安田佳生のレビュー一覧
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前著でありベストセラーである、「仕事ができる人できない人」の前に読むと良いかもしれません。中小企業向けに新卒者を仲介する、?ワイキューブの経営者です。「働く」とは?「人生」とは?を語ります。「すでに高度成長期は終わったのだから、仕事に楽しさを求めてもいい」「話好き≠接客上手」「職種とやりがいのあるないはリンクしない」「できない人の底上げをするのでなく、先頭を走る人をどれだけ前にだすか。その人が進めば全体もついてくる」など採用業に長年たずさわった安田氏ならではの切り口で仕事論が展開されます。「実は自らにリーダーシップがないが社長業は好きだ」「劣等感から努力する姿勢が生まれる」「社長は社長しかでき
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中小企業の人材採用を支援するワイキューブ社社長の安田氏の新著です。前著の人材論、仕事論から、中小企業の経営者の問題に切り込みます。ワイキューブ社の顧客である中小企業の社長に「あなたは会社をつぶす」と言う勇気。しかし、その中身は会計事務所の担当者として経営者に日常的に接する私が痛感する内容です。「環境が悪い」「社員が悪い」それでいて自分は「変わらない」。高度成長期の「成功体験」が変化を邪魔をする…。本当にその通りだと思います。この本は是非経営者の方に読んでいただきたいと思います。また、経営者の方よりも社員さんの方が先に読んでしまった場合、社員さんから見切りをつけられる可能性大です。
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成長できる人は間違った階段を登らなかった人ではない。間違えたと気づいた瞬間に、躊躇せずに今いる階段から飛び降りることができた人なのだ。例えば現場の社員から係長になり課長になり部長になっていく時、一見するとキャリアを積み重ねているように見えるが、本当は立場が変わるたびにリセットしなければ、役職にふさわしい成長は望めない。
日本はこれまでアメリカお手本に1人量を追求することで成長してきた。しかしその延長線上に文化は無い。その事はアメリカの食事を見てみるとよくわかる。今世界で1番お金持ちの国アメリカの食事は、世界一まずい。それはこの国の価値の判断基準が、まだ文化ではなく公立であることを物語っている -
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やりたいことを探す、よりやりたくないことを探して、やりたいことを決める。
声を大きく出す。売り上げが上がる。自信を持っているように思われる。
今わからないことも、真剣に考えれば理解できるようになる。
教育では人は育たない。素材がすべて。
能力の有り無しと経験の有り無しで四つに分ける
即戦力(有り有り)、戦力外(無し無し)、未来の戦力(有り無し)、即害力(無し有り)。
中途採用は即戦力ばかり求めるので採用できない。
即害力は避ける。
未来の戦力に目を向ける。
問い合わせを金で買うという発想=宣伝広告にお金をかける。
社員は、豪華なオフィスやバーは一年しか喜ばない
社長の見た目が採用に影響 -
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ネタバレ人材コンサルタント会社のワイキューブ代表だった著者。会社を立ち上げてから倒産するまでが書かれている。感じたのは、著者は会社員生活が向いていなかったということ。決められたことを淡々とやることが苦手な傾向があり、決められた組織で働くことが向いていなかったとしか思えない。
会社を立ち上げたものの、その運営にも稚拙さが感じられる。成果が出ていないのに、給料を多く出していたり、バーなど華美な施設を作ったり、高い立地に本社を置いたりすることで。優秀な人材を得ようとしていた。これでは、本当に優秀な人材は集まらないと思った。
そうしたことよりも、違ったアプローチで従業員のことを考え、顧客のことを考えて行動する -
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1章 成果を生み出す「時間」のとらえ方―時間の常識はゴミ箱へ(勤勉は悪、努力は報われない
残業をやめれば給料は増える ほか)
2章 利益をもたらす「お金」の上手な使い方―お金の常識はゴミ箱へ(経営とは買い物だ
「お金は血と汗と涙の結晶」という考えを捨てる ほか)
3章 大成する「いい男」「いい人材」の見抜き方―人を見る目の常識はゴミ箱へ(男性アイドルの頂点は髪型でわかる
変化値は捨てられるものの量で決まる ほか)
4章 トレンドを捨て、「本質」を貫く考え方―常識を捨てる勇気ある決断(即決にこそ、価値がある
大きいことはもはや安定ではない ほか) -
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・人材には育つ人材と育たない人材がいる。
→社長以上の人材は来ないし、向き不向きはかなり大切。
・ビジネスマンとしての必要な素質
素頭のよさ、素直さ、エネルギー量
→これらは、訓練で増えたりするものではない。
→素直さ:自分の価値基準を持っているコト
→エネルギー量:人生の目標のバーの高さ、モチベーション
・やりがいのある職種があるわけではなく、その人がやる仕事に期待ががかかっているときに「やりがい」が生まれる。
・スピードとクオリティは比例する
→「仕事をスタートさせるまでの速さ」がポイント
・手を抜かないでやることを自己評価の基準においた人は本物の「プロセス重視」だ。 -
Posted by ブクログ
・どんな生き方をしたいのか分からないのに、仕事を選ぼうとすると無理が生じる
・悔いとは、「できなかった」という結果に対して抱く感情ではない。「やらなかった」というプロセスに対して抱く感情だ
・仕事をすることそのものが目的ではなく、仕事を通じて何を実現したいのかが大事
・過去の実績が未来を決めるのではない。未来が過去を評価するのだ
・成長とは、できなかったことができるようになること
・変われる人と変われない人の違いは、ただ、「気付くかどうか」だけ。この「気付き」がなければ、本を読んでも、知識が増えても、人は変わらない
・誰と働くか、は想像以上に仕事の質に直結する
・人間の行動の9割