書室"ASHI"。
改造したフードトラックにたくさんの絵本を乗せて、街のあちこちで自由に開業する。不定期だけど休日だけでなく平日の夜、仕事帰りに寄れるのが嬉しい。
子供だけでなく、普段忙しくしている大人にも息抜きの出来るの場で、美味しいコーヒーも飲める、という嬉しいオマケも付いてくるなんて最高だ。
ちょっとした気分転換に加えて、静かに自分自身と向き合うことが出来る場は本当に貴重だと思う。
文字が少なく優しいタッチの絵を見る、というのはそれだけで癒しになる。
それに読み手の心を反映して幾通りの捉え方も出来ることから、それぞれの不安要素と向き合い自分なりの答え -
Posted by ブクログ
「どうして自分が好きじゃないの?」
って問いかけてみて、出た答えの前提に他人がいたならば是非読むべきだと思った。
私は自分の顔やコミュニケーション能力の低さが嫌だった。しかし、考えてみるとそれは過去に他人に指摘されたことをいつまでも恨んでいるだけだったり、勝手に人と比べて落ち込んだりしているだけだった。要は、根本には相対的な評価があるんだなと。この本を読んでそれに気付かされた。
自分を好きになれない人には、些か考え方の癖があるらしい。
特に記憶に残っているのが、「『完璧主義』でいようとする」というもの。この、「完璧主義」のトリガーとなっているものの一つに世間体が有る。「完璧でいれば認めら -
Posted by ブクログ
この著者が雑誌に出ていたので、どんな本を書いているのかなと思って、読んでみた。
誰かの決めた価値観やルールに合わせて頑張らなくても、自分を大切にして時には頑張らないで休んでもいい、と勧める内容。
今の時代はみんな忙しくて、やることが多くて、そんな中、タイパ、コスパを追及して、人より一歩抜きん出ることを教える本が多い中で、その逆を行く、さぼってもいいし、できないことはできないでいいじゃないか、という内容。
どっちも正しくて、元気な時は前者の本を読んでやる気を出して、疲れているときはこの本みたいな内容にほっとするというのがいいのかなと思う。
明日から本気を出すと言っているうちに人生が終わっても -
Posted by ブクログ
最近、職場の人間関係に疲れて、ふと手に取った本。私には腑に落ちる内容で、心が救われました。
備忘録として心に響いた言葉を。
・たいていのことは、まあいっかで。
・時間はすなわち命。
自分が嫌いな人のために自分のいのちを使わない。
・毎日を頑張って生きている、どうしようもなく普通に泥臭く生きている自分を、そろそろ認めてあげましょう。
・コミュ力を磨くには、
相手の意見を受け止める。いい、悪いをジャッジしない。
・人の人生にケチをつける「勝手にコメンテーター」は、気にしない。
・嫌なことを言われたら、嫌なことを言う人生じゃなくて良かったなと思う。
大体が遠回りな羨ましいだから。
特に気に入 -
Posted by ブクログ
この著者が雑誌に出ていたので、興味を惹かれて読んでみた。
タイトルの通り、いわゆる自己肯定感を高める内容。
さんざんこの手の本は読んできているので、今さら新しい内容もないのだけど、たまにこういう本を読むのも悪くない。改めて「そうそう!」と思うから。
・人からどう見られるか、を気にしない。嫌なことは断る。判断軸は自分に置く。
・他人と比べない。見せかけの情報に幸せはない。
・完璧を目指さない。「~べき」にとらわれない。
・他人に白黒つけない。いい面も悪い面もあるのが普通。
・やりたいことは、「今」行動に移す。「いずれ」「いつか」は来ないかもしれない。
・人を羨んでいる暇があったら、自分の人生